Read this article in English →
パタポンの生みの親、小谷浩之氏が手がけるリズムローグライトアクション、Ratatan(ラタタン)の正式版が2026年10月15日(木)0時に全世界同時リリースされた。対応機種はPC(Steam)、Nintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|Sで、Steam版は4,950円、コンソールのデジタル版は6,160円、パッケージ版とデジタル版デラックスは7,018円(いずれも税込)だ。
2025年9月19日にSteamで早期アクセスを始め、1か月で10万本を突破。当初7月16日だった正式リリースはオンラインの安定性を理由に10月15日へ延期され、コンソール版と足並みを揃えての発売になった。
この記事では機種別の価格、リズムコマンドでコブンを指揮するゲームの中身、ローグライト要素の仕組み、早期アクセスから正式版までの経緯を整理した。
まずは機種別の価格から。Steamとコンソールで差がある。
ラタタンの価格は?Steam版とコンソール版の違い
Steam版は4,950円(税込)だ。コンソール版はGame Source Entertainmentの発表によると、デジタル版スタンダードが6,160円、デジタル版デラックスとパッケージ版が7,018円(いずれも税込)となっている。早期アクセス時のSteam版は2,800円だったので、正式版で2,150円上がった計算だ。
| 機種・エディション | 価格(税込) |
|---|---|
| Steam | 4,950円 |
| Switch 2/PS5/Xbox デジタル版スタンダード | 6,160円 |
| Switch 2/PS5/Xbox デジタル版デラックス | 7,018円 |
| Switch 2/PS5 パッケージ版 | 7,018円 |
Steamとコンソールで1,210円の差がある。対応言語は日本語を含む10言語で、音声と字幕の両方に日本語が入っている。パッケージ版は店舗ごとにポストカードやアクリルキーホルダーなどの特典が用意されており、予約特典としてDLCが付く店舗もある。
早期アクセスで2,800円で買った人は、そのまま正式版に移行できる。これから買う人は、Steamの4,950円が一番安い入り口になる。
ラタタンはどんなゲーム?リズムコマンドでコブンを指揮する
ラタタンは、リズムゲームと横スクロールアクションを組み合わせたゲームだ。プレイヤーはラタタンと呼ばれる指揮官を操作し、BGMに合わせて3種のボタンを3〜4拍で入力するリズムコマンドで、コブンという兵隊たちに前進、ジャンプ、攻撃、防御、必殺技を指示する。
4Gamerによると、ラタタンは8人いて、それぞれパッシブ効果とスーパーフィーバー技が異なる。防御に強い者、速い者、回復が得意な者と、どのラタタンを選ぶかでコブンの働きが変わる。コブンは1体ずつHPを持ち、剣、槍、爆弾など8種類の武器を使い、武器の系統ごとに最大2つの技を覚える。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| ラタタン | 8人。パッシブ効果とスーパーフィーバー技が個別 |
| コブン | 個別HP、8種の武器系統、系統ごとに最大2技 |
| リズムコマンド | 3種のボタンを3〜4拍で入力。ジャストで入力するとMP回復が増える |
| コマンドの種類 | 隊列、ジャンプ、攻撃、防御、必殺技 |
| プレイ人数 | 1〜4人のオンライン協力 |
パタポンの「ピタ・ポン」が「ラタ・タン」になり、兵隊がコブンになった。違いは、指揮官であるラタタン自身が画面内で動き回り、技を持つところだ。ジャスト入力でMPが多く回復する仕組みがあるので、リズムに乗れるかどうかがそのまま火力に跳ね返る。
ローグライト要素の仕組みは?ラタカルタと拠点強化
ゲームはランと呼ばれる挑戦を繰り返す構造で、ラン中にはラタカルタというカードをランダムに選んで能力を上げていく。属性ごとに効果が決まっており、2属性を持つデュオラタカルタは効果が大きい。ランの合間には拠点でコブンの装備を強化し、能力を解放して、次のランに備える。
早期アクセス中の2025年10月の大型アップデートでは、スーパーフィーバー技、コブンのアクセサリ装備、ラン中のランダムイベント、ラタカルタのリロール機能が追加された。正式版はこれらを含んだ状態で届く。
ローグライトとリズムの相性は、実は悪くない。失敗したランでも、リズムに乗っている間は気持ちよさが残るからだ。4人協力ではスーパーフィーバー技の連携が設計のコンセプトになっており、ソロで覚えてから友達を誘う流れが想定されている。
クラウドファンディングから正式版まで。延期の理由
ラタタンは2023年のクラウドファンディングで、開始から48時間で目標2,000万円を大きく超える約2億1,900万円を集めたと4Gamerが伝えている。開発はRatata Arts、日本での発売元はGame Source Entertainmentだ。
Steam早期アクセスは2025年9月19日に始まり、同年10月24日に累計10万本を突破、Steamの評価は「非常に好評」を維持した。正式リリースは当初2026年7月16日の予定だったが、より安定した品質で届けるための最終調整を理由に10月15日へ延期された。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2023年 | クラウドファンディングで約2億1,900万円を調達 |
| 2025年9月19日 | Steam早期アクセス開始(2,800円) |
| 2025年10月24日 | 累計10万本突破 |
| 2026年6月 | 正式リリースを7月16日から10月15日へ延期 |
| 2026年10月15日 | 正式版を全世界同時リリース、Switch 2/PS5/Xbox版も発売 |
公式Xでは、Version 1.0の開発と複数プラットフォーム対応を並行する中で早期アクセス版の更新まで手が回らなかったと、延期の裏側が率直に語られていた。15〜20人の規模で4ハード10言語を仕上げたことはCEDEC 2026でも講演されている。
まとめ。ラタタン正式版の価格と対応機種
Ratatan(ラタタン)の正式版は2026年10月15日(木)0時に全世界同時リリースされた。対応機種はPC(Steam)、Nintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|Sで、Steam版は4,950円、コンソールのデジタル版スタンダードは6,160円、デジタル版デラックスとパッケージ版は7,018円(いずれも税込)だ。8人のラタタンがリズムコマンドで8種の武器を持つコブンを指揮し、ラタカルタで強化するローグライト構造で、最大4人のオンライン協力に対応する。
パタポンの精神的続編が、ローグライトという今の文法で帰ってきた。Steam版4,950円はコンソールより1,210円安く、日本語音声も入っている。早期アクセスで10万本、評価は非常に好評。延期を選んで品質を取った判断は、正式版の安定性で返ってくるはずだ。
ラタ、タン、タン。4人で揃えば、それだけで曲になる。
あわせて読みたい
小田のっこ












コメントを残す