コードギアスシリーズの完全新作アニメ、コードギアス 星追いのアスパルが2027年にイベント上映で始まる。2026年11月5日にメインビジュアル、メインスタッフ、メインキャラクターとキャストが一度に解禁され、2027年1月から全国5大都市を巡る先行試写会の開催も決まった。
舞台は神暦606年のローマ帝国。皇帝フォカスの圧政と絶えない戦争に市民が苦しむ時代、帝国の都市ネアポリスで暮らす記憶のない奴隷の少年アスパルが、首だけで生きる謎の女性ゾエと出会う。アスパルを柴田あいばん、ゾエを山村響が演じる。
監督は攻殻機動隊 新劇場版の野村和也、シリーズ構成は小説家の野﨑まど、キャラクターデザインはろるあ、音楽は岩代太郎、アニメーション制作はサンライズ。ストーリー原案にはシリーズの大河内一楼と谷口悟朗の名がある。本作で登場する機体アガルマータの新型クロノスも公開された。
この記事では、上映の形と時期、キャラクターとキャスト、スタッフ、分かっている世界観を整理する。ルルーシュもブリタニアも出てこないコードギアスが、何を引き継いで何を変えるのか。20周年の年に出てきた答えが、これだ。
まず、いつどこで観られるのか。
コードギアス 星追いのアスパルはいつ観られる?2027年にイベント上映、先行試写会は1月から
本編は2027年にイベント上映で展開される。TVシリーズではなく、劇場でのイベント上映という形だ。それに先立って2027年1月から全国5大都市を巡る先行試写会が開かれる。都市名、日程、参加方法は2026年11月6日時点で未発表で、公式サイトと公式Xで後日案内される。
作品の存在自体は、2026年9月26日に公式YouTubeでティザー映像が公開されて明らかになっていた。弓矢が飛び交う戦場と、巨大な人型の何かが戦う映像で、シリーズ20周年の施策として制作決定が告知された。それから約1か月半で、今回の一挙解禁に至っている。
| 項目 | 内容(2026年11月6日時点) |
|---|---|
| 上映形式 | イベント上映 |
| 上映開始 | 2027年(月日は未発表) |
| 先行試写会 | 2027年1月から全国5大都市を巡回。詳細は後日 |
| ティザー映像 | 2026年9月26日公開 |
| 公式サイト・X | geass.jp/aspal/、@GEASS_Aspal |
イベント上映は、奪還のロゼがとった形式と同じだ。章ごとに劇場で先行して見せ、あとからTV放送や配信に回す。ロゼは2026年7月からTV放送に入ったので、アスパルも同じ流れを踏むと見ている。ただし2026年11月時点でTV放送や配信の発表はない。
どんな物語?神暦606年のローマ帝国、奴隷の少年アスパルと首だけで生きるゾエ
時代は神暦606年。ローマ帝国の市民は、皇帝フォカスの圧政と隣国との相次ぐ戦争に苦しんでいる。帝国の都市ネアポリスで暮らす、過去の記憶を持たない奴隷の少年アスパルが、ある日、首だけで生きる謎の女性ゾエと出会う。そこから物語が動き出す。公式が明かしているあらすじは、ここまでだ。
神暦という独自の暦、ローマ帝国、フォカスという皇帝の名。歴史上の東ローマ皇帝フォカスは7世紀初頭の人物で、暴政で知られる。実在の名を借りつつ、ブリタニアとは別の世界線で物語を組んでいるのが分かる。ギアスという言葉は現時点の公式情報に出てこない。「首だけで生きる女性」という設定が、不死のC.C.に対応する存在なのかどうかは、まだ何も言えない。
野村和也監督は発表に寄せて、全く新しい世界を創り上げる大変さを感じながら、主人公アスパルを通して「幸福とは何か」という大きなテーマに向き合ったと述べた。ルルーシュの物語が「世界を壊して作り直す」話だったとすれば、奴隷の少年の物語は、その逆から始まることになる。
キャストは誰?アスパルは柴田あいばん、ゾエは山村響、新機体はクロノス
解禁されたメインキャラクターは2人。奴隷の少年アスパルを柴田あいばん、謎の女性ゾエを山村響が演じる。
| キャラクター | 役どころ | キャスト |
|---|---|---|
| アスパル | ネアポリスで暮らす、過去の記憶を持たない奴隷の少年。主人公 | 柴田あいばん |
| ゾエ | アスパルの前に現れた、首だけで生きる謎の女性 | 山村響 |
柴田あいばんは、アスパルの激動の人生に思いを馳せながら、彼なりの幸せが最後には見つかっていてほしいと願って演じているとコメントした。山村響は、ゾエの神々しさと美しさに引き込まれ、彼女の魂を背負って演じたいと述べている。ルルーシュ役の福山潤やC.C.役のゆかなといった旧シリーズの名前は、今回の解禁には入っていない。
機体はアガルマータと呼ばれる。ナイトメアフレームではない。新機体としてクロノスが公開され、アガルマータデザインはYoshiが担当する。ティザー映像で弓矢の戦場に立っていた巨大な人型は、これだったと見ていい。
スタッフは誰?監督は野村和也、シリーズ構成は野﨑まど、原案に大河内一楼と谷口悟朗
監督は野村和也。攻殻機動隊 新劇場版やジョーカー・ゲームの監督で、サンライズのロボットものとは少し違う文脈から来た人だ。シリーズ構成は野﨑まど。know、バビロン、正解するカドの小説家で、アニメの脚本では正解するカドやバビロンを手がけている。
| 担当 | スタッフ |
|---|---|
| 原作・企画 | サンライズ |
| ストーリー原案 | 大河内一楼、谷口悟朗 |
| 監督 | 野村和也 |
| シリーズ構成 | 野﨑まど |
| キャラクターデザイン | ろるあ |
| アガルマータデザイン | Yoshi |
| 音楽 | 岩代太郎 |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| アニメーション制作 | サンライズ |
ストーリー原案に大河内一楼と谷口悟朗が並んでいるのは大きい。反逆のルルーシュを作った2人が骨組みを置き、実際に書くのは野﨑まどという布陣だ。CLAMPのキャラクターデザインは引き継がず、ろるあの絵で別の顔を作る。音楽の岩代太郎は、過去のシリーズ楽曲を手がけてきたわけではないので、音の面でも新しくなる。
野﨑まどは、まだ見ぬものを求める冒険の日々で、アスパルと共に全力で進行中とコメントしている。正解するカドの結末を知っている人なら、この人が「幸福とは何か」を書くと聞いて、穏やかな話を想像はしないはずだ。
まとめ。コードギアス 星追いのアスパルは2027年イベント上映、先行試写会は1月から
コードギアス 星追いのアスパルは、2027年にイベント上映で展開されるシリーズ完全新作だ。2027年1月から全国5大都市で先行試写会が開かれ、詳細は後日発表。舞台は神暦606年のローマ帝国で、皇帝フォカスの圧政下、ネアポリスの奴隷の少年アスパル(柴田あいばん)が首だけで生きる謎の女性ゾエ(山村響)と出会う。監督は野村和也、シリーズ構成は野﨑まど、キャラクターデザインはろるあ、音楽は岩代太郎、ストーリー原案は大河内一楼と谷口悟朗、制作はサンライズ。機体はアガルマータで、新機体クロノスが公開された。
ルルーシュもナイトメアフレームもCLAMPの絵も捨てて、ローマ帝国の奴隷から始める。シリーズ20周年にこれを出してきたサンライズは、コードギアスという名前を「世界観」ではなく「語り口」のブランドにしようとしている。原案に大河内と谷口を置いたのは、その語り口を保証するためだろう。野﨑まどが書く「幸福とは何か」が、ルルーシュの結末とどう響き合うか。そこが見どころになる。
1月の先行試写会、5大都市のどこかには行く。履修が追いつかない人は、年内にロゼを済ませておこう。















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