threezeroの「SiXTH」シリーズに、キャスカが来る。『ベルセルク』黄金時代篇において鷹の団の団長代理を務めた彼女が、1/6スケール・全高約27.5cmのアクションフィギュアとして立体化される。発売は2027年第1四半期。
価格は標準版が34,000円(送料別)、デラックス版が45,340円(送料別)だ。決して安くはない。ただ、仕様を確認していくと、この価格が並のフィギュアの延長線上にないことがわかってくる。
全身約44カ所可動。そして——多層構造設計による眼球可動ギミック。この一行を読んだとき、正直「そこまでやるのか」と声が漏れた。1/6のキャスカが、こちらを見る。視線が動く。
本記事では、価格・仕様・付属品を整理したうえで、標準版とデラックス版のどちらを選ぶべきかまで踏み込んで検証する。予約前の判断材料として使ってほしい。
threezeroのキャスカはいくら?発売日と基本スペック
threezero「SiXTH」ベルセルク キャスカの価格は、標準版34,000円(送料別)、デラックス版45,340円(送料別)だ。ともに2027年第1四半期の発売が予定されている。
スケールは1/6、全高は約27.5cm。1/6スケールのフィギュアとしては標準的なサイズ感だが、可動フィギュアでこの高さが出ると棚での存在感はかなりのものになる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | SiXTH ベルセルク キャスカ |
| メーカー | threezero |
| スケール/全高 | 1/6スケール/約27.5cm |
| 標準版価格 | 34,000円(送料別) |
| デラックス版価格 | 45,340円(送料別) |
| 発売時期 | 2027年第1四半期 |
| 販売経路 | threezeroストア および一部イベント |
販売経路がthreezeroストアと一部イベントに限定されている点は押さえておきたい。一般流通の量販店に大量に並ぶタイプの商品ではないということだ。欲しいなら予約段階で動く必要がある。
眼球可動ギミックとは?多層構造設計と44カ所可動
本製品最大の特徴は、多層構造設計による眼球可動ギミックだ。頭部内部を層構造にすることで、視線の向きを調整できる仕組みになっている。
1/6アクションフィギュアにおいて、表情の説得力は最終的に「目」で決まる。どれだけポーズを決めても、視線が明後日の方向を向いていると台無しになる。逆に言えば、視線が制御できるだけで写真映えが桁違いに変わるということだ。
全身約44カ所可動という数字の意味
可動箇所は全身約44カ所。1/6スケールの素体としては十分な水準で、剣を構えるポーズから騎乗を想定した脚の開きまで、幅広く対応できる設計だと考えていい。
使用素材はABS・PVC・POM・布・亜鉛合金ダイキャスト・磁石という構成だ。特にPOMは可動部の耐久性を高める樹脂であり、亜鉛合金ダイキャストは剣や関節の強度・重量感に効いてくる。「布」が入っているのは衣装が実際の縫製品であることを示す。
ちなみにオレは全塗装無改造派のガンプラ人間だが、この手の1/6可動フィギュアの「素材の使い分け」を見るのが好きだ。どこに金属を入れるかで、メーカーの考え方がはっきり出る。
付属品には何が入っている?標準版の内容を確認
標準版の付属品は以下の通りだ。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 衣装 | シャツ、ズボン |
| 装備 | 戦闘用アーマー、マント、ブーツ |
| 交換パーツ | 交換式手首5種 |
| 武器 | 剣×1 |
衣装・アーマー・マント・ブーツが揃っており、黄金時代篇の団長代理としてのキャスカを再現するには十分な構成だ。交換式手首5種というのも、剣を持たせる/素手で構える/指差すといった基本的な表現をカバーできる本数だと言っていい。
気になる点も正直に書く
剣が1本のみという点は、人によっては物足りなく感じるかもしれない。また、現時点で交換用の表情パーツについて明示されていないため、表情の切り替えを重視する人は情報の続報を待ったほうが安全だ。眼球可動ギミックがある以上、そこである程度は補えるという設計思想なのかもしれない。
デラックス版の追加内容は?LEDランタンが光る
デラックス版には、地下牢をイメージしたディスプレイベースと、LED発光するランタンが追加される。この2点が1万1,340円の差額の中身だ。
ランタンの点消灯は磁石式で、鷹の団のバッジを使って操作する。電源はAG1電池2個だが、これは別売なので購入時に忘れず用意しておく必要がある。
「鷹の団バッジで灯りをつける」という演出
ここは正直、唸った。単にスイッチを付けるのではなく、作品の象徴である鷹の団バッジを近づけることで灯りが点く。ギミックとしての面白さと、原作へのリスペクトが同時に成立している。
地下牢をイメージしたベースというのも、キャスカというキャラクターを立体化するうえで意味を持つ選択だ。黄金時代篇を知っている人間なら、この組み合わせが何を指しているかはすぐわかるはずだ。飾って眺めるたびに、あの展開を思い出すことになる。
……秋葉原の棚でベルセルクの新作フィギュアを見かけるたびに立ち止まってしまうオヤジとしては、これは完全に狙い撃ちされている。
標準版とデラックス版、どちらを買うべき?
結論から言えば、飾って写真を撮る前提ならデラックス版、素体としての可動を楽しむなら標準版でいい。
差額の1万1,340円で得られるのは、地下牢ベースとLEDランタンという「情景」だ。フィギュア単体の造形や可動には差がない。つまりこれは、キャスカを一体の人形として持つか、ひとつの場面として持つかの選択になる。
- 情景ごと飾りたい・写真を撮りたい人
- LEDギミックに価値を感じる人
- 黄金時代篇の物語性を重視する人
- 既に他の1/6と並べる予定がある人
- 自作ジオラマ・自前ベースで飾る人
- AG1電池の管理を避けたい人
電池式ギミックは経年で扱いが面倒になるという現実もある。10年後にAG1を探し回る自分を想像できるかどうかは、判断材料として意外と重要だ。
まとめ:threezeroのキャスカは2027年第1四半期、34,000円から
最後に、判断に必要な情報をもう一度並べておく。
| 項目 | 標準版 | デラックス版 |
|---|---|---|
| 価格(送料別) | 34,000円 | 45,340円 |
| 本体仕様 | 1/6・約27.5cm・約44カ所可動・眼球可動 | 同左 |
| 衣装・装備 | シャツ/ズボン/戦闘用アーマー/マント/ブーツ | 同左 |
| 交換パーツ・武器 | 手首5種/剣×1 | 同左 |
| 追加要素 | — | 地下牢イメージのディスプレイベース/LED発光ランタン(AG1電池×2別売・磁石式で鷹の団バッジにより点消灯) |
| 発売時期 | 2027年第1四半期 | 2027年第1四半期 |
使用素材はABS・PVC・POM・布・亜鉛合金ダイキャスト・磁石。販売はthreezeroストアおよび一部イベントに限られる。一般流通で気軽に買えるタイプではないので、予約情報は逃さないようにしたい。
(価格・仕様は2026年8月時点の発表内容にもとづく)
34,000円という価格は決して軽くない。だが多層構造の眼球可動ギミック、全身約44カ所可動、実際の布による衣装、亜鉛合金ダイキャストの採用——この仕様表を前にすると、価格の理由がきちんと説明できてしまう。特にデラックス版の「鷹の団バッジでランタンが点く」という一点は、原作を読んできた人間の心臓を的確に撃ち抜いてくる設計だ。スポットギークス編集部としては、黄金時代篇に思い入れがあるならデラックス版を推す。
2027年第1四半期。それまでに置き場所を作らないといけない。……まあ、バツ2のオレの部屋には棚だけは余ってる。
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スニッカー北村












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