ボトムズファンに聞きたい。
「1/24スコープドッグ ターボカスタム」、どっちを買う?
ウェーブから出ている1/24スコープドッグ ターボカスタムには、実は世代の違う2つのキットが存在します。
2006年発売の旧キット「BK-094 ザ・ラストレッドショルダー」と、2025年発売の新キット「BK-182 キリコ機」。
同じ機体、同じスケール。でも中身はまったく別物です。今回はこの2つを徹底的に比べてみました。
まずは基本スペックを並べてみる
| 項目 | BK-182 キリコ機(新) | BK-094 ラストレッドショルダー(旧) |
|---|---|---|
| 価格 | ¥14,080(税込) | ¥5,280(税込) |
| スケール | 1/24 | 1/24 |
| 全高 | 約190mm | 約165mm |
| 組み立て方式 | スナップフィット(接着剤不要) | 要接着剤 |
| 再現機体 | キリコ機+ムーザ機 | キリコ・ムーザ・グレゴルー・バイマン 4機 |
| 降着ギミック | あり | なし |
| アームパンチ | あり | なし |
| ブースター展開 | あり(差し替えなし) | あり(差し替えなし) |
価格差は約2.7倍。でもその差には、ちゃんとした理由があります。
【新作】BK-182 スコープドッグ ターボカスタム[キリコ機]
19年分の進化がここにある
2025年、ウェーブが本気を出してきました。
全高約190mm。1/24スケールとしての存在感は圧倒的で、手に持った瞬間から「これは違う」とわかります。
注目すべきは大河原邦男氏の描き起こし画稿を元にしたディテール追加。全身に施されたリベット表現は、スナップフィットの素組みでここまでやれるのかと驚くほどの密度です。
ギミックが多すぎて逆に楽しい
このキット、動かせる箇所が異常に多い。
- コクピット開閉
- アームパンチ(劇中の必殺技が再現できる!)
- 降着機構(ターボカスタムの降着姿勢が完全再現)
- ターンピック展開
- ジェットローラーダッシュのブースターノズル展開
特にブースター展開は「超スムーズ」との評価が多く、がたつきもなく開閉収納が決まります。
足首の関節軸は内外両方向に大きく傾けられるため、接地ポーズが抜群に決まる。アクション派に刺さりまくる設計です。
惜しい点も正直に
腹部武装やジェットローラーダッシュ周辺にモナカ構造による合わせ目が出ます。塗装派は処理必須。
また、スタンド穴がないため浮かせたポーズをとらせたい場合はクリップ等が必要になります。
付属武装
- 7連ミサイルポッド
- 2連ロケットランチャー
- ガトリングガン
- ヘビィマシンガン(ショートバレル切り替えでムーザ機も再現)
- マーキングデカール
【旧作】BK-094 スコープドッグ ターボカスタム ザ・ラストレッドショルダー
2006年発売、今なお色褪せない名キット
発売から約20年。それでも中古市場では品切れになるほどの人気を誇っています。
このキットの最大の特徴は4機体分の武装が一箱に入っていること。キリコ・ムーザ・グレゴルー・バイマン、劇中の4機がすべて再現できるコンバーチブル仕様です。
タカラ+ウェーブの合作という異色の成り立ち
本体はタカラの名作1/24キットをベースに、ウェーブが追加パーツを新規造形して構成した製品です。
新規造形された脚部ターボユニット、グライディングホイールの再現は当時のファンを熱狂させ、今見ても完成度は高い。
分割線のほとんどがディテールに落とし込まれており、合わせ目処理がほぼ不要という設計の巧さも特筆ものです。
気になる点
接着剤が必要な旧来の組み立て方式。現代のスナップフィットキットに慣れている人には、ちょっとハードルを感じるかもしれません。
また降着ギミックやアームパンチなど、BK-182が実現したギミックは非搭載です。
付属武装
- 7連ショルダー・ロケット弾ポッド
- SMMミサイルランチャー
- スモークディスチャージャー
- GAT-2-C ヘビィマシンガン
- HRAT-23 ハンド・ロケットランチャー
- マーキングデカール
結局どっちを選ぶべきか
BK-182 キリコ機がおすすめな人
「いま最高のターボカスタムが欲しい」という人はBK-182一択。
スナップフィットで組みやすく、ギミックも豊富。降着姿勢の完全再現は「バンダイですら実現できなかった」と評されるほどの完成度です。初めてボトムズのプラモを組む人にも安心して勧められます。
BK-094 ラストレッドショルダーがおすすめな人
「OVAのあの4機を全部揃えたい」「コレクションとして手元に置きたい」という人はBK-094。
一箱で4機分の武装が揃う唯一のキット。価格も約5,000円とリーズナブルで、並べて飾る楽しさはこちらにしかありません。接着剤工作を楽しめるベテランモデラーにも刺さる一品です。
最強の答えは「両方」
正直に言います。どちらかを選ぶ必要はありません。
BK-182で最新技術の粋を組み上げ、BK-094で4機を揃えて並べる。それがボトムズファンとして最も正しい選択です。
またグレゴルー、バイマン、ムーザ分の装備を旧キットで揃え、最新キットに装備させるなんてゴージャスな遊び方もいいですね!
まとめ
ウェーブの1/24ターボカスタムは、旧作・新作ともに完成度が高いキット。
¥14,080のBK-182は「現時点で最高のターボカスタム」を追い求めた集大成。¥5,280のBK-094は「4機コンプリート」という唯一の価値を持つ名作。どちらも持っている意味があります。
さあ、積みプラの山に新たな一山を加える時が来ました。





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