「千鳥足」をゲームにした人間がいる。
しかもそれが、めちゃくちゃ面白い。
2025年10月9日、あの話題作『バニーガーデン』のスピンオフタイトル『へべれけ ばにーがーでん』がNintendo SwitchとSteamで同時発売されました。
qureate(キュリエイト)が放つこの一作、「突っ込みどころしかなさすぎて、突っ込みどころという言葉すら別の意味に思えてくるレベル」(GAME Watch評)という謎の絶賛を受けるバカゲーにして良ゲーです。
バニーガーデンを知っている人も、知らない人も。今作だけで楽しめる理由を全部説明します。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | へべれけ ばにーがーでん(MERRY BUNNY GARDEN) |
| 開発・パブリッシャー | qureate |
| リリース日 | 2025年10月9日 |
| プラットフォーム | Steam / Nintendo Switch |
| 価格 | ¥2,480(税込) |
| ジャンル | 千鳥足アクション |
| 原作 | バニーガーデン(2024年)のスピンオフ |
どんなゲームか?一行で言うと
「酔っぱらった
バニーガールを操作して、無事に家まで帰宅させるアクションゲーム」です。
なぜそんな発想が生まれたのか。でもなぜか面白い。これがqureateの恐ろしさです。
ストーリー──バーの外の彼女たちを知る
前作『バニーガーデン』では、プレイヤーはお客としてバーに通い、キャストたちと仲を深めました。
今作の舞台は、その「閉店後」です。
仕事を終えて、ちょっとお酒が入った状態で帰路につくキャストたち。バーの前では見せなかった素顔、仲間同士の掛け合い、そして帰宅後のプライベートな時間。
「お客さんの前では見せない彼女たちの素顔」が描かれる、前作ファンには堪らない視点のスピンオフです。
操作可能な3人のキャスト
- 花菜(CV:星谷美緒)── 田舎から上京した夢追いの子。酔うとどうなるのか……
- 凛(CV:鈴木絵理)── オタクにやさしいギャル。素の姿はもっとやさしかった
- 美羽香(CV:田澤茉純)── 不思議系で率直なあの子が、プライベートでは?
3人それぞれにストーリーとルートが用意されており、前作を知っているとキャラクターへの愛着がさらに深まる設計になっています。
ゲームシステム徹底解説
千鳥足アクション──これが本作の核心
本作のジャンルは「千鳥足アクション」。世界初のジャンル名と言っていい。
酔っぱらったキャストはまっすぐ歩けません。スティックを操作することで「酔いどれゲージ」が変動し、ゲージの状態によってキャラクターの動きが変わります。体の向きをLB/RBボタンで調整しながら、ふらふらとした動きを制御して前進する──これがすべての基本です。
「シンプルながら難度が高く、プレイを重ねるごとに上達を実感できる」と各レビューで評価されているのが、このシステムの完成度の証明です。
立ちはだかる帰り道の障害たち
酔っぱらいの帰り道は危険がいっぱい。コントロールの効かないキャストを脅かす障害が次々と登場します。
- 路上に潜むマンホール
- 飛び出してくる自転車
- その他、理不尽な帰り道の罠の数々
「突っ込みどころしかない」と評されるほど、障害の種類とシチュエーションが絶妙におかしい。笑いながら死ぬ系アクションです。
帰宅後のナイトルーティンミニゲーム
無事帰宅したら、ゲームはまだ終わりません。
そこにはキャストたちの本物のナイトルーティンが待っています。
- ヨガで身体をほぐす
- お風呂でリフレッシュ
- 化粧水でスキンケア
お仕事終わりでもプロとして自分を整えるキャストたちの姿が、ミニゲーム形式で描かれます。「前作には絶対なかった視点」と電撃オンラインも絶賛。バーでは見られなかった彼女たちの一面がここにあります。
進化したPTAシステム──今作は「あつめよう」
前作で話題を呼んだPTAシステムが、今作でも形を変えて登場します。
今作のPTAは「パンツ・たくさん・あつめよう」。帰り道にさまざまなデザインのパンツが落ちており、集めることでキャストの衣装のデザインを変更できます。
収録デザインはなんと108種類。前作の「見る」から今作の「集める」へ。システムの進化と言っていいのか微妙なラインですが、とにかく108種類です。クリア後もパンツ集めの動機でリプレイできる構造になっています。
高難易度モード「酔いどれモード」
「お色気メインでアクションはおまけかな」と思っていたプレイヤーが驚くのがこれ。
高難易度の「酔いどれモード」が用意されており、アクションゲームとしてのやり込み要素もしっかりあります。電撃オンラインのレビュアーは「正直お色気要素がメインで、アクションはおまけぐらいなのかなと思っていたのですが、充実していて驚いた」とコメント。純粋なアクションゲームとしての完成度が評価されています。
Steam版とSwitch版の違い
本作はプラットフォームによって一部演出が異なります。購入前に確認しておきましょう。
| 演出 | Steam版 | Switch版 |
|---|---|---|
| 胸の揺れ | 大きく揺れる | 控えめ |
| 衣装破壊 | 全壊あり | 「謎の光」が登場 |
| 牛乳などの液体 | 白色 | 別の色に変更 |
「紳士的な演出をフルに楽しみたい」方はSteam版推奨。「Switch版の謎の光」は逆にそれでひとつのネタになっている節もあります。
レビュー・評価まとめ
メディアの声
「今秋最注目のバカゲーであり良ゲー。前作ファンには文句なしに超おすすめ」
──GAME Watch
「突っ込みどころしかなさすぎて、『突っ込みどころ』という言葉すら別の意味に思えてくるレベル」
──GAME Watch(これは褒め言葉)
「PTAシステムも健在! キャストのプライベートな時間が描かれる最高の作品」
──電撃オンライン
良い点まとめ
- 千鳥足アクションが意外と本格的:シンプルな操作ながら奥深く、上達の喜びがある
- キャストのプライベートが見られる:前作では見えなかった素顔・掛け合いが豊富
- 失敗しても楽しい設計:クリアできなくてもパンツ集めで笑いが取れる
- ボリューム感あり:新規イベント・ボイス・衣装・ミニゲームが充実
- 高難易度モードでやり込める:アクション好きにも応えるコンテンツ設計
気になる点
- 前作未プレイだとキャラへの愛着が薄い:スピンオフという性質上、前作知識があるほど楽しめる
- Steam版とSwitch版で体験に差がある:購入前に確認推奨
バニーガーデン未プレイでも大丈夫?
GAME Watchは「予備知識不要で楽しめる」としています。
ただ、正直に言うと。前作をプレイ済みだと花菜・凛・美羽香それぞれへの愛着が段違いです。「あの子が酔っぱらってこうなるのか」という感情は、前作を知っているほど深く刺さります。
もし本作から入って気に入ったなら、ぜひ前作『バニーガーデン』(¥2,980/Switch・¥3,480/Steam)も遊んでみてください。同じキャストたちとの「バーでの時間」が、また違った意味を持って見えてくるはずです。
まとめ──バカゲーの皮を被った良ゲー
『へべれけ ばにーがーでん』は、ジャンル名からして頭がおかしい(褒め言葉)ゲームです。
でも遊んでみると、アクションの完成度・キャラクターの掘り下げ・リプレイ性のある収集システム、すべてがちゃんと機能している。qureateは「バカっぽく見えて真面目に作る」という稀有なセンスを持っている開発者です。
¥2,480。この金額で、バニーガールたちの千鳥足な夜につき合えます。
転ばせても笑える。帰り着いても笑える。108種類のパンツを集めながら笑える。
そういうゲームです。







コメントを残す