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ウィザードリィといえば迷宮に潜ってモンスターを狩り、装備を整え、またさらに深く潜る――その繰り返しが快感のダンジョンRPGだ。だが2000年12月にスターフィッシュとタイトーが送り出した『ウィザードリィ エンパイア ~古の王女~』は、そのお馴染みのサイクルに「パーティ相性」という爆弾を仕掛けてきた。種族と性別の組み合わせで攻撃力にボーナスがつくこともあれば、ペナルティで火力がガタ落ちすることもある。適当に強いキャラを並べただけでは勝てない。
さらに厄介なのが、Wizardry #6以降の著作権問題を回避するために作られた独自呪文体系だ。ティルトレイ、マハディア、ロークディア、マハロール……名前だけでは何の呪文か見当もつかない。攻略本なしでは呪文の取捨選択すら覚束ないだろう。だが逆に言えば、この独自性こそが古の王女をただの「日本製Wiz」で終わらせなかった理由でもある。
この記事では、PS1版に準拠して全3ダンジョン18階のフロアマップを座標つきで掲載し、カシナート帝国の興亡を追う攻略チャートと、つまずきやすいポイントをまとめた。マップは各階とも東西20×南北20マスのオートマップ画面から抽出したSVGで、カーソルを合わせればマス目の座標がわかる。
オレがこのゲームを最初にプレイしたとき、パーティ相性の仕組みを完全に無視して「強い種族を集めればいい」と思い込んでいた。結果、ミルダール城B3Fで全滅を繰り返すこと十数回。相性表を見直して編成を変えた途端、嘘のように進めるようになった。マップだけでなく、システムの理解が生死を分けるゲームだ。
ウィザードリィ エンパイア 古の王女とはどんなゲームか?日本オリジナルの外伝RPG
『ウィザードリィ エンパイア ~古の王女~』は、スターフィッシュが開発しタイトーが販売したPS1用3DダンジョンRPGだ。原作のウィザードリィ(Sir-Tech)のライセンスを受けつつ、ストーリー・迷宮・呪文体系をすべてオリジナルで構成した日本独自の外伝シリーズにあたる。
| 項目 | 内容 |
| タイトル | ウィザードリィ エンパイア ~古の王女~ |
| 発売日 | 2000年12月28日(Good Price版:2001年12月6日) |
| メーカー・価格 | スターフィッシュ(開発)/タイトー(販売) 5,800円(税別) |
| 対応機種 | PlayStation(SLPM-86689)/PC版(Windows 95/98、2001年1月15日) |
| 迷宮の規模 | 全18階(カシナート近郊B1F-B7F、ミルダール城B1F-B8F、神々の神殿B1F-B3F)各階 東西20×南北20マス |
| 最終目標 | ラスボス「ザッパ」を倒し、王女リルガの魂を救う |
ストーリーの舞台はカシナート帝国。かつて繁栄を極めた帝国の皇帝が悪魔と契約を結び、王女リルガが自らの命を絶つという悲劇が起きた。プレイヤーは冒険者として、カシナート近郊の地下迷宮から探索を開始し、ミルダール城、そして神々の神殿へと進みながら、帝国の真実と王女の魂の行方を追うことになる。
「エンパイア」の名を冠するシリーズはGBC版(ウィザードリィ エンパイア)も存在するが、PS1版「古の王女」とは完全に別のゲームだ。迷宮のサイズもGBC版は16×16、PS1版は20×20で異なる。同名シリーズだがタイトルが違えば中身も違う――この点は混同しないよう注意してほしい。
PS1版とPC版はどう違う?古の王女で遊ぶべき版の選び方
この記事はPS1版に準拠している。古の王女にはPS1版(2000年12月28日)とPC版(2001年1月15日、Windows 95/98対応)の2バージョンが存在するが、迷宮構造・ゲームシステムに本質的な差はない。PC版はPS1版の移植だ。
現実的な選択肢としては、PS1版一択だろう。PC版はWindows 95/98時代のソフトウェアで、現代のOSでは互換性の問題が出やすい。PS1の実機またはPS1対応の互換環境であれば安定して動作する。Good Price版(2001年12月6日発売)は通常版と内容は同一で、パッケージと価格が異なるだけだ。
なお、古の王女にはセーブデータの前作引き継ぎ機能は存在しない。GBC版エンパイアやPS2版『エンパイアII 〜王女の遺産〜』とのデータ連動もない。完全に独立した1本として楽しめるタイトルだ。
パーティ相性と独自呪文体系を理解する|古の王女の攻略の核
古の王女の攻略で最も重要なのは「パーティ相性」と「独自呪文」の2つのシステムだ。ウィザードリィの基本(種族・職業・アライメント)を踏襲しつつ、この2つが独自の攻略要素として組み込まれている。
種族と職業|隠し種族の解放条件
古の王女では基本5種族+隠し4種族、計9種族が使える。基本種族はキャラクター作成時から選択可能だが、隠し種族はゲーム中の条件を満たすことで解放される。
| 区分 | 種族 | 備考 |
| 基本 | 人間、エルフ、ドワーフ、ノーム、ホビット | 最初から選択可能 |
| 隠し | ワービースト、フェアリー、ドラゴンネオ、ハーフエルフ | 特定条件で解放 |
職業は11種類。戦士・魔法使い・僧侶・レンジャー・モンクの基本職に加え、侍・司祭・ロード・忍者・くのいち・狂戦士の上級職が存在する。上級職はボーナスポイントの振り分けで就ける条件が厳しいが、性能は段違いだ。特にくのいちと狂戦士は古の王女独自の職業で、他のウィザードリィシリーズにはない。
パーティ相性|種族と性別の組み合わせで戦力が変わる
古の王女最大の特徴が「パーティ相性」システムだ。パーティメンバーの種族と性別の組み合わせによって、攻撃力や防御力にボーナスまたはペナルティが発生する。たとえば同種族で固めると相性が良くなりやすい一方、特定の種族同士では相性が悪化して火力が大幅に下がる。
このシステムを無視してキャラを作ると、ステータスでは十分な戦力に見えるのに実戦では火力が出ない――という罠にハマる。パーティを組む段階で相性を意識することが、古の王女攻略の第一歩だ。相性は酒場でパーティを組む際に確認できるので、必ずチェックしてから冒険に出よう。
独自呪文体系|ティルトレイ・マハディアの正体
古の王女の呪文は、Wizardry #6以降の著作権の関係でオリジナル名称が採用されている。ハリト(火炎)やマハリト(大火炎)といったお馴染みの名前ではなく、ティルトレイ、マハディア、ロークディア、マハロールといった独自名が並ぶ。効果は従来のウィザードリィ呪文に対応しているものが多いが、名前からは直感的にわからない。
攻略上とくに重要なのは回復呪文と状態異常回復だ。ダンジョン内での全滅を避けるには、僧侶系の回復呪文を誰が覚えるかを把握し、呪文使用回数を管理する必要がある。魔法使い系の攻撃呪文は雑魚戦の効率を左右するので、レベルアップで新呪文を覚えたら必ず効果を確認しておこう。
アライメント(善・中立・悪)の影響
ウィザードリィ伝統のアライメントシステムも健在だ。善・中立・悪の3属性があり、善と悪のキャラは同じパーティに入れられない(中立はどちらとも組める)。職業によってアライメントの制限があるため、ロードやくのいちを入れたい場合は他メンバーのアライメントも考慮しなければならない。
攻略チャート|カシナート近郊・ミルダール城・神々の神殿を座標で攻略
ここからは3ダンジョン18階の攻略を、ダンジョンごとに進めていく。座標の表記は「東◯・北◯」で、各階とも東西20×南北20マスだ。ゲーム画面の右側に常時表示される東/北の座標と一致する。
カシナート近郊B1F〜B3F|序盤の探索と基礎固め
カシナート近郊はゲーム開始直後から入れる最初のダンジョンだ。B1Fは比較的シンプルな構造で、まずは迷宮の歩き方とオートマップの使い方に慣れよう。B2F・B3Fと進むにつれて通路が複雑になり、一方通行やダークゾーンが登場し始める。
- B1F …… 街に最も近い階。敵は弱く、レベル上げと装備調達の場として活用できる
- B2F …… 通路が枝分かれし始める。下り階段の位置を見つけることが最優先
- B3F …… 迷路の複雑さが一段上がる。B4Fへの階段を見つけたらマッピングを忘れずに
カシナートB4F〜B5F|レベル上げの適地と騎士団の鍵
B4Fはレベル上げの聖地だ。ここに出現するバイオゾンビは経験値効率が高く、この階で十分にレベルを上げてからB5F以降に進むのが定石になる。B5Fではストーリー上の鍵アイテム「騎士団の鍵」に関わるイベントが発生する。
- B4F …… バイオゾンビ狩りでレベル15前後まで上げるのが安定攻略の基本。パーティ相性が悪いとここで詰まる
- B5F …… 騎士団の鍵の入手イベント。この鍵がないとミルダール城の一部エリアに入れない
カシナートB6F〜B7F|中ボス・ユダとの対決
カシナート近郊の最深部。B6F・B7Fは構造が入り組み、ダークゾーンも増える。B7Fでは中ボスのユダが待ち構えている。ユダを倒すことでミルダール城への道が開かれる。
- B6F …… ダークゾーンが複数。オートマップが使えないエリアでは壁伝い探索が必要
- B7F …… 中ボス「ユダ」と戦闘。レベルが不足していると苦戦は必至。B4Fでの稼ぎが効いてくる
ミルダール城B1F〜B4F|新たなダンジョンと獣の血
ミルダール城はカシナート近郊クリア後に進入可能になる第2のダンジョンだ。城の名にふさわしく、構造が一気に複雑化する。B3Fにはブレインが出現し、ここもレベル上げの有力な候補地になる。
- B1F …… ミルダール城の入り口。敵の強さがカシナート近郊とは段違い
- B2F …… 複数の一方通行が配置された厄介なフロア
- B3F …… ブレイン出現。経験値効率が良く、ここでレベル25〜30まで上げるのが目安
- B4F …… 獣の血に関わるイベント。ストーリー進行の鍵となるアイテムだ
ミルダールB5F〜B8F|地獄のライオンとファウスト
ミルダール城の深部は、古の王女で最も歯応えのあるエリアだ。B5Fには地獄のライオンやデスナイトが出現し、ここでのレベル上げが最終ダンジョンへの準備になる。B8Fではファウストとのイベント戦闘が発生する。
- B5F …… 地獄のライオン・デスナイトが出現。後半戦のレベル上げ適地
- B6F …… ワープゾーンが複数存在するフロア。マップを見ながら慎重に進もう
- B7F …… 竜の血に関わるイベント。ストーリー上の重要アイテムが手に入る
- B8F …… ファウストとの戦闘イベント。神々の神殿への道が開かれる
神々の神殿B1F〜B3F|最終決戦とラスボス・ザッパ
神々の神殿は全3階と短いが、敵の強さは全ダンジョン中最高だ。B3Fにはラスボスのザッパが待ち構えている。ここまでに十分なレベルと装備を整え、呪文の残量を計算して挑もう。
- B1F …… 神殿への入り口。出現する敵は一線級の強さ
- B2F …… 最終決戦前の最後の探索エリア。回復ポイントがあるなら有効活用する
- B3F …… ラスボス「ザッパ」との最終戦。パーティ相性と呪文の残量管理が勝敗を分ける
攻略でつまずきやすい5つのポイント
① パーティ相性を無視して編成してしまう
古の王女最大の罠がこれだ。種族と性別の組み合わせによるパーティ相性を考慮せずにキャラを作ると、ステータスは十分なのに戦闘では全然ダメージが出ない状況に陥る。キャラ作成前に相性表を確認し、パーティを組む際には酒場で相性を必ずチェックしよう。後から作り直すと時間のロスが大きい。
② 独自呪文の効果を把握していない
ティルトレイやマハディアといった独自名称の呪文は、名前だけでは何が起きるのかわからない。とくに回復呪文と蘇生呪文の区別、範囲攻撃呪文と単体攻撃呪文の違いを把握しておかないと、ボス戦で呪文の選択を誤る。新しい呪文を覚えたらその都度、効果をメモしておくことを強く推奨する。
③ レベル上げのタイミングを逃す
カシナートB4F(バイオゾンビ)、ミルダール城B3F(ブレイン)、ミルダール城B5F(地獄のライオン・デスナイト)の3箇所が主要なレベル上げポイントだ。これらの階で十分にレベルを上げずに先へ進むと、次のエリアで全滅を繰り返すことになる。特にミルダール城B5Fでの稼ぎは、神々の神殿に挑む前の必須準備だ。
④ アライメント制限でパーティが組めない
善と悪のキャラは同じパーティに入れない。ロード(善限定)と忍者(悪限定)を同時に使いたい場合は、別パーティで運用する必要がある。キャラ作成時にアライメントを決める段階で、パーティ全体の構成を先に計画しておこう。中立のキャラはどちらとも組めるので、1〜2人は中立にしておくと編成の自由度が上がる。
⑤ 鍵アイテムの入手順序を間違える
騎士団の鍵→獣の血→竜の血の順に入手しないと、ストーリーが先に進めなくなる。ダンジョン攻略は基本的にカシナート近郊→ミルダール城→神々の神殿の順番で進めるべきだ。寄り道は自由だが、鍵アイテムを飛ばすと先のエリアが開放されない。
MAP攻略|カシナートB1F〜神殿B3F全18階フロアマップ
ここからは全18階のフロアマップを掲載する。各マップは東西20×南北20マスで、グレーの帯が壁だ。座標はゲーム画面右側に表示される「東(横軸)・北(縦軸)」と一致している。東は左から右へ0〜19、北は下から上へ0〜19だ。
マップはPS1版のオートマップ画面から機械的に抽出したものだ。ゲーム中のオートマップ機能でも同じ情報は得られるが、一覧性のある俯瞰マップとして活用してほしい。ダークゾーンではオートマップが表示されないため、壁伝い探索と併用するのが確実だろう。
マップ記号の凡例
カシナートB1F|カシナート近郊
街から最初に入るダンジョン。B1Fは構造がシンプルで、序盤のレベル上げに最適だ。
カシナートB1F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
カシナートB2F|カシナート近郊
通路が枝分かれし始める。下り階段を見つけて先に進もう。
カシナートB2F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
カシナートB3F|カシナート近郊
迷路の複雑さが増すフロア。マッピングを活用して進もう。
カシナートB3F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
カシナートB4F|カシナート近郊(レベル上げ適地)
バイオゾンビが出現するレベル上げの聖地。レベル15前後まで上げてからB5F以降へ進むのが定石。
カシナートB4F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
カシナートB5F|カシナート近郊
騎士団の鍵に関わるイベントが発生するフロア。
カシナートB5F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
カシナートB6F|カシナート近郊
ダークゾーンが複数存在する。壁伝い探索でオートマップ不可エリアを突破しよう。
カシナートB6F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
カシナートB7F|カシナート近郊(中ボス・ユダ)
中ボス「ユダ」が待ち構えるカシナート最深部。撃破でミルダール城への道が開かれる。
カシナートB7F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B1F
第2ダンジョンの入り口。敵の強さがカシナート近郊とは段違いになる。
ミルダール城B1F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B2F
一方通行が配置されたフロア。進行方向に注意。
ミルダール城B2F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B3F(レベル上げ適地)
ブレインが出現。経験値効率が良く、レベル25〜30まで上げる目安のフロア。
ミルダール城B3F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B4F
獣の血に関わるイベントが発生するフロア。
ミルダール城B4F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B5F(レベル上げ適地)
地獄のライオン・デスナイトが出現。最終ダンジョンへの準備としてここで十分に稼ごう。
ミルダール城B5F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B6F
ワープゾーンが複数存在する。マップを見ながら慎重に進もう。
ミルダール城B6F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B7F
竜の血に関わるイベントが発生するフロア。
ミルダール城B7F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ミルダール城B8F(ファウスト戦)
ファウストとの戦闘イベント。撃破で神々の神殿への道が開かれる。
ミルダール城B8F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
神々の神殿B1F
最終ダンジョンの入り口。出現する敵は全ダンジョン中最強クラス。
神々の神殿B1F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
神々の神殿B2F
最終決戦前の最後の探索エリア。
神々の神殿B2F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
神々の神殿B3F(ラスボス・ザッパ)
ラスボス「ザッパ」との最終戦。パーティ相性と呪文管理が勝敗を分ける。
神々の神殿B3F MAP(横=東 0–19 / 縦=北 0–19)
ウィザードリィ エンパイア 古の王女は現行機で遊べるか?プラットフォーム別完全ガイド
✅ 結論
2026年9月時点で、ウィザードリィ エンパイア 古の王女は現行機でのプレイ手段が存在しない。PS1実機またはPS1互換環境でのプレイが唯一の選択肢だ。アーカイブス配信・リマスター・移植のいずれも行われていない。
① サブスクリプション・無料で遊べるタイトル
PlayStation Plusのクラシックスカタログ、Nintendo Switch Onlineのいずれにも古の王女は収録されていない。サブスクリプションで遊べる環境は存在しない。
② 単体購入で遊べるタイトル
PS StoreのPSアーカイブスにも古の王女は配信されていない。Steam、Nintendo eShopにも取り扱いはない。PC版(Windows 95/98)は当時のOSでしか動作しないため、現代のPCで遊ぶのは現実的ではない。
③ リマスター・リメイク版で遊べるタイトル
リマスターやリメイクは一切制作されていない。2024年5月のウィザードリィ#1リマスター(Digital Eclipse)はSir-Tech原作のナンバリングであり、スターフィッシュのエンパイアシリーズは対象外だ。
④ 現行機では入手困難なタイトル
| プレイ手段 | 入手性 | 備考 |
|---|---|---|
| PS1実機+ソフト | 中古流通あり | Good Price版は比較的見つかりやすい |
| PC版(Windows 95/98) | 入手困難 | 現代OSでの動作は非推奨 |
ウィザードリィのダンジョンRPGを現行機で楽しみたい場合は、2024年5月発売の『ウィザードリィ:狂王の試練場 リマスター版』(Switch/PS4/PS5/Xbox/Steam)や、2023年発売の『Wizardry Variants Daphne』(iOS/Android)が代替候補になる。エンパイアシリーズの雰囲気を求めるなら、同じスターフィッシュ制作の『ウィザードリィ ディンギル』(PS1版のみ)も検討に値するが、こちらも現行機では遊べない状況は同じだ。
まとめ|ウィザードリィ エンパイア 古の王女は「相性で殴る」ウィザードリィだ
ウィザードリィ エンパイア 古の王女は、2000年12月28日にスターフィッシュ開発・タイトー販売でPS1向けに発売されたダンジョンRPGだ。Good Price版が2001年12月6日、PC版が2001年1月15日に発売されている。
攻略の核は「パーティ相性」と「独自呪文体系」の2つ。種族・性別によるパーティ相性はダメージに直結し、これを無視すると中盤以降で詰まる。独自名称の呪文は効果の把握が不可欠だ。レベル上げの適地はカシナートB4F(バイオゾンビ)、ミルダールB3F(ブレイン)、ミルダールB5F(地獄のライオン・デスナイト)の3箇所。鍵アイテムは騎士団の鍵→獣の血→竜の血の順に入手する。最終目標はラスボス・ザッパの討伐だ。
2026年9月時点で現行機への移植・リマスターは一切なく、PS1実機でのプレイが唯一の手段となっている。
古の王女は、ウィザードリィの骨格を残しながらも「パーティ相性」という独自の味付けで差別化に成功した佳作だ。ダンジョンの構造は20×20マスの王道スタイルで、オートマップの完備も嬉しい。一方で独自呪文の名前が直感的でなく、パーティ相性の仕組みがゲーム内で十分に説明されない不親切さは否めない。攻略情報を手元に置いてプレイする前提のゲームだと思ったほうがいい。
現行機で遊べないのが惜しまれるが、PS1の中古ソフトはまだ手に入る。ウィザードリィの「日本独自進化」を体験したいなら、今のうちに確保しておくべき1本だ。
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スニッカー北村













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