コロプラとMIXIが共同展開するスマホ向けパーティロイヤルゲーム『フェスバ+(フェスバプラス)』が、2026年11月11日16時をもってサービスを終了する。8月4日、ゲーム内運営レターにて発表された。同日16時にはジュエルの新規購入もすでに停止されている。
つまり発表と同時に課金の蛇口が閉められた。この手のニュースでは珍しくない対応だが、プレイヤーからすれば「昨日まで課金できたものが今日にはもう買えない」わけで、心の準備をする間もなかったはずだ。
『白猫プロジェクト』のキャラと『モンスターストライク』のキャラが同じフィールドで殴り合う——企業の枠を越えたこの試みは、発表当時それなりに騒がれた。オレも「コロプラとMIXIが手を組むのか」と素直に驚いた側の人間だ。それが2年2ヶ月で幕を下ろす。
この記事では、終了までのスケジュール、購入済みジュエルの扱い、そして「なぜこうなったのか」を時系列で整理していく。実は2026年2月の時点で、明確な予兆はあったのだ。
なお本記事の情報は2026年8月4日時点のものだ。未使用ジュエルの取り扱いなど一部は今後追加案内される見込みなので、公式の続報も併せて確認してほしい。
フェスバ+のサービス終了はいつ?スケジュール完全整理
サービス終了は2026年11月11日(水)16時だ。ただし、そこに至るまでに3つの段階的な締め切りが設定されている。ここを取り違えると「まだ大丈夫だと思っていたのに」ということになりかねない。
| 日時 | 内容 | 影響 |
|---|---|---|
| 2026年8月4日16時 | ジュエル新規購入・友達招待機能の停止 | 実施済み。以後の課金は不可 |
| 2026年9月2日16時 | 新規入会受付の停止 | これ以降は新規プレイヤーが参加できない |
| 2026年11月11日16時 | サービス終了 | ゲームがプレイ不可能になる |
注目すべきは課金停止が発表と同日・同時刻だった点だ。多くのソシャゲでは「終了発表→数週間の猶予→課金停止」という段取りを踏むが、フェスバ+はそこをすっ飛ばした。
これは誠実な対応だと評価したい。終了が決まった後に課金させてから止めるより、発表の瞬間に止めるほうがプレイヤーの損失は小さい。運営として当たり前のことだが、当たり前ができない事例も過去にはいくつも見てきた。
購入済みのジュエルはどうなるのか?
すでに購入したジュエルは、サービス終了までは通常どおり使用できる。ただし終了時点で使い切れなかった未使用ジュエルの扱いについては、現時点で「別途案内される」とされており、まだ確定していない。
ここは重要なので繰り返す。払い戻しの有無・方法は8月4日時点では未発表だ。資金決済法の枠組み上、未使用残高については返金対応が行われるケースが多いが、フェスバ+がどうするかは公式の続報を待つしかない。
✅ 現時点で確定していること
購入済みジュエルは11月11日16時まで使用可能。新規購入は8月4日16時に停止済み。未使用分の取り扱いは後日案内。
——つまり、手元のジュエルは終了までに使い切るのが最も確実だ。
払い戻し対応があったとしても、申請期限や手続きが発生する可能性は高い。面倒を避けたいなら、遊べるうちに遊んで消化してしまうのが精神衛生上もいい。オレの経験則だが、「あとで返金されるだろう」と放置したジュエルが戻ってきた記憶はあまりない。
なぜフェスバ+はサービス終了に至ったのか?
運営が示した理由は、運営状況を踏まえた継続困難という判断だ。
現在の運営状況を踏まえ、今後も安定したサービスを提供することが困難である
引用元:AUTOMATON
加えて、運営からはプレイヤーへの謝辞も出されている。
ご期待に添えなかったことをお詫びするとともに、お楽しみいただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます
引用元:Game*Spark
「ご期待に添えなかった」という一文に、運営側の実感が正直に出ている。この文言を出すサービスは、たいてい自分たちが何を目指していて何が届かなかったかを分かっている。取り繕った終了アナウンスよりよほど誠実だと感じた。
実は2026年2月に予兆があった
ただし、この終了は突然の出来事ではない。2026年2月27日をもって、新ヒーロー追加をはじめとする大規模アップデートはすでに終了していた。同時に、深夜から早朝の時間帯のバトルもできなくなっている。
新キャラが追加されなくなり、深夜に人が集まらないからサーバー稼働を絞る——この2つが同時に起きた時点で、対戦ゲームとしての寿命はかなり明確に見えていた。マッチングが成立しないPvPは、それだけでゲームの根幹が崩れるからだ。
つまり2月の告知が実質的な「終わりの始まり」であり、8月4日の発表はその答え合わせだったと言っていい。当時から不安の声を上げていたプレイヤーの読みは正しかったわけだ。
フェスバ+とはどんなゲームだったのか?2年2ヶ月の軌跡
『フェスバ+』は、コロプラの『白猫プロジェクト』とMIXIの『モンスターストライク』のキャラクターが一堂に会するチーム対戦アクションだ。国内スマホゲーム市場の大手2社が、それぞれの看板IPを持ち寄って共同運営するという、かなり異例のプロジェクトだった。
サービス開始からの流れを整理しておく。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年8月30日 | 『フェスティバトル』としてサービス開始 |
| 2025年1月31日 | 大乱戦パーティロイヤル『フェスバ+』へタイトル変更 |
| 2025年3月 | Steam版を展開 |
| 2025年5月30日 | 『Re:ゼロから始める異世界生活』コラボ開催(エミリア参戦) |
| 2025年9月30日 | 『転生したらスライムだった件』コラボ開催 |
| 2026年2月27日 | 新ヒーロー追加など大規模アップデートを終了/深夜〜早朝のバトル停止 |
| 2026年8月4日 | サービス終了を発表 |
サービス開始半年でのタイトル変更が意味していたもの
見逃せないのが、サービス開始からわずか5ヶ月で『フェスティバトル』から『フェスバ+』へタイトルを変更している点だ。これはハーフアニバーサリーに合わせた「進化」として発表されたものだが、実質的には初期のゲーム性が想定どおりに刺さらなかったことの表れでもある。
チームアクションから大乱戦パーティロイヤルへ。この方向転換自体は正しかったとオレは思う。実際、方向転換後にRe:ゼロや転スラといった大型アニメIPとのコラボを次々に打てたのは、パーティロイヤルという分かりやすい器になったからだろう。
だが、スマホの対戦アクションというジャンルは競争が厳しすぎた。プレイヤーの可処分時間の奪い合いで、既存の巨大タイトルを崩すには至らなかったということだ。企業の枠を越えたIPコラボという「話題性」だけでは、日々のログインは維持できない。ここは冷静に受け止めるべきポイントだと思う。
終了までに何をやっておくべきか?
残された時間は約3ヶ月強。やっておくべきことを優先度順に挙げる。
- 購入済みジュエルを使い切る——未使用分の扱いが未確定である以上、これが最優先だ
- スクリーンショットを撮っておく——編成画面、お気に入りヒーロー、戦績。終了後は二度と見られない
- 未取得の実績・ミッションを回収する——現在は感謝のデイリーミッションが実施中だ
- フレンドの連絡先を移しておく——ゲーム内でしかつながっていない相手とは、終了と同時に接点が消える
4つ目は特に大事だ。オレは過去に何度もこれをやり損ねている。サービス終了で一番失うのは装備でもジュエルでもなく、その場所にいた人とのつながりだったりする。歌舞伎町の漫喫で働いてた頃、閉店した店の常連たちが二度と会わなくなったのを見てきた身としては、余計にそう思う。
まとめ|フェスバ+は11月11日16時に終了、課金はすでに停止済み
重要な情報をもう一度整理しておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス終了 | 2026年11月11日(水)16時 |
| 課金停止 | 2026年8月4日16時(実施済み) |
| 新規入会停止 | 2026年9月2日16時 |
| 未使用ジュエル | 取り扱いは後日別途案内(8月4日時点で未確定) |
| 運営 | コロプラ/MIXI 共同 |
| 運営期間 | 2024年8月30日〜2026年11月11日(約2年2ヶ月) |
繰り返すが、購入済みジュエルは終了までに使い切っておくのが最も確実だ。未使用分の払い戻しは現時点で確約されていない。
スポットギークス編集部として、フェスバ+の終了は「失敗」というより「難しい挑戦だった」と評価したい。コロプラとMIXIという競合同士が看板IPを持ち寄る試みは、業界的に見ればかなり大胆な一手だった。発表と同時に課金を停止した対応も、終わり方としては筋が通っている。ただし、2026年2月に大規模アップデートを止めた時点で結末は見えていた。あの半年間、プレイヤーに何を提示できたかが最後の分かれ目だったように思う。
白猫とモンストが同じ画面で殴り合う光景は、あと3ヶ月で見納めだ。撮れる記録は今のうちに撮っておけ。
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スニッカー北村











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