水上悟志の漫画スピリットサークルがTVアニメ化され、2026年12月から放送・配信が始まる。全18話。監督とシリーズ構成は2026年4月に逝去した佐藤竜雄で、これが最後の監督作品になる。アニメーション制作はNAGOMIとEOTAの共同、製作はツインエンジンだ。
キャストは、霊が見える中学生の桶屋風太に浦和希、風太の命を狙う転校生の石神鉱子に永瀬アンナ、風太のそばにいる霊のルンに幸村恵理、鉱子の背後に立つイーストに中村悠一。エンディングテーマは永瀬アンナが初めてソロで歌う此処がどんな世界でもで、本作のために書き下ろされた。発表と同時にティザービジュアルと第1弾PVも公開されている。
原作は少年画報社のヤングキングアワーズで2012年から2016年まで連載された全6巻。累計発行部数は80万部を超え、完結から10年でのアニメ化になる。前世からの因縁で命を狙われた風太が、過去生を追体験する道具スピリットサークルで7つの人生を巡る輪廻転生の物語だ。
この記事では、発表の中身、スタッフとキャスト、原作がどんな作品か、佐藤竜雄監督の遺作として何を期待できるかを整理する。惑星のさみだれのアニメで悔しい思いをした人ほど、今回の布陣は見ておいてほしい。
まず、いつ、どこで観られるかから。
スピリットサークルのアニメはいつから?2026年12月放送開始、全18話
放送・配信の開始は2026年12月だ。話数は全18話で、1クールと2クールの中間にあたる珍しい尺になる。放送局と配信サービスは、2026年11月6日時点で公式サイトに記載がない。放送日時と合わせて続報を待つことになる。
発表は2026年11月5日。製作のツインエンジンと公式Xが同時に告知し、ティザービジュアル、第1弾PV、メインキャスト4人、エンディングテーマが一度に解禁された。発表からひと月で放送に入るスケジュールで、制作はすでに完成していると発表されている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送・配信開始 | 2026年12月 |
| 話数 | 全18話 |
| 放送局・配信先 | 2026年11月6日時点で未発表 |
| アニメーション制作 | NAGOMI × EOTA |
| 製作 | ツインエンジン |
| 公式サイト・X | spiritcircle.jp、@spiritcircle_pr |
18話という数字は、原作者の水上悟志がコメントで触れた「7つの異なる人生」と「尺」の難しさに答えた結果だろう。12話では過去生を駆け足になるし、24話では間延びする。原作6巻を過不足なく収めるために出した数字だと受け取っている。
スタッフは誰?監督は故・佐藤竜雄、助監督の水野健太郎が引き継いで完成
監督とシリーズ構成は佐藤竜雄。機動戦艦ナデシコ、飛べ!イサミ、モーレツ宇宙海賊で知られ、星雲賞を2度受けた監督だ。2026年4月24日に肝不全のため61歳で亡くなり、訃報は5月7日にNAGOMIから出ていた。そのとき「現在制作中のアニメーション作品」と伏せられていたのが、このスピリットサークルだった。
佐藤監督の逝去後は、助監督の水野健太郎を中心に制作が続けられ、監督の構想を引き継いだまま完成したと発表されている。キャラクターデザインは藤本さとる。
| 担当 | スタッフ |
|---|---|
| 原作 | 水上悟志(少年画報社 ヤングキングアワーズ) |
| 監督・シリーズ構成 | 佐藤竜雄 |
| 助監督 | 水野健太郎 |
| キャラクターデザイン | 藤本さとる |
| アニメーション制作 | NAGOMI × EOTA |
水上悟志の原作は、2022年の惑星のさみだれのアニメ化で原作ファンの間に評価が割れた経緯がある。今回は監督が自ら脚本の骨組みを組み、死後も助監督が構想を守って完成させたという発表だ。佐藤竜雄の名前がクレジットに残る最後の作品で、前作の雪辱を果たすなら、ここしかない。
キャストは誰?風太は浦和希、鉱子は永瀬アンナ、EDは永瀬アンナの初ソロ曲
メインキャストは4人。主人公の桶屋風太を浦和希、転校生の石神鉱子を永瀬アンナ、風太に憑いている霊のルンを幸村恵理、鉱子の背後にいる霊のイーストを中村悠一が演じる。
| キャラクター | 役どころ | キャスト |
|---|---|---|
| 桶屋風太 | 霊が見える中学生。主人公 | 浦和希 |
| 石神鉱子 | 転校生。前世の因縁で風太の命を狙う | 永瀬アンナ |
| ルン | 風太のそばにいる霊 | 幸村恵理 |
| イースト | 鉱子の背後に立つ霊 | 中村悠一 |
エンディングテーマの此処がどんな世界でもは、永瀬アンナが初めてソロで歌う楽曲で、作詞はUiNA、作曲は加藤達也。鉱子役の本人が歌うエンディングは、物語の終盤で意味が変わってくるはずだ。永瀬アンナは発表に寄せたコメントで、原作を1日で読み切ったと明かしている。
浦和希は、善悪で割り切れない感情の重さを体験してほしいとコメントした。過去生ごとに風太は別の人間を生きる。1人の声優が7つの人生を演じ分ける作品で、主演の負荷は普通のアニメの比ではない。
原作はどんな漫画?ヤングキングアワーズ全6巻、7つの過去生を巡る輪廻転生譚
スピリットサークルは、少年画報社のヤングキングアワーズで2012年から2016年まで連載された全6巻の漫画だ。累計発行部数は80万部を超える。作者の水上悟志は惑星のさみだれ、戦国妖狐の作者で、アニメ化はこの2作に続く3作目になる。
物語は、霊が見える中学生の桶屋風太が、転校生の石神鉱子に「前世からの因縁」を理由に命を狙われるところから始まる。鉱子が持つ道具スピリットサークルを使うと、風太は過去生を追体験できる。古代から未来まで7つの人生を巡り、自分の魂が犯した罪と向き合う。全6巻で7つの人生を描き切る密度は、漫画読みの間で長く語られてきた。
水上悟志は発表に寄せて、7つの異なる人生設定と尺の難しさを乗り越えてアニメ化を実現したスタッフと佐藤竜雄監督に感謝を述べている。完結から10年、惑星のさみだれから4年。履修が追いついていない人は、放送までのひと月で6巻を読む時間はある。
まとめ。スピリットサークルは2026年12月放送開始、全18話で佐藤竜雄監督の遺作
TVアニメ スピリットサークルは2026年12月から放送・配信が始まる。全18話で、放送局と配信先は11月6日時点で未発表。監督・シリーズ構成は2026年4月に逝去した佐藤竜雄で最後の監督作となり、助監督の水野健太郎が引き継いで完成させた。キャストは桶屋風太に浦和希、石神鉱子に永瀬アンナ、ルンに幸村恵理、イーストに中村悠一。エンディングは永瀬アンナの初ソロ曲 此処がどんな世界でも。原作はヤングキングアワーズ連載の全6巻、累計80万部で、完結から10年でのアニメ化だ。
18話という尺を取ったこと、監督の構想を助監督が引き継いで完成させたこと、放送まで1か月の時点で完成していること。この3つが揃っているアニメ化は珍しい。ナデシコの佐藤竜雄が、輪廻転生の群像劇を最後の仕事に選んだ理由は、放送が始まれば画面が答えてくれるだろう。惑星のさみだれで肩を落とした原作ファンほど、今回は期待していい。
12月まであと1か月。原作6巻は今から読んでも間に合う。















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