劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜が、2026年10月23日(金)よりSCREEN X & 4DX & ULTRA 4DXで上映される。9月17日には劇場本予告も解禁された。さらに劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKも、2027年に同じ3形式での上映が決定している。
ここで押さえておきたいのは、本作が新作映画ではないということだ。2013年4月から9月にかけて放送されたテレビアニメ Season 1 の全25話を再編集した劇場版2部作の前編であり、オリジナルの公開は2014年。つまり約12年ぶりに、あの総集編がスクリーンへ戻ってくる。
そして今回の目玉は上映形式そのものにある。左右の壁面にも映像が投影される3面マルチプロジェクション「SCREEN X」での上映は、『進撃の巨人』シリーズ初だ。超大型巨人が壁を蹴破るあの場面を、視界の端まで巨人で埋めて浴びることになる。
オレは2014年の初公開当時、平日の夜に一人で観に行った口だ。テレビで全部観ていたのに、劇場の音量で聴く「紅蓮の弓矢」に完全にやられて帰ってきた。あれをScreen Xでやられたら、たぶん無事では済まない。
劇場版『進撃の巨人』前編はいつ公開?上映形式は?
劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜は、2026年10月23日(金)よりSCREEN X & 4DX & ULTRA 4DXにて上映される。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜 |
| 上映開始日 | 2026年10月23日(金) |
| 上映形式 | SCREEN X / 4DX / ULTRA 4DX |
| 作品の位置づけ | テレビアニメ Season 1(全25話)を再編集した劇場版2部作の前編。オリジナル公開は2014年 |
| 主題歌 | Linked Horizon「紅蓮の座標」 |
| 音楽 | 澤野弘之(劇伴およびエンディングテーマ) |
約12年ぶりの劇場公開という点が効いている。Season 1 の放送は2013年。当時リアルタイムで追っていた層はもう十年以上を『進撃』と過ごしたわけで、完結を見届けたあとにもう一度「始まり」を観る構図になる。これは総集編の再上映というより、答え合わせに近い体験だ。
SCREEN Xとは?4DX・ULTRA 4DXとの違いは?
SCREEN Xは、正面のスクリーンに加えて左右の壁面にも映像を投影する3面マルチプロジェクション方式の上映システムだ。『進撃の巨人』シリーズでは今回が初導入となる。
2026年10月23日に劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜、2027年に劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKが、SCREEN X & 4DX & ULTRA 4DXにて上映決定!シリーズ初となる、左右の壁面にも映像が投影される3面マルチプロジェクション映画上映システム「Screen X」で上映します!
引用元:TVアニメ「進撃の巨人」公式サイト
3つの形式の違いを整理しておく。SCREEN Xは視界270度まで映像が広がる「画」の拡張、4DXはシートの可動・風・水しぶきといった体感効果を加える「身体」の拡張、そしてULTRA 4DXはその両方を融合させた上位形式だ。
| 形式 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| SCREEN X | 左右の壁面まで映像が広がる3面投影 | 巨人の巨大さ・立体機動の高度感を味わいたい人 |
| 4DX | 座席の可動・風・水などの体感効果 | 立体機動装置の疾走感を身体で受けたい人 |
| ULTRA 4DX | SCREEN Xと4DXを融合した上位形式 | 一度で最大量を浴びたい人 |
気になる点も書いておく。総集編はもともとテレビ放送用に作られた映像が土台であり、左右の壁面へ広げる映像は追加演出として構成される。全編にわたって3面がフル稼働するわけではないはずだ。とはいえ、超大型巨人の登場シーンや立体機動のカットで壁面が生きるのは想像に難くない。
劇場本予告では何が見られる?主題歌と音楽は?
9月17日に解禁された劇場本予告は、エレンら訓練兵団が巨人に挑む姿を軸に構成されており、物語の「始まり」を堪能できる映像に仕上げられている。
主題歌はLinked Horizonの「紅蓮の座標」。テレビアニメ版のオープニング「紅蓮の弓矢」ではなく、劇場版のために用意されたこの曲がタイトルバックを飾る構造は当時から変わらない。そして劇伴とエンディングテーマは澤野弘之氏が担当する。
音で浴びる作品だからこそ劇場の意味がある
『進撃の巨人』の音楽は、コーラスと弦とドラムが同時に暴れる密度の高い作りだ。テレビのスピーカーではどうしても団子になる帯域が、劇場の音響だと素直に分離して聴こえる。総集編をあえて劇場で観る価値の半分は、正直この音にある。
制作面も触れておこう。テレビアニメ Season 1 は荒木哲郎監督のもとWIT STUDIOが手がけ、本作はその映像を再編集した総集編にあたる。劇場版の監督は林祐一郎氏だ。2013年の作画を2026年の大画面で観直すことになるわけだが、あのシリーズの立体機動作画は今なお通用するはずだ。
完結編 THE LAST ATTACK はいつ上映される?
劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKは、2027年にSCREEN X & 4DX & ULTRA 4DXでの上映が決定している。具体的な公開日は本稿執筆時点(2026年9月)で発表されていない。
つまり2026年10月に「始まり」を、2027年に「終わり」を、同じ上映形式で浴びられるという流れが公式に敷かれた形だ。前編と完結編を同じ座席の揺れと同じ3面の広がりで通して体験できる機会は、そう何度も来ない。
注意しておきたいのは、SCREEN XやULTRA 4DXが対応劇場の限られる形式だという点だ。近隣のシネコンに設備がない地域も普通にある。上映開始前に対応館のリストと座席の位置を確認しておくことを強くすすめる。……オレは前回4DXで前方席を取って、一本観終わる頃には軽く酔っていた。あれは後方寄りが正解だ。
劇場版『進撃の巨人』前編は観に行くべきか?
結論として、完結編まで見届けた人ほど、この10月23日は取りにいく価値がある。終わりを知ったうえで始まりを浴び直す体験は、初回では絶対に成立しないからだ。
要点を再掲する。劇場版『進撃の巨人』前編〜紅蓮の弓矢〜は2026年10月23日(金)よりSCREEN X & 4DX & ULTRA 4DXで上映。テレビアニメ Season 1 全25話を再編集した劇場版2部作の前編で、オリジナル公開は2014年、約12年ぶりの劇場公開となる。主題歌はLinked Horizon「紅蓮の座標」、劇伴とエンディングテーマは澤野弘之氏。SCREEN Xでの上映はシリーズ初。完結編 THE LAST ATTACKは2027年に同形式で上映予定だ。
総集編の再上映という言葉から想像されるより、はるかに企画として真っ当だ。完結編まで走り切ったシリーズの「第1話の衝撃」を、シリーズ初のSCREEN Xで再提示する。しかも2027年の完結編上映へ直接つながる導線になっている。一方で、素材がテレビ放送用の映像である以上、3面投影が全編で効くわけではない点は期待値を調整しておきたい。対応劇場が限られる形式でもあるので、行けるかどうかは住んでいる場所にかなり左右される。
あの日の壁の穴を、視界いっぱいでもう一度。10月23日、対応館のチェックから始めよう。
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スニッカー北村











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