結論から言おう。Cygames初のAAAタイトル『Project Awakening』が、発表から約10年を経てついに開発が本格化した。開発エンジンは内製の「Cyllista Game Engine」からUnreal Engine 5へ変更され、目指す方向性は「ハイパーフォトリアル」。ディレクター陣は「これから一気に加速していく段階」と語っている。
2016年8月の「Cygames NEXT 2016」で初お披露目されて以来、2018年のティザー映像を最後に長らく続報が途絶えていたタイトルだ。「開発中止では」という噂がSNSで飛び交うこともあったが、公式は都度否定してきた。正直、10年越しの続報にここまで安堵したファンも多いはずである。
今回の情報公開は2026年7月10日、CGWORLDのインタビュー記事という形で明らかになった。開発は『グランブルーファンタジー リリンク』を完成させたスタッフが主軸として合流しており、いよいよ本腰を入れた体制になったことがうかがえる。この記事では開発体制の変化、目指すグラフィック水準、これまでの経緯までを一次情報ベースで整理する。
先に要点をまとめると、対応プラットフォームはPS4(2018年時点で決定)、開発エンジンはUE5に刷新、13世紀ヨーロッパを下敷きにした世界観でハイパーフォトリアルな映像表現を目指す。発売日は依然として未発表だ。詳しく見ていこう。
『Project Awakening』とは?発表から10年の歩みを振り返る
『Project Awakening』は、Cygamesが2016年8月開催の「Cygames NEXT 2016」でハイエンドコンシューマー向けタイトルとして発表したオープンワールドアクションRPGだ。ディレクターは多胡俊司氏、アートディレクターは相場良祐氏が務め、中世風の戦士が巨大モンスターと戦うゲームプレイトレーラーは2018年9月の「PlayStation LineUp Tour」で公開された。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Project Awakening |
| ジャンル | オープンワールドアクションRPG |
| 対応プラットフォーム | PS4(2018年時点で決定) |
| 開発エンジン | Unreal Engine 5(旧・内製Cyllista Game Engineから変更) |
| 初出発表 | 2016年8月「Cygames NEXT 2016」 |
| 最新トレーラー | 2018年9月「PlayStation LineUp Tour」 |
| 受賞歴 | VFX-JAPANアワード2019 ゲーム映像部門 最優秀賞 |
| 発売日 | 未発表 |
発表から10年、Cygamesの大型オープンワールド『Project Awakening』、ついに開発が本格化。ゲームエンジンは内製から「UE5」に、狙うのは”ハイパーフォトリアル”。
引用元:AUTOMATON
2018年のトレーラーが受賞するほどの映像美を誇っていたにもかかわらず、その後の沈黙が長かっただけに「本当に出るのか」と半信半疑だったファンも少なくないだろう。バツ2のオレが言うのもなんだが、10年も待たされると流石に忘れかけていた。それだけに今回の続報は久々に胸が熱くなるニュースだ。
開発エンジンがUE5に変更された理由は?目指す映像表現とは
今回明らかになった最大の変化が、開発エンジンの刷新だ。これまで使用していたCygames内製の「Cyllista Game Engine」から、業界標準の「Unreal Engine 5」へと切り替えられた。目指すグラフィックの方向性は「ハイパーフォトリアル」で、舞台設定は13世紀ヨーロッパを下敷きにしているという。
キャラクターモデルも全面的に作り直されている。2019年以降に3Dスキャン機材がアップグレードされたことで、旧世代のスキャンデータとの解像度差を統一する必要が生じたためだ。地道だが、映像品質へのこだわりが伝わってくる話である。
UE5への移行は開発効率と表現力の両立を狙った判断だろう。近年の大作オープンワールドタイトルの多くがUE5を採用している流れを踏まえると、妥当な選択と言える。「GOTY獲得を本気で目指す」という開発陣の発言からも、単なる続報ではなく本気度の高いプロジェクトであることが伝わってくる。
開発体制はどう変わった?『グラブルリリンク』スタッフが合流
今回の本格化を後押ししているのが、人員体制の変化だ。2024年にリリースされた『グランブルーファンタジー リリンク』の開発を完了したスタッフが、次の主軸プロジェクトとして『Project Awakening』に合流し始めているという。
『リリンク』はアクションRPGとして高い評価を獲得した実績があるタイトルだ。そのノウハウを持つチームが加わることで、長らく足踏みしていた開発が実際に前進する土台が整ったと見ていいだろう。今回の情報公開自体が採用活動の一環として行われている点からも、開発規模を拡大していく意志がうかがえる。
まとめ:『Project Awakening』はいつ発売される?続報に注目
あらためて要点を整理する。『Project Awakening』は2016年発表のCygames初AAAタイトルで、2026年7月についに開発が本格化したことが判明した。開発エンジンはUE5に刷新され、13世紀ヨーロッパを舞台にしたハイパーフォトリアルな映像表現を目指す。『グラブルリリンク』の開発を終えたスタッフも合流し、体制は拡大中だ。ただし発売日は依然として未発表のままである。
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10年の沈黙を破っての本格始動は、正直「まだ生きていたか」という驚きと安堵が半分ずつだ。UE5移行とベテランスタッフの合流という材料は揃った。あとは発売日の発表を気長に待とう。
10年待ったファンにとって、あと数年はもう誤差の範囲だろう。
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スニッカー北村
※本記事は2026年7月11日時点の公式発表・報道情報を基に執筆しています。発売日等の詳細は今後発表される可能性があります。












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