『楽園追放 -The Stellar Angel-』が2026年11月26日(木)にNintendo SwitchとSteamで発売される。価格はダウンロード版5,280円、パッケージ通常版6,380円、限定版11,880円(すべて税込)。予約はすでに開始されている。
本作は2014年の劇場アニメ『楽園追放 -Expelled from Paradise-』の後日譚を描く、シリーズ初のSFビジュアルノベルだ。アンジェラ・バルザックとディンゴが再び組み、荒廃した地球で「平行植物」の謎に挑む。
そして重要なのが発売日のタイミング。劇場アニメ最新作『楽園追放 心のレゾナンス』の公開が2026年11月13日——つまりゲーム発売のわずか13日前だ。これは偶然じゃない。本作は初代映画と最新作をつなぐミッシングリンクとして設計されている。
正直、12年越しの後日譚がノベルゲームで出るって聞いたときは「なんで今?」と思った。でも公開スケジュールを並べて理解した。映画を観てから、この隙間を埋めに行く構成なんだ。
『楽園追放 -The Stellar Angel-』はいつ発売?価格・対応機種まとめ
発売日は2026年11月26日(木)、対応機種はNintendo SwitchとSteam(PC)の2機種だ。日本語と英語に対応する。
| エディション | 価格(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| ダウンロード版 | 5,280円 | ゲーム本編 |
| パッケージ通常版 | 6,380円 | ゲーム本編(Switch) |
| パッケージ限定版 | 11,880円 | 書き下ろし小説+タペストリー+OST+しおり |
開発はStudio51株式会社、東映アニメーションとの共同事業として制作されている。シナリオは手代木正太郎——前日譚小説『楽園追放 mission.0』を書いた人物だ。原作の空気を知り尽くしたライターが担当している点は、信頼材料として大きい。
限定版の特典内容は?書き下ろし小説『風の白鯨』約70ページ付属
限定版11,880円には、書き下ろし小説を含む4点の特典が付属する。通常版との差額は5,500円だ。
- 書き下ろし小説『風の白鯨』(約70ページ)
- オリジナルB2タペストリー
- オリジナルサウンドトラック
- エンジェルウィング・メタルブックマーカー
約70ページの書き下ろし小説というのが地味に効く。ビジュアルノベル本編とは別の視点で世界を補完してくれるなら、5,500円の差額は妥当な範囲だと思う。タペストリーとOSTがついてこの価格なら、シリーズのファンは限定版一択でいい。
「K2システム」とは?KIZUNAとKAKUGOで変わる分岐
本作最大のシステム的特徴が、選択肢システム「K2システム」だ。プレイヤーは局面ごとに「KIZUNA(絆)」か「KAKUGO(覚悟)」のどちらかを選ぶ。
| 選択 | 方向性 |
|---|---|
| KIZUNA | 人としての情・他者とのつながりを重視する |
| KAKUGO | 使命を貫き、覚悟をもって決断する |
この選択がアンジェラの人格形成、人間関係、そしてマルチエンディングへの分岐に影響する。単なる二択ではなく「アンジェラがどんな人間になっていくか」を積み上げていく仕組みだ。
これ、原作を知ってる人ほど「うまい」と思うはず。アンジェラはディーヴァという電脳社会から追放されて生身の肉体で地上に降りた女性で、まさに「情」と「使命」の間で揺れた人物だった。その揺れをそのままシステムに落とし込んでいる。
物語の舞台は?西暦2400年・平行植物と巨大ワーム
舞台は西暦2400年。アンジェラはディンゴとともに、荒廃した地上で「なんでも屋」を営んでいる。そこに、地球上で急速に繁殖する謎の新生物「平行植物」と、人を襲う巨大ワームが現れる。
砂漠の町スヴァルガを中心に、陰謀が動き出す——というのが大筋だ。前作映画のラストでアンジェラとディンゴが地上に残る選択をしたところから、地続きで話が始まる形になる。
「平行植物」という言葉に反応した人もいると思う。イタリアの美術家レオ・レオーニによる架空博物誌の概念で、時間や空間の法則から外れた植物のことだ。SF作品でこの名を持ち出すということは、単なるモンスターパニックでは終わらせないという宣言だろう。
劇場アニメ『心のレゾナンス』との関係は?発売13日前に公開
本作は劇場アニメ最新作『楽園追放 心のレゾナンス』へと物語がつながる位置づけだ。映画の公開は2026年11月13日、ゲーム発売はその13日後の11月26日となる。
| 作品 | 時期 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 『楽園追放 -Expelled from Paradise-』 | 2014年公開 | 初代劇場アニメ |
| 『楽園追放 心のレゾナンス』 | 2026年11月13日公開 | 完全新作の続編映画 |
| 『-The Stellar Angel-』 | 2026年11月26日発売 | 初代の後日譚ゲーム |
『心のレゾナンス』は監督・水島精二、脚本・虚淵玄という初代と同じ布陣で、新主人公ガブリエルと機械外骨格「アーハン」が登場する。制作は東映アニメーション×ニトロプラスだ。
つまり、映画を観る→ゲームで初代からの空白を埋める、という流れが想定されている。逆に言えば、ゲームだけ先に手を出すと映画のネタバレを踏む可能性がある。11月は忙しくなるけど、順番を守ったほうが確実に体験としては強い。
予約はいつまで?限定版は早めが安全
予約は2026年8月21日から開始されており、現時点で明確な締切は公表されていない。ただしパッケージ限定版は生産数が限られるため、早めの確保を推奨する。
ビジュアルノベルの限定版は、映画公開のタイミングで一気に注目が集まって在庫が飛ぶパターンがある。11月13日に映画を観た人が「ゲームも買うか」と動き出したら、そこから注文しても間に合わない可能性は普通にある。欲しいと決めているなら、いま押さえておくのが正解だ。
ちなみにSteam版はダウンロード版のみで、パッケージはSwitch専用となる。物理特典が欲しいならSwitch一択だ。
まとめ|12年越しの後日譚は、映画とセットで味わうべきだ
『楽園追放 -The Stellar Angel-』は2026年11月26日(木)にNintendo Switch/Steamで発売。価格はDL版5,280円、パッケージ通常版6,380円、限定版11,880円(すべて税込)だ。
シナリオは『楽園追放 mission.0』の手代木正太郎、開発はStudio51×東映アニメーション。西暦2400年を舞台に、アンジェラとディンゴが「平行植物」の謎に挑む。選択肢システム「K2システム」でKIZUNA(絆)とKAKUGO(覚悟)を選び、マルチエンディングへ分岐する。
劇場アニメ『楽園追放 心のレゾナンス』が11月13日公開、その13日後にゲーム発売。この2作は明確に連動しており、映画→ゲームの順で追うのが公式が想定した体験順だ。
「なぜ今ノベルゲーム?」という疑問は、映画公開日を見た瞬間に解ける。これは単発の外伝ではなく、12年空いた初代と新作映画の橋を架けるための一本だ。シナリオに前日譚小説の書き手を据え、K2システムでアンジェラの人格変化そのものを遊ばせる設計も理にかなっている。気になるのはビジュアルノベルというフォーマットが、あの映画のアクションの熱量をどこまで補えるか。ただ本作が担うのは「熱」ではなく「間(あいだ)」なので、そこは求めるところが違うのだろう。
11月13日に映画、11月26日にゲーム。この2週間の順番だけは間違えないでほしい。
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小田のっこ










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