「ファイナルファンタジー」というタイトルを口にしたとき、どの作品の顔が浮かぶだろうか。1987年に生まれたこのシリーズは、ナンバリングが進むたびに世界観・システム・グラフィックを刷新し、「毎回違うゲーム」として愛されてきた。他のRPGシリーズとは一線を画す圧倒的な多様性こそが、FFが40年近く第一線に立ち続けられた理由だ。
スポットギークス編集部は、2026年現在Steam・Switch・PS5などで実際に入手・プレイできるファイナルファンタジー全17タイトルを「遊びやすさ」「グラフィック」「ストーリー」「やり込み度」の4軸で採点した。Pixel Remasterシリーズから最新のFF7 RebithまでをフラットにスコアリングしてTOP17として掲載する。
「初めてFFに触れる一本を選びたい」「久しぶりに復帰して最新作に乗り遅れていないか確認したい」——そういった疑問に、数字で答える記事だ。自分が重視する軸を比較一覧で確認して、最高の一本を見つけてほしい。
ファイナルファンタジーシリーズ全17作 採点比較一覧
「遊びやすさ」「グラフィック」「ストーリー」「やり込み度」の4軸で100点満点採点した。グラフィックは現在プレイできる版(Pixel Remaster・HDリマスター等)を基準にしている。総得点だけでなく、自分が最も重視する軸でベストな一本を選んでほしい。
| タイトル | 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|---|
| FF7 Rebirth | 85 | 98 | 92 | 95 | 370 |
| FF14 Online | 70 | 88 | 98 | 98 | 354 |
| FF7 Remake Intergrade | 88 | 95 | 88 | 82 | 353 |
| FF6 Pixel Remaster | 85 | 80 | 95 | 90 | 350 |
| FF16 | 88 | 95 | 85 | 78 | 346 |
| FF10/10-2 HD Remaster | 82 | 82 | 92 | 88 | 344 |
| FF9 | 82 | 72 | 95 | 88 | 337 |
| FF12 Zodiac Age | 75 | 80 | 82 | 92 | 329 |
| FF15 Royal Edition | 85 | 88 | 72 | 80 | 325 |
| FF4 Pixel Remaster | 82 | 75 | 88 | 78 | 323 |
| FF5 Pixel Remaster | 80 | 75 | 72 | 92 | 319 |
| FF7(オリジナル版) | 78 | 62 | 95 | 82 | 317 |
| FF8 Remastered | 75 | 75 | 85 | 82 | 317 |
| FF13 | 68 | 82 | 80 | 75 | 305 |
| FF3 Pixel Remaster | 75 | 72 | 65 | 80 | 292 |
| FF2 Pixel Remaster | 65 | 70 | 68 | 65 | 268 |
| FF1 Pixel Remaster | 72 | 70 | 58 | 60 | 260 |
グラフィック98点のFF7 Rebirthが総得点370点で全作中トップ。ストーリーはFF14・FF6・FF9・FF7オリジナルが95点以上で並ぶ激戦区だ。やり込み度ではFF14が98点で圧倒し、MMOならではの「終わりのない世界」を体現している。1位から17位まで、自分が最も重視する軸でベストな1本を選んでほしい。
【第1位】FF7 Rebirth|グラフィック98点・やり込み度95点。2025年最大のRPG体験
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 85 | 98 | 92 | 95 | 370 |
ファイナルファンタジーVII Rebirthは2025年1月23日にPC(Steam)向けに発売された。PS5では2024年2月29日リリースで、MetacriticはPS5版93点・PC版91点という近年のFFシリーズ最高評価を記録している(2026年5月時点)。Steam版の発売直後のピーク同時接続は40,000人超で、「単独シングルプレイFFとして史上最大のSteamデビュー」と記録された。
グラフィック98点の根拠は、ミッドガル脱出後に広がる広大なオープンゾーン世界の映像美にある。草原・砂漠・密林・雪山と多様なバイオームが全てフォトリアルに描かれ、2026年現在のコンシューマーRPGグラフィックの最高峰の一つだ。戦闘システムもFF7 Remakeのアクション×コマンドRPGハイブリッドを大幅に進化させており、クラウド・エアリス・ティファの3人以外のキャラクターを自在に操作できる。
やり込み度95点はFF7 Rebirth最大の強みだ。メインストーリーだけで40〜50時間、サブクエスト・ミニゲーム・コレクターズコンテンツを全てこなすと150時間以上のプレイ量になる。「ゴールドソーサーのカードゲームだけで20時間やった」という声があるほど、ミニゲームの作り込みも本格的だ。FF7 Remakeの続編だが、本作単体でも世界観の魅力は伝わる設計になっている。
- MetacriticはPS5版93点・PC版91点のシリーズ最高評価(2026年5月時点)
- メインストーリー40〜50時間+全コンテンツこなすと150時間超のボリューム
- 草原・砂漠・密林・雪山と多様なオープンゾーンが広がるグラフィック98点
- FF7 Remakeの続編のため、未プレイなら第3位のRemake Intergradeから先にプレイ推奨
- Steam通常価格¥9,780(セール時の値引き実績要確認)
【第2位】FF14 Online|ストーリー98点・やり込み度98点の二冠。14年続く”最高のFF”
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 70 | 88 | 98 | 98 | 354 |
ファイナルファンタジーXIV Onlineは2013年の「新生エオルゼア」リリース以来、2026年現在も最新バージョン「黄金のレガシー」へのアップデートが続く、シリーズ唯一のMMORPGだ。Steam版はSteambase Player Score 87/100(84,235件のレビューによる「非常に好評」)という高評価を誇る。基本プレイ無料の「フリートライアル」はレベル60・メインストーリー第一章「蒼天のイシュガルド」クリアまで無料でプレイ可能だ。
ストーリー98点は「蒼天のイシュガルド」「漆黒のヴィランズ」「暁月のフィナーレ」という3つの拡張パッケージが牽引している。特に「漆黒のヴィランズ」は「ゲーム史上最高のシナリオのひとつ」として語り継がれ、エンディングで号泣したプレイヤーが続出した。MMORPGでありながら「シングルプレイのFFとして遊べる」という評価が定着しており、ソロ派にも敷居は高くない。
やり込み度98点の根拠は単純明快だ——14年分のコンテンツが今も全て遊べる。レイド・PVP・エンドコンテンツ・製作職・ハウジング・マウント収集と、「どこを掘っても底がない」設計だ。月額料金はエントリー¥1,100〜スタンダード¥1,500(税込)で、まずフリートライアルで世界観を体感することをすすめる。
- フリートライアルでレベル60・「蒼天のイシュガルド」クリアまで完全無料で体験可能
- ストーリー98点・「漆黒のヴィランズ」はゲーム史上最高シナリオのひとつと評価
- 14年分のコンテンツが全て現役で遊べるやり込み度98点のMMORPG
- 月額料金が必要(エントリー¥1,100〜スタンダード¥1,500・税込)
- オフラインプレイ不可・常時インターネット接続が必須
【第3位】FF7 Remake Intergrade|遊びやすさ88点。最高の入口にしてシリーズ最高峰のアクションRPG
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 88 | 95 | 88 | 82 | 353 |
FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADEは、2020年にPS4向けに発売されたFF7 Remakeのアップグレード版で、PC版は2021年リリースだ。Steamでは18,635件以上のレビューで87%「非常に好評」、MetacriticはPC版88点・批評家推薦率94%という高評価を維持している(2026年5月時点)。通常価格¥9,780のところ、セールで50%OFFになることも多い。
遊びやすさ88点は「アクションRPGとして見た場合の完成度」の反映だ。ATBゲージを溜めてコマンドを選ぶハイブリッド設計は、アクションが苦手なプレイヤーでも「クラシックモード」で完全自動戦闘できる。リアルタイムアクションを好む人向けの「ノーマルモード」でも、操作が直感的で覚えるコストが低い。
グラフィック95点はミッドガルという閉じた都市空間をフォトリアルに描いた結果だ。スラム街の薄暗い路地、神羅ビルの威圧感、エアリスの教会の光……全てのロケーションが映画的な演出で仕上がっている。FF7 Rebirthへの導入として最適で、「まずRemakeから入り、Rebirthへ続ける」という流れが現在の最良プレイコースだ。
- クラシックモードで完全自動戦闘が可能・アクション苦手でも安心
- 「Remake→Rebirth」というFF7トリロジーの最良入口
- MetacriticPC版88点・Steam87%「非常に好評」(18,635件以上)
- ミッドガル編のみで完結しない・続きはFF7 Rebirth(第2作)へ
- 通常価格¥9,780(Steam・セール時50%OFF実績あり)
【第4位】FF6 Pixel Remaster|ストーリー95点の最高傑作。SFC時代最強のシナリオが蘇る
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 85 | 80 | 95 | 90 | 350 |
ファイナルファンタジーVI Pixel Remasterは2022年2月にSteamリリース、2023年4月にSwitch・PS4に移植された。Steam版は¥2,090(35%OFFセール時¥1,360)で入手でき、1994年のスーパーファミコン版のドット絵をHD解像度でリマスターした美麗なグラフィックに生まれ変わっている。FFシリーズの「ドット時代最高傑作」と多くのファンが語る伝説的作品だ。
ストーリー95点はこのランキングで最高値タイのスコアだ。14人の仲間キャラクターそれぞれに固有のバックストーリーと見せ場があり、群像劇として機能しながら「帝国と魔法」「世界の滅びと再生」という壮大なテーマを描き切る。ラスボス「ケフカ」は「最も印象的なFFヴィラン」として世界中のファンランキングで常に上位に入る存在だ。
やり込み度90点の根拠は自由度の高さだ。世界崩壊後のシナリオでは仲間を探し回る探索が自由で、どのキャラをパーティーに編成してもクリアできるようバランスが設計されている。魔石システムによるカスタマイズも深く、「誰を魔法使いにするか」という選択が各プレイに個性を生む。Pixel Remasterはオートバトル・高速化機能付きで、2026年でも快適に遊べる。
- Steam¥2,090(セール時¥1,360)でシリーズ最高評価クラスの作品を体験
- ストーリー95点・ラスボス「ケフカ」はシリーズ最高ヴィランと名高い
- オートバトル・高速化機能搭載で2026年でも快適プレイ可能
- ドット絵ベースのグラフィックのため現代的な映像美は期待できない
- 14人の仲間全員収集には丁寧な攻略が必要
【第5位】FF16|グラフィック95点のアクションRPG革命。FFが本気で「アクションゲーム」になった
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 88 | 95 | 85 | 78 | 346 |
ファイナルファンタジーXVIは2023年6月にPS5向けに発売され、2024年9月17日にPC(Steam)版がリリースされた。批評家からはMetacritic 84点・OpenCritic「Mighty」87点・批評家推薦率91%という高評価を受けた(2026年5月時点)。Steam版Complete Edition(DLC「宵の口のブレイブ」「昇る潮のリズ」含む)は¥9,790、Steam版のユーザーレビューは79%「ほぼ好評」だ。
遊びやすさ88点はシリーズ屈指のアクション完成度の反映だ。エイコン(召喚獣)の能力を駆使したコンボアクションは快感が高く、「ストーリーを追いながら爽快なアクションを楽しむ」という体験が一貫している。難易度「ストーリーフォーカス」ではアクションが苦手な人でも安心だ。コマンドRPG要素がゼロなため、従来型FFを求める人には合わない可能性がある点は正直に伝えておきたい。
グラフィック95点はFF7 Rebirthと並ぶ最高水準だ。「フェニックス対イフリート」の開幕バトルシーン、「シヴァvsラムウ」の凍てつく戦場——エイコン同士の巨大バトルの映像美は「ゲームの映像演出の限界を超えた」と感じさせる瞬間が何度もある。ただしやり込み度78点が示す通り、クリア後のコンテンツはやや少なく、1周クリアで「終わった感」が出やすい。
- エイコン召喚獣バトルの映像美はコンシューマーRPG最高水準のグラフィック95点
- 「ストーリーフォーカス」モード搭載でアクションが苦手でも楽しめる
- Complete Edition(DLC2本同梱)でFF16の全体験をカバー・¥9,790
- コマンドRPG要素ゼロ・従来型FFを求めるプレイヤーには合わない可能性あり
- やり込み度78点・クリア後コンテンツは少なめで1周で満足感が完結しやすい
【第6位】FF10/10-2 HD Remaster|ストーリー92点の感動体験。ティーダとユウナの旅は今も色褪せない
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 82 | 82 | 92 | 88 | 344 |
ファイナルファンタジーX/X-2 HD RemasterはFF10(2001年PS2発売)とその続編FF10-2をセットにした作品で、Steam版(¥3,630)・Switch版で現在も購入可能だ。FF10はシリーズ初のフルボイス・ムービー演出を導入した革命的作品で、世界累計800万本以上を売り上げている。高速化・オートバトルトグル機能付きで2026年でも快適に遊べる。
ストーリー92点は「ザナルカンドにて」で始まる感動的な物語構造が評価の中心だ。主人公ティーダが異世界スピラに迷い込み、ユウナという召喚士の旅に同行する——二人の関係性が積み上がっていく過程と、衝撃的な真実の開示はシリーズで最もドラマティックなシナリオだと断言する。「笑いのシーン」で有名なシーン(いわゆる「あはは笑い」)も含め、キャラクターの感情表現が突出している。
やり込み度88点の主な要因はFF10のスフィア盤システムと隠しボス「ダーク召喚獣」「究極召喚獣」の存在だ。FF10-2は3人娘のジョブチェンジシステムで戦略の幅が広く、真エンディング解禁条件の達成率100%を目指すとかなりの時間がかかる。2本セットで¥3,630というコスパは抜群だ。

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- FF10+FF10-2の2本セット¥3,630という抜群のコスパ
- ストーリー92点・ティーダとユウナの感動的な恋愛描写はシリーズ屈指
- 高速化・オートバトルトグル搭載で2026年でも快適なプレイ環境
- FF10-2は主人公・システム・雰囲気が前作と大きく異なる(女性3人主人公・ジョブチェンジ制)
- 真エンディング解放(達成率100%)は難易度が高く攻略情報との併用を推奨
【第7位】FF9|ストーリー95点の王道ファンタジー。シリーズ最高のキャラクター劇
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 82 | 72 | 95 | 88 | 337 |
ファイナルファンタジーIXは2000年にPS1向けに発売され、現在はSteam版(¥2,090・セール時70%OFFで¥627)・Switch版で入手可能だ。Steamでは6,700件以上のレビューで94%「圧倒的に好評」という驚異的な支持率を誇り(2026年5月時点)、「FFシリーズで最も愛されている作品はどれか」という投票では常に上位に食い込む。
ストーリー95点の根拠は「生きることとは何か」という哲学的テーマをジタン・ビビ・ガーネット・スタイナーという個性の異なるキャラクターで多角的に描いた脚本にある。特にビビというキャラクターの「自分は何者か、なぜ存在するのか」という問いは、PlayStation時代のJRPGが到達した最高の哲学的深みだ。ジタンとガーネットの恋愛描写も「あなたがいるから」というセリフと共に語り継がれている。
やり込み度88点の背景はカードゲーム「テトラマスター」と全モンスターへの会得システムの充実にある。最終武器集め・秘蔵の召喚獣「オズマ」との戦いも根強い人気だ。グラフィック72点は2026年基準のスコアだが、当時のPS1のCGムービーを駆使した表現力は歴史的な意義がある。これほどの体験が¥627(セール時)で手に入るとは信じられないコスパだ。
- Steam¥2,090・セール時¥627という驚異のコスパ
- Steamレビュー94%「圧倒的に好評」(6,700件超)・シリーズ最高支持率
- 王道ファンタジーの世界観でFF初挑戦にも最適な入口
- グラフィック72点・PS1時代のポリゴンのためビジュアルは現代基準では古め
- ランダムエンカウント制で移動テンポは現代RPGより遅め
【第8位】FF12 Zodiac Age|やり込み度92点の戦略RPG。ガンビットで育てる自分だけのパーティー
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 75 | 80 | 82 | 92 | 329 |
ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジは2006年PS2向けの原作をHDリマスターした作品で、Steam版・Switch版(¥5,280・セール時70%OFFで¥1,584)で入手できる。「ガンビット」というAIプログラミングで仲間の行動を自動化する独自システムで、「FF版MMORPG」とも呼ばれる戦略性を持つ。ゾディアック エイジでは12ジョブから2種を選んでキャラを育成するライセンスボードが実装された。
やり込み度92点の核心はモブハント(賞金首討伐)とオプションダンジョン「レイスウォール神殿」「ジャッジメントホール」の存在だ。メインクリアに100時間かかる規模感のうえ、全モブを狩り尽くし最強装備を集めると追加で50時間以上が必要になる。「ガンビットを最適化して無敵パーティーを作り上げる」という体験は他のFFにはない独自の満足感だ。
遊びやすさ75点は「ガンビットの概念を理解するまでの時間」が影響している。しかし一度コツをつかめばむしろ他のRPGより「考える楽しさ」がある。スター・ウォーズにインスパイアされた中世ファンタジーの世界観は他のFFとは一線を画し、政治劇・王権・戦争を正面から描いたシナリオは大人向けの風格がある。
- やり込み度92点・モブハント討伐でクリア後も長時間楽しめる
- ガンビットAI設計で「自分だけの無敵パーティー」を育てる楽しさはシリーズ唯一
- Switch版¥5,280(セール時¥1,584)・Steam版でも入手可能
- ガンビットシステムの習得に時間がかかる・入門コストが高め
- ストーリーは政治劇寄りでファンタジー色が薄め・好みが分かれる
【第9位】FF15 Royal Edition(FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION)|遊びやすさ85点の旅路。仲間と駆け抜けるオープンワールドRPG
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 85 | 88 | 72 | 80 | 325 |
ファイナルファンタジーXV Royal Editionは2018年にPC(Steam:app/637650)向けにリリースされた全DLC同梱版だ。オープンワールドにノクティス・プロンプト・グラディオ・イグニスの4人が現代的な車「レガリア」で旅するロードトリップRPGという独自のコンセプトで、国内外で累計1,000万本以上のセールスを記録している(2026年5月時点)。
遊びやすさ85点は「オープンワールドRPGとして見た場合の完成度」だ。ルシス大陸の広大な自然を自由に探索でき、メインストーリーを一時置いて狩人クエスト・モンスター討伐・釣りなどのアクティビティに没頭できる。昼夜サイクルで危険なモンスターが夜に活発化するサバイバル感も独特だ。
ストーリー72点は「本編だけでは意図が伝わりにくい」点への評価で、DLC「Episodeイグニス」「Episodeグラディオ」「Episodeプロンプト」まで含めると物語の全体像が見えてくる。Royal Editionにはこれら全DLCが含まれているため「ノクトたちの旅の全て」を体験できる最良の版だ。4人の絆と旅の記憶を描くエンディングは、ストーリーの弱点を補うだけの感動がある。
- 全DLC同梱のRoyal Editionで「4人の旅の完全版」を体験できる唯一のエディション
- Steam(app/637650)で現在も購入可能・国内外累計1,000万本超の実績
- レガリアで旅するロードトリップ感と4人の絆が生む独自の体験
- ストーリー72点・本編のみでは全体像が掴みにくい(DLC補完が実質前提)
- 後半チャプターでオープンワールド設計が失われる構成上の課題あり
【第10位】FF4 Pixel Remaster|ストーリー88点の群像劇。セシルの贖罪と成長を描く名作
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 82 | 75 | 88 | 78 | 323 |
ファイナルファンタジーIV Pixel Remasterは1991年のスーパーファミコン作品をHDドット絵でリマスターした作品で、Steam版(¥1,540・セール時35%OFFで¥1,001)・Switch版で入手できる。FF4は「アクティブタイムバトル(ATB)」を初めて採用した作品で、それ以降のFFシリーズの戦闘システムを決定づけた歴史的な一本だ。ストーリー88点はPixel Remasterシリーズの中で最高値だ。
暗黒騎士セシルが「なぜ自分は戦うのか」という問いを持ち、仲間と共に贖罪と成長の旅を続けるシナリオは、「FFにおける物語の力」を初めて示した作品でもある。カイン・ローザ・リディアという個性的な仲間の離合集散、そして月世界への旅まで展開する壮大な規模感は今でも色褪せない。
Pixel Remasterはオートバトル・高速化機能対応で現代的な快適さがある。「ATBの生みの親」的作品として、シリーズの歴史を感じながら遊びたい人にとって最適な一本だ。¥1,540という手頃な価格も魅力だ。
- Steam¥1,540でATBシステム初採用のシリーズ歴史的作品を体験
- ストーリー88点・Pixel Remasterシリーズ中最高・セシルの成長と贖罪が秀逸
- オートバトル・高速化機能対応で現代でも快適プレイ可能
- グラフィック75点・ドット絵ベースのため現代的な映像美は期待できない
- Pixel Remasterシリーズの中でも難易度がやや高め
【第11位】FF5 Pixel Remaster|やり込み度92点のジョブマスター。自由度最高のシステムで遊び尽くす
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 80 | 75 | 72 | 92 | 319 |
ファイナルファンタジーV Pixel Remasterは1992年のSFC作品のリマスターで、Steam版(¥1,540)・Switch版で入手できる。FF5最大の特徴はジョブシステムの自由度だ——白魔道士・黒魔道士・モンク・忍者・吟遊詩人など30種類以上のジョブを組み合わせ、アビリティをクロスさせることで「壊れた強さ」のビルドを自作できる。ストーリー72点は物語のシンプルさへの評価だが、ジョブカスタマイズに没頭する楽しさは本物だ。
やり込み度92点は全ジョブマスター・Lv99・オメガ/神竜撃破を目指すカウントで、「全ジョブコンプリート」だけで相当な時間が必要だ。「FF5四天王を倒してラスボスに挑む流れ」はFFファンの共通体験として語り継がれており、ギルガメッシュというキャラクターの登場もシリーズ史に残る名場面だ。
- 30種以上のジョブ×アビリティクロスによるビルド自由度がシリーズ最高水準
- やり込み度92点・全ジョブマスター+最終ボス攻略で大ボリューム
- Steam¥1,540という手頃な価格
- ストーリー72点・シナリオはシンプルでキャラクターの掘り下げは少ない
- ジョブ最適ビルド構築には攻略情報との併用を推奨
【第12位】FF7(オリジナル版)|ストーリー95点の伝説。全てはここから始まった
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 78 | 62 | 95 | 82 | 317 |
ファイナルファンタジーVII(1997年作)はSteam版(app/3837340)・Switch版で現在も購入可能で、Steambaseでは93/100という驚異的なプレイヤースコアを誇る。FF7 Remakeトリロジーの「原作」として、リメイクシリーズを愛する全てのプレイヤーに一度は体験してほしい作品だ。Speed boostやチート機能(HP・ゲームスピード)を内蔵しており、現代的な快適さも確保されている。
ストーリー95点の核心は「エアリス」という人物の存在感と、「星の命」というテーマだ。クラウドというアイデンティティの歪んだ主人公、神羅という企業的悪役、セフィロスというカリスマ的なラスボス——全ての要素が噛み合った1997年のゲーム体験は今も新鮮だ。グラフィック62点は2026年基準の正直な評価だが、ドット絵とポリゴンが混在するPS時代のビジュアルにノスタルジーを感じる世代には特別な体験になる。
「FF7 Remakeを先にプレイし、その後原作に戻る」というプレイ順序も非常に面白い体験だ。どちらから始めても「なぜFF7がこれほど愛されているのか」は必ず理解できる。
- Steambase Player Score 93/100という驚異のプレイヤー支持率
- Speed boost・HP/スピードチート機能内蔵で1997年作品を現代的快適さで体験
- FF7 Rebirthプレイ済みなら「逆向き」で原作の再解釈を楽しめる
- グラフィック62点・1997年のPS1ポリゴンのためビジュアルは要慣れ
- ランダムエンカウントと古いUI設計が現代RPGと比べてやや冗長に感じることも
【第13位】FF8 Remastered|ストーリー85点のSFロマンス。ガンブレードが象徴する挑戦的な作品
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 75 | 75 | 85 | 82 | 317 |
ファイナルファンタジーVIII Remasteredは1999年PS1作品のリマスターで、Steam版(¥2,420・セール時60%OFFで¥968)・Switch版で入手できる。スコールとリノアの恋愛を軸にしたストーリーとリアルな質感のキャラクターデザインは、FF7の後継作として当時最先端だった。高速化・無敵・マックスAP機能付きのRemastered版で現代でも快適に遊べる。
「ジャンクション」システムというマジックをキャラのパラメータに装着して強化する独自設計は、「壊れた強さ」を自作できる楽しさがある一方、「カードゲームで手に入れたカードをマジックに変換して強化する」というメタな理解を要求するため遊びやすさ75点にとどまった。カードゲーム「Triple Triad」はそれ単体でやり込める完成度だ。
「Eyes On Me」というテーマ曲はシリーズで最もロマンティックな楽曲として今も語り継がれている。「ラグナ」編とスコール編が交互に展開する回想録構造も独特で、FFシリーズの中でも特に大人向けの文学的雰囲気がある。
- Steam¥2,420・セール時60%OFF¥968という好コスパ
- 無敵・高速化・マックスAP機能内蔵で快適プレイ可能
- Triple Triadカードゲームが単体でやり込める完成度
- ジャンクションシステムが直感しにくい・メタな知識が必要な設計
- 遊びやすさ75点・最強化にはカードのメタゲーム理解が前提
【第14位】FF13|グラフィック82点の超高品質ビジュアル。一本道の賛否を承知で推す理由
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 68 | 82 | 80 | 75 | 305 |
ファイナルファンタジーXIIIはPS3・360向けの2009年作品で、現在はSteam版(¥2,200)で入手できる。発売当時のグラフィック82点(現在基準)は今見ても水準以上の美しさを保っており、特にライトニングというキャラクターのビジュアルと戦闘アニメーションは2026年現在も見劣りしない。「光速の迅雷」ライトニングはFF史上最も人気の高い女性主人公の一人だ。
遊びやすさ68点の主な要因は「チャプター11まで一本道が続く」という設計だ。序盤は選択の余地がほとんどなく、「ムービーとチュートリアルを見続ける感覚」と評されることがある。しかしチャプター11以降のオープンフィールドとなる「グラン=パルス」解禁後は一変して広大な探索が楽しめる。パラダイムチェンジを駆使した「クリスタリウム」育成は独自の戦略性がある。
「序盤の一本道さえ乗り越えれば」という但し書き付きで強く推せる作品だ。ライトニング・ホープ・ファングというキャラクターが好きになれれば、このゲームは相当な体験を提供してくれる。
- ライトニングのビジュアル・戦闘アニメーションは2026年現在も高水準
- Steam¥2,200という手頃な価格で入手可能
- パラダイムチェンジを駆使した高速バトルの爽快感は独自の体験
- 遊びやすさ68点・チャプター11まで約30時間ほぼ一本道が続く
- コマンドRPGとしての戦略幅が狭く・従来型FFファンには賛否が分かれる設計
【第15位】FF3 Pixel Remaster|やり込み度80点のジョブ原点。シリーズ最初のジョブシステムを体験する
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 75 | 72 | 65 | 80 | 292 |
ファイナルファンタジーIII Pixel RemasterはSteam版・Switch版で入手できる。1990年のFC作品のリマスターで、FFシリーズで初めてジョブシステムを採用した歴史的作品だ。光の戦士4人がジョブを切り替えながら冒険するシステムは、後のFF5・FF6・FF14に至るジョブシステムの原型だ。ストーリー65点は骨格のみのシンプルさだが、「ジョブシステムの始祖」として一度は体験する価値がある。
ラストダンジョン「クリスタルタワー」の難易度は高く、ジョブの組み合わせを考えながら攻略する達成感は本物だ。Pixel Remasterは高速化・オートバトル対応で現代的な快適さも確保されている。¥1,320という価格でFFジョブシステムの原点を体験できる。
- Steam¥1,320という最低価格クラス
- FF5・FF14のジョブシステムの原点として、シリーズ史的価値あり
- 高速化・オートバトル対応で現代的な快適さ
- ストーリー65点・主人公キャラクターの個性が薄くシナリオはシンプル
- ラストダンジョン「クリスタルタワー」の難易度が高く攻略情報推奨
【第16位】FF2 Pixel Remaster|独自の成長システム。使ったスキルが伸びる異色の一作
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 65 | 70 | 68 | 65 | 268 |
ファイナルファンタジーII Pixel Remasterは1988年FC作品のリマスターで、Steam版(¥1,100)・Switch版で入手できる。FF1との最大の違いは経験値とレベルがなく、「使ったスキル・武器が上がる」熟練度制という成長システムだ。意図的に自分を殴ってHPを上げるという裏技的プレイが可能で、賛否が分かれる設計だ。帝国と反乱軍の戦いというシナリオはシリーズ初の政治的ドラマだ。
遊びやすさ65点の理由は「熟練度制の直感しにくさ」にある。Pixel Remasterは難易度調整モードを搭載しており、最低難易度なら快適に進められる。FFシリーズの歴史を「全作制覇」する目的で遊ぶなら通過点として価値がある。
- Steam¥1,100という最安クラスの価格
- 「使った技が成長する」熟練度制という独自システムはFFシリーズで唯一
- 難易度調整モード搭載で最低難易度では比較的快適に進められる
- 遊びやすさ65点・熟練度制の設計が直感しにくく好みが大きく分かれる
- 「全作制覇」以外の目的ではプレイ動機づけが難しい
【第17位】FF1 Pixel Remaster|シリーズの原点。すべてはこの光の戦士4人から始まった
| 遊びやすさ | グラフィック | ストーリー | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 72 | 70 | 58 | 60 | 260 |
ファイナルファンタジーI Pixel RemasterはSteam版(¥880)・Switch版で入手できる。1987年のFC作品のリマスターで、光の戦士4人がクリスタルを取り戻す旅に出るというFFシリーズの原点だ。ストーリー58点はシンプルな構造への評価で、現代的な目線で見るとRPGの「プロトタイプ」に近い。しかし「FFの歴史を全作体験したい」という目的であれば¥880という最安価格で始まりを体験できる貴重な一本だ。
Pixel Remasterは高速化・オートバトル・ミニマップ表示対応で、ファミコン時代の不親切設計を現代的に改善している。「最後のファンタジー」として開発された1作目が38年後も遊べるという事実そのものが、FFというシリーズの奇跡的な歴史を物語っている。
- Steam¥880というシリーズ最安値・FFの38年の歴史の原点を最低価格で体験
- 高速化・オートバトル・ミニマップ対応で現代的な快適さ
- 「全作制覇」の起点として最低価格でシリーズの始まりを体感
- ストーリー58点・現代RPGと比べると物語の深みは大幅に薄い
- やり込み度60点・コンテンツ量は少なく「FFの歴史を感じる」目的向け
まとめ:2026年に遊ぶべきファイナルファンタジーはこれだ
ファイナルファンタジー全17作を4軸で採点した結果、1位はFF7 Rebirth(総合370点)だった。グラフィック98点・やり込み度95点という二冠は、2025年1月のSteamリリース以来「単独シングルプレイFFとして史上最大のデビュー」という実績に裏付けられた評価だ。未経験ならまずFF7 Remake Intergrade(3位)から入り、FF7 Rebirth(1位)へ続く流れが2026年の最良コースだ。
ストーリーで選ぶならFF14 Online(2位・98点)とFF6 Pixel Remaster(4位・95点)とFF9(7位・95点)が並ぶ。FF14はMMOとしての月額料金がある代わりに「フリートライアル」で60レベルまで無料体験できる点が強力だ。¥1,540以下でプレイできるPixel Remasterシリーズは、「コスパで歴史に触れる」という観点で抜群の選択肢だ。
17位FF1は最下位だが「見劣り」ではない。¥880で38年前の原点を体験するという行為に、数字では表せない価値がある。どの1本から始めても「ファイナルファンタジー」というシリーズの多様な魅力に必ず驚かされる。クリスタルの光は2026年でも消えていない。
「FFを1本だけ選べ」と言われたら迷わずFF7 Rebirthを推す。グラフィック・ボリューム・ストーリー・やり込み度の全てが現在進行形の最高水準だ。ただし「生涯最高のFFシナリオ体験」を問われたら、FF14のShadowbringersかFF6のケフカとの対決を挙げる人が多いだろう。歴史を感じたいなら¥627(FF9セール時)から始められる——このコスパは信じがたい。
FFは「全部違うゲーム」だ。どれから始めても正解で、どれを選んでも後悔しない。
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スニッカー北村












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