「音楽×戦争×異能」——このジャンルの組み合わせを聞いた瞬間、何かが動くはずだ。ジャンプSQ.連載中の漫画『戦奏教室』が2027年TVアニメ化を発表した。制作はサイバーエージェントグループの新スタジオ「CA Soa」、CG制作は『GANTZ:O』などで実績のある白組が担当する。
2022年6月号から連載が始まり、ダークファンタジーとバトル漫画が融合した独自の世界観で読者を引きつけてきた作品だ。「音を光の筋として視認できる少年が、異能者集団の中で成長していく」——設定を聞いただけでわかる、少年漫画の文法をきちんと踏まえつつ、既視感のない味がある。秋葉原の書店でポップを見かけてから気になってたんだが、ついにアニメ化か。
CA Soaにとって第1作目となるアニメということも注目点だ。新スタジオの初陣として「戦奏教室」を選んだのは、白組のCGとの相性を考慮した選択だろう。約4分のティザーPVが本日公開済みで、そのクオリティが既にネットで話題になっている。
『戦奏教室』とは?——中世ヨーロッパ×音楽×異能バトルの戦記ファンタジー
「戦奏教室」は原作:空もずく、作画:十森ひごろによるダークファンタジー漫画。2022年よりジャンプSQ.(集英社)にて連載中の作品だ。中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、音楽と戦争が融合した独自の世界観を描く戦記ファンタジーであり、異能力者「枝憑き」たちが塔をめぐる争いに巻き込まれる物語だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 戦奏教室 |
| 原作 | 空もずく(原作)/十森ひごろ(作画) |
| 掲載誌 | ジャンプSQ.(集英社) |
| 連載開始 | 2022年6月号 |
| TVアニメ放送時期 | 2027年 |
| アニメ制作 | CA Soa(サイバーエージェントグループ新スタジオ) |
| CG制作 | 白組 |
| ジャンル | ダークファンタジー・異能バトル・戦記 |
「音を光の筋として視認する」という主人公リュカの特殊感覚は、音楽と戦闘を結びつける本作の核心だ。ただ異能力を持つ少年が戦う話ではなく、「音楽の世界への憧れ」と「戦争の現実」が交差する構造が読者を引きつけている。単純なファンタジーバトルではないところが、ジャンプSQ.の中でも異彩を放っている所以だろう。
あらすじ——傭兵団のラッパ手から枝憑き分隊隊長へ
頭に枝の生えた少年「リュカ」は、戦争を生業とする傭兵団でラッパ手として使われながら、楽師になることを夢見ていた。ある戦いの中で特別な力が《発芽》するリュカ——彼は「枝憑き」として覚醒し、国の最高権力者「塔下」に引き抜かれることになる。
異能者の集まりである枝憑き分隊の隊長として、リュカは「塔」を巡る争いに身を投じていく。同じ枝憑きの少女・ゾーイや、他の仲間たちとの出会いが、傭兵団の使い捨てラッパ手だったリュカの運命を大きく変えていく——これが「戦奏教室」の骨格だ。
「楽師になりたい少年」が「戦場の異能者部隊の長」になるという落差のあるキャラクター設定は、少年漫画の王道でありながら音楽という要素でユニークな色付けがされている。ゾーイとの関係性がどう描かれるかも注目だ。
制作スタッフ——CA Soaの第1作にして白組CGとの融合
アニメ制作を担当するCA Soaは、サイバーエージェントグループが立ち上げた新アニメスタジオだ。「戦奏教室」がCA Soaにとって第1作目となる。新スタジオの初陣として「戦奏教室」が選ばれた背景には、本作のCGアクションとの相性があるはずだ。
| 役職 | 担当者 |
|---|---|
| 監督 | 綿田慎也 |
| シリーズ構成 | 土屋理敬 |
| キャラクターデザイン | 千葉道徳 |
| アクションアニメーター | 有澤寛 |
| コンセプトデザイン | 海老川兼武 |
| プロップデザイン | 柳瀬敬之 |
| 音楽 | 湖東ひとみ |
| CG制作 | 白組 |
コンセプトデザインに海老川兼武が入っているのは注目ポイントだ。「機動戦士ガンダム00」シリーズや「コードギアス」など大型メカ作品を多数手がけてきた実力者であり、中世ファンタジー世界の武器・道具・建築物のビジュアル設計に確実な強みを発揮するはずだ。プロップデザインの柳瀬敬之も「マクロスΔ」等のメカデザインで知られる。本作の世界観を支えるビジュアルチームの布陣は厚い。
公開された約4分のティザーPVでは、白組のCGと劇伴音楽が融合した映像クオリティが確認できる。「戦奏(音楽+戦争)」というコンセプトをそのまま映像化した仕上がりで、CGを使いながらも2Dアニメとの親和性を保った表現になっているようだ。
まとめ:戦奏教室は2027年TVアニメ化——CA Soa×白組の新スタジオ第1作に注目
ジャンプSQ.連載中の異能戦記ファンタジー漫画『戦奏教室』が2027年にTVアニメ化。アニメ制作:CA Soa(サイバーエージェント新スタジオ・初作)、CG制作:白組。監督:綿田慎也、シリーズ構成:土屋理敬、キャラデザ:千葉道徳。コンセプトデザインに海老川兼武、プロップデザインに柳瀬敬之が参加。ティザーPVは約4分で本日公開(2026年6月30日時点の情報)。
「音楽×中世ダークファンタジー×異能バトル」という組み合わせの漫画が、新スタジオCA Soaの第1作として選ばれた意味は大きい。白組のCGと中世世界の相性は高く、ティザーPVを見る限りビジュアルへの投資は本物だ。2027年放送まで原作で予習しておくのが吉だろう。ジャンプSQ.の連載陣の中でも異質な個性を持つ作品が、アニメでどう化けるかが楽しみだ。
リュカの《発芽》は、2027年にアニメで開く。
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スニッカー北村














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