ゲオオンライン、ゲオアプリ、宅配買取、宅配レンタルが、2026年10月17日21時から止まっている。運営会社のセカンドリテイリングは同日、10月15日に社内システムへの第三者による不正アクセスを確認したと発表し、二次被害を防ぐためにセカンドストリートとゲオを含むアプリとWEBサービスを停止してシステムメンテナンスに入った。再開の時期は決まっていない。
店舗の営業時間に変更はない。ただし、アプリを使った店頭買取は使えず、アプリを使わない買取だけが続いている。個人情報が流出したかどうかについて、10月18日時点で会社からの発表はない。
この記事では、止まっているサービスの一覧、店舗で何ができて何ができないか、問い合わせ先、そして10月15日に別途公表されていたゲオアプリの脆弱性との関係を整理した。中古ゲームを買うにも売るにも、しばらく動き方が変わる。
まずは会社の発表から時系列を追う。
ゲオに何が起きた?不正アクセス確認から停止までの経緯
セカンドリテイリングは2026年10月15日に社内システムへの不正アクセスを確認し、10月17日21時からグループのアプリとWEBサービスを停止した。公式発表の要点はこうだ。
株式会社セカンドリテイリング(本社:愛知県名古屋市中区、代表取締役社長執行役員:遠藤結蔵)は、2026年10月15日(木)、社内システムにおいて第三者による不正アクセスを受けたことを確認しましたので、お知らせいたします。不正アクセスを確認後、必要な対策を講じております。つきましては、二次被害を防ぐため、10月17日(土)21時より、セカンドストリートやゲオなどを含むアプリ、WEBサービスを停止し、システムメンテナンスを実施いたします。
引用元:株式会社セカンドリテイリング
確認から停止まで2日空いているのは、「必要な対策を講じた」うえで、二次被害を防ぐ段階に移ったという説明になっている。原因究明と影響範囲の調査は外部のセキュリティ専門機関と進めており、再開の目途が立ち次第案内するとしている。攻撃の手法、侵入経路、個人情報の流出の有無は、いずれも10月18日時点で公表されていない。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年10月15日 | 社内システムへの第三者による不正アクセスを確認 |
| 2026年10月17日 | セカンドリテイリングが公式サイトで公表 |
| 2026年10月17日 21時 | セカンドストリート、ゲオ、ゲオモバイルのアプリとWEBサービスを停止、システムメンテナンス開始 |
| 再開時期 | 未定。目途が確認でき次第、案内するとしている |
同じ10月にはブックオフグループも10月9日に不正アクセスを公表しており、中古流通の大手2社が立て続けにやられた形だ。両者に関連があるかは、どちらの会社も述べていない。
止まっているゲオのサービスはどれ?停止中の一覧
停止しているのはゲオだけではない。セカンドストリート、ゲオモバイル、買取ロッカーまで、グループのオンライン系がほぼ全部止まっている。公式発表の一覧をそのまま表にした。
| ブランド | 停止中のサービス |
|---|---|
| ゲオ | ゲオアプリ、ゲオオンライン、ゲオオンラインストア、ゲオあれこれレンタル、宅配レンタル、宅配買取、ゲオアプリを利用した店舗での買取 |
| セカンドストリート | セカンドストリートアプリ、セカンドストリートオンライン、店舗取り寄せサービス、宅配買取、出張買取、ブランド出張買取(電話受付は継続)、アプリを利用した店舗での買取 |
| ゲオモバイル | ゲオモバイル UQ mobile オンラインストア、モバイル宅配買取、アプリを利用した店舗での買取 |
| その他 | ゲオ買取ロッカー、コンビニ買取、2nd STORAGE |
ゲーマー目線で痛いのは、ゲオオンラインストアでの中古ソフト購入と、宅配買取の2つだ。ゲオオンラインの告知ページも10月18日時点ではアクセス制限がかかっていて、メンテナンス案内そのものが外から見られない状態になっている。注文済みの商品がどう扱われるかについて、会社の発表には記載がない。
ゲオの店舗はどうなる?買えるもの、売れないもの
店舗は通常どおり営業している。ゲームソフトやレンタルの店頭取引はできるが、ゲオアプリを使う機能は止まっているので、買取の一部が影響を受ける。
| 店舗でできること | 状況 |
|---|---|
| 中古ソフト、本体、レンタルの店頭取引 | 営業時間に変更なし |
| アプリを使わない買取 | 実施中 |
| ゲオアプリを使った買取 | 停止中 |
| アプリのクーポン、会員証の提示 | アプリが停止しているため利用不可とみられる。公式発表に個別の記載はない |
| 店頭での事案に関する問い合わせ | 店舗では詳細案内ができないため、メールの専用窓口へ |
会社は「店舗では詳細なご案内ができかねる」と明言している。店員さんに聞いても答えは返ってこないので、聞きたいことはメールの窓口に送るのが筋だ。わたしも週末に池袋のゲオで中古を漁る習慣があるんだけど、アプリのクーポンが使えないのは地味に効く。
ゲオアプリの脆弱性は今回の件と関係ある?
2026年10月15日には、ゲオアプリの脆弱性情報も別途公表されていた。ただし、この脆弱性と不正アクセスの関係について、会社からの説明はない。
アスキーの報道によると、対象はバージョン11.8.6以前のゲオアプリで、2件の脆弱性(CVE-2026-96614、CVE-2026-105271)が公表された。1件はアプリ起動リンクの処理の問題で、悪用されるとアプリ内で偽サイトを表示されてフィッシングにつながるおそれがある。もう1件は重要情報の暗号化保存の問題で、パスワードを窃取される可能性があるが、悪用には端末への物理的なアクセスや一定の権限が必要とされる。修正版は11.8.8以降だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公表日 | 2026年10月15日 |
| 対象 | ゲオアプリ バージョン11.8.6以前 |
| CVE-2026-96614 | アプリ起動リンクの処理の問題。偽サイト表示によるフィッシングのおそれ |
| CVE-2026-105271 | 重要情報の暗号化保存の問題。パスワード窃取の可能性。悪用には端末への物理アクセス等が必要 |
| 対処 | バージョン11.8.8以降へ更新(Google Play、App Store) |
| 不正アクセスとの関係 | 会社からの言及なし |
アプリの脆弱性は利用者の端末側の話で、今回の不正アクセスは社内システム側の話だ。同じ日に重なったのは事実だが、つなげて語るのは早い。アプリが再開したら、まずバージョンを11.8.8以降にしておくのが確実だ。
ゲオの利用者が今できることは?問い合わせ先
利用者がいまできるのは、パスワードの使い回しをやめておくこと、再開後にアプリを最新版にすること、そして公式の続報を待つことだ。個人情報の流出は発表されていないが、否定もされていない。
- ゲオアプリやゲオオンラインと同じパスワードを他のサービスでも使っているなら、他サービス側を先に変えておく
- ゲオを名乗るメールやSMSのリンクは、再開の案内であっても公式サイトから辿り直す
- 宅配買取に送付済みの品がある場合は、ゲオカスタマーサポートのメール窓口に問い合わせる
- アプリ再開後、バージョンが11.8.8以降になっているか確認する
| 窓口 | 連絡先 |
|---|---|
| ゲオ、ゲオモバイルに関する問い合わせ | ゲオカスタマーサポート geo-cs@geo-reply.com |
| セカンドストリートに関する問い合わせ | セカンドストリートカスタマーサポート 2ndstreet-cs@geo-reply.com |
| 報道関係 | コーポレートコミュニケーション室 広報課 pr@2nd-rtl.com |
続報はセカンドリテイリングの公式サイトのニュース欄に出る。再開の目途が立ったら「速やかに案内する」としているので、確認先はそこ一択だ。
まとめ。ゲオオンライン停止の要点
セカンドリテイリングは2026年10月15日に社内システムへの不正アクセスを確認し、10月17日21時からゲオ、セカンドストリート、ゲオモバイルのアプリとWEBサービスを停止した。ゲオオンライン、ゲオオンラインストア、宅配レンタル、宅配買取、買取ロッカーが対象で、再開時期は未定。店舗の営業時間に変更はないが、アプリを使う買取は止まっている。個人情報流出の有無は未発表。問い合わせはメール窓口(geo-cs@geo-reply.com)のみで、店舗では案内できない。同日に公表されたゲオアプリの脆弱性(11.8.8で修正)との関係は説明されていない。
ブックオフに続いてゲオまで止まった。中古ゲームの二大流通が同じ月に不正アクセスを受けた事実は重い。会社の発表は停止範囲と窓口が明確で、その点は誠実だ。だが、流出の有無と再開時期という利用者が一番知りたい2点がまだない。続報が出るまで、パスワードの整理だけは済ませておくべきだ。
週末の中古漁りは、しばらく店頭現金払いで。アプリは戻ってきてから最新版に。
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小田のっこ












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