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スコープドッグが帰ってくる。サンライズ50周年記念作品、装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女(ヘクセ)のメカ情報が公開された。
明らかになったのは3機。主人公アッシュが乗るスコープドッグ、大型ATのライジングビートル、そして敵であるバララント軍のATブロッカーだ。あわせてアッシュ・ヴァンプスとマキ・シュタウフェンベルクの新場面写真も公開され、パイロットスーツ姿のマキは初お披露目となった。
監督は押井守。GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊の監督が、1983年放送のTVシリーズから続くボトムズの完全新作を手掛ける。しかもTVシリーズが百年戦争終結後を舞台にしていたのに対し、本作は戦争末期だ。
第1作は2026年11月20日(金)公開。第2作は後日発表とされている。この記事ではメカ3機の情報、スタッフ・キャスト、そして10月9日から始まったジオラマ展まで整理する。
公開されたメカは何?スコープドッグ、ライジングビートル、ブロッカー
今回デザインが明らかになったのは、スコープドッグ、ライジングビートル、ブロッカーの3機だ。
| 機体名 | 位置づけ |
|---|---|
| スコープドッグ | 主人公アッシュの搭乗機 |
| ライジングビートル | 大型AT |
| ブロッカー | 敵・バララント軍のAT |
スコープドッグが出てくるのは当然として、オリジナルメカニカルデザインに大河原邦男の名前が残っているのが大きい。TVシリーズから一貫して同じ人の手でATが設計されている。この連続性が、ボトムズというシリーズの背骨だ。
メカニカルデザインには常木志伸、曽野由大、石口十、稲田航が参加する。大河原邦男の原案を現在の作画技術に落とす役割だろう。ライジングビートルという大型ATは、TVシリーズの延長線というより本作独自の見どころになるはずだ。
TVシリーズとは何が違うのか?舞台は戦争末期
TVシリーズが百年戦争終結後を舞台にしていたのに対し、本作は戦争末期が舞台だ。
これが本作の一番大きな仕掛けだと見ている。1983年のTVシリーズは、戦争が終わった後の世界で生きる男の話だった。終わった後だから、キリコは戦場の外で何者かになろうとしていた。それが本作では「まだ終わっていない」状態に戻る。
描かれるのは、AT(アーマードトルーパー)に搭乗し、命を消耗品として扱われる兵士たちのドラマだ。ボトムズの世界でATは徹底して安い兵器として扱われてきた。乗っている人間も同じだという前提を、戦争末期という舞台はいっそう残酷に成立させる。
あわせてアッシュ・ヴァンプスとマキ・シュタウフェンベルクの新場面写真も公開された。パイロットスーツ姿のマキは今回が初お披露目だ。
スタッフとキャストは誰?押井守が監督、髙橋良輔が監修
監督は押井守。原作は矢立肇・髙橋良輔で、髙橋良輔が監修として参加する。
| 役職 | 担当 |
|---|---|
| 原作 | 矢立肇・髙橋良輔 |
| 監督・脚本 | 押井守(脚本は山邑圭と共同) |
| キャラクターデザイン原案 | 黄瀬和哉 |
| キャラクターデザイン | 西尾鉄也・小島崇史・小木曽伸吾 |
| オリジナルメカニカルデザイン | 大河原邦男 |
| メカニカルデザイン | 常木志伸・曽野由大・石口十・稲田航 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 音響監督 | 若林和弘 |
| 企画・制作 | サンライズ |
| 制作協力 | Production I.G |
| 配給 | バンダイナムコフィルムワークス |
押井守・黄瀬和哉・川井憲次という並びを見た瞬間に、攻殻機動隊の布陣だと気づいた人は多いはずだ。そこに大河原邦男のATと髙橋良輔の監修が乗る。系譜の違う2つのチームが1つの作品に同居している。
キャストはアッシュ・ヴァンプスが沢城みゆき、マキ・シュタウフェンベルクが安藤麻吹。以下、アリクス・バラックに三木眞一郎、イグニス・シュバインシュタイガーに梶裕貴、フリッツ・ゲルスドルフに中村悠一、ブルンハルト・ミュラーに鶴岡聡、アドリアン・ダイスラーに杉田智和、マット・フンメルスに三宅健太、ソルティグ・ヴァン・グンナルに茶風林、ヴィド・ヒルデブラントに大塚芳忠、メテウシュ・ユリアン・ポドルスキーに小野大輔、ヴァイスヴァイラーに菅生隆之、オリバーに櫻井孝宏、整備兵の少女に上坂すみれが並ぶ。
主人公アッシュを沢城みゆきが演じるという一点だけで、この作品の方向性がかなり見えてくる。少年にも少女にも寄れる声で、命を消耗品として扱われる兵士を演じさせる配役だ。
ジオラマ展はいつまで?装甲騎兵ボトムズ総合模型演習2026
サンライズ公式のジオラマ展「装甲騎兵ボトムズ総合模型演習2026」が2026年10月9日(金)から11月8日(日)まで開催されている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年10月9日(金)〜11月8日(日) |
| 会場 | 北千住マルイ 7F「1010 PARK」(東京都足立区千住3-92 ミルディスI番館) |
| 開催時間 | 10:00〜19:00(最終入場18:30、日時指定最終入場18:00) |
| 主催 | バンダイナムコフィルムワークス/エニー/CRAZY BUMP |
映画公開の約1か月前に、ジオラマ展を先に当てる構成になっている。ボトムズはプラモデルの文化と切り離せないシリーズなので、模型から入って映画に送る導線は理にかなっている。会期は11月8日まで、第1作公開の11月20日より前に終わる。
まとめ:灰色の魔女の現時点の情報
装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女(ヘクセ)はサンライズ50周年記念作品で、シリーズ完全新作だ。第1作は2026年11月20日(金)公開、第2作は後日発表とされている。
今回公開されたメカ情報は、主人公アッシュが乗るスコープドッグ、大型ATのライジングビートル、バララント軍のATブロッカーの3機。あわせてアッシュ・ヴァンプスとマキ・シュタウフェンベルクの新場面写真が公開され、パイロットスーツ姿のマキは初お披露目となった。
監督は押井守、監修は髙橋良輔、オリジナルメカニカルデザインは大河原邦男、音楽は川井憲次。企画・制作はサンライズ、制作協力はProduction I.G、配給はバンダイナムコフィルムワークス。アッシュ役は沢城みゆき、マキ役は安藤麻吹。TVシリーズが百年戦争終結後だったのに対し本作は戦争末期が舞台で、ATに乗って命を消耗品として扱われる兵士たちのドラマが描かれる。ジオラマ展は11月8日(日)まで北千住マルイで開催中だ。
舞台を戦争末期に戻したのが、この企画の一番うまい決断だ。TVシリーズが「終わった後」の話だったからこそ、「まだ終わっていない」側を押井守に撮らせる意味がある。大河原邦男のATと攻殻機動隊の布陣が同じ作品に乗るという、系譜の違う2本が交差する座り方も面白い。メカ3機が出てきた段階だが、ライジングビートルの大型ATは本作独自の見どころになるはずだ。
スコープドッグのローラーダッシュを劇場の音で浴びられるなら、それだけで元は取れる。
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スニッカー北村














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