長らく続報が途絶えていた「ドラゴンクエストXII」に、ついに大きな動きがあった。
スクウェア・エニックスは公式YouTubeチャンネル「ドラゴンクエストからのお知らせ」にて、ドラゴンクエストXIIの開発再始動と新サブタイトルを正式発表した。当初「選ばれし運命の炎」として開発されていた本作は、新体制での再スタートを経て、新サブタイトル「夢の彼方へ」として生まれ変わることが明らかになった。
さらに同発表では、ドラゴンクエストXII発売に先駆けてリリースされる新タイトル「ドラゴンクエスト 枯れ木の国のビアンカ・フローラ」も初公開された。対応プラットフォームはNintendo Switch 2 / Nintendo Switch / PS5 / Xbox Series X|S / Steam / Windowsと幅広い。
「ドラゴンクエストXII」とはどんな作品?開発経緯と新タイトルの意味
ドラゴンクエストXIIは、2021年5月の生誕35周年記念配信にて「選ばれし運命の炎」というサブタイトルで初発表されたナンバリング最新作だ。発表から数年が経過するなかで続報はなく、ファンの間では「開発の状況が心配」という声が続いていた。
今回の発表では、堀井雄二氏がみずから発表動画に登場し、開発の経緯と再始動について以下のように語った。
大変長い間お待たせしていた『ドラゴンクエストXII』についてお話をさせてください。当初開発していた『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』はシリーズの最新作として、様々なチャレンジを続けてきました。しかし、開発体制を変更してリスタートをしたため発売までは、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。
引用元:ドラゴンクエストからのお知らせ(公式YouTubeチャンネル)
「ドラゴンクエストのナンバリング作品がどうあるべきかを突き詰めた結果、新しい体制での制作を決断した」という言葉からは、単純な開発遅延ではなく、作品の根幹から見直した上での再出発であることが伝わる。新サブタイトル「夢の彼方へ」は、「選ばれし運命の炎」から全方向的に刷新されたコンセプトの変化を象徴しているといえるだろう。
また今回は、不思議な夢が見えてしまう主人公のお話。夢といえばドラクエ6を思い出すが繋がりがあるのか気になるところだ。
『ドラゴンクエスト』のナンバリング作品がどうあるべきかを突き詰めていった結果、新しい体制で『ドラゴンクエストXII』を作ることを決断し、今も開発を続けています。そういった経緯から『ドラゴンクエストXII』はサブタイトルやロゴも含めて、一新いたしました。というわけで『ドラゴンクエストXII 夢の彼方へ』この度初公開です!
引用元:ドラゴンクエストからのお知らせ(公式YouTubeチャンネル)
またドラゴンクエストシリーズに欠かせない2人の巨匠についても言及があった。「今作も、鳥山先生のキャラクターと、すぎやま先生の音楽とともにお届けします」という言葉が添えられており、故・鳥山明先生のキャラクターデザインと故・すぎやまこういち先生の楽曲がXIIにも受け継がれることが明言された。両氏の遺業がドラクエシリーズに刻まれ続ける事実は、ファンにとって大きな安心材料になるはずだ。
ドラゴンクエストXII 基本情報まとめ
現時点(2026年5月27日)で判明している「ドラゴンクエストXII 夢の彼方へ」の情報を以下にまとめた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | ドラゴンクエストXII 夢の彼方へ |
| 旧タイトル | ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎 |
| 発売日 | 未発表(開発中) |
| キャラクターデザイン | 鳥山明(遺作・継続使用) |
| 音楽 | すぎやまこういち(遺作・継続使用) |
| 開発状況 | 新体制で開発継続中 |
発売日・対応プラットフォームはいずれも現時点では未発表だ。堀井氏は「もうしばらくお待ちいただきたい」と述べており、引き続きの情報公開を待つ必要がある。
先行タイトル「ドラゴンクエスト 枯れ木の国のビアンカ・フローラ」も初公開——Switch 2/PS5/PC対応
今回の発表で同時に明らかになったのが、DQXII発売に先駆けてリリースされる新タイトル「ドラゴンクエスト 枯れ木の国のビアンカ・フローラ」だ。「ビアンカ」と「フローラ」といえば、ドラゴンクエストVで主人公の花嫁候補として描かれた2人のキャラクター——そのふたりを冠した新作が、DQXIIよりも先に届けられることが確定した。
対応プラットフォームは以下のとおりだ。
| プラットフォーム | 備考 |
|---|---|
| Nintendo Switch 2 | 任天堂の最新ハードに対応 |
| Nintendo Switch | 旧Switch世代にも対応 |
| PS5 | |
| Xbox Series X|S | |
| Steam | PC(Steam経由) |
| Windows | PC(Windows単体) |
Switch 2・Switch双方への対応は、幅広い世代のドラクエファンを取りこぼさない配慮だろう。PC(Steam/Windows)への展開も明言されており、コンソールを持たないプレイヤーにもプレイ環境が保証されている。発売時期・価格は現時点で未発表(2026年5月27日時点の情報)だ。
「ビアンカ・フローラ」というタイトルから、ドラゴンクエストVの世界観や人気キャラクターを軸にした物語であることが予想されるが、詳細なゲーム内容については続報を待つ必要がある。DQXIIの前に届けられる橋渡し的な作品なのか、あるいは独立した大型タイトルとして展開されるのかも含め、今後の情報解禁に注目したい。
まとめ:ドラゴンクエストXII「夢の彼方へ」に改題——先行タイトルはSwitch 2/PS5/PC対応
ドラゴンクエストXIIの最新情報をまとめた。旧タイトル「選ばれし運命の炎」から新タイトル「夢の彼方へ」へと改題・開発再始動が正式発表。鳥山明・すぎやまこういち両氏の遺業は引き続き新作に受け継がれる。発売に先駆けて「ドラゴンクエスト 枯れ木の国のビアンカ・フローラ」がNintendo Switch 2/Switch/PS5/Xbox Series X|S/Steam/Windowsに対応して届けられることも明らかになった(2026年5月27日時点の情報)。
DQXIIの発売時期は「もうしばらくお待ちを」という段階で、具体的な日程は非公開だ。一方「枯れ木の国のビアンカ・フローラ」はDQXIIより先に来ると明言されており、ファンとしては「まずビアンカ・フローラを心待ちに」という順序で楽しみを積み重ねていくことになりそうだ。
SPOTGEEKS VERDICT
「選ばれし運命の炎」から「夢の彼方へ」——サブタイトルの変化はゲームの方向性が根本から変わったことを示唆している。「突き詰めた結果」という堀井氏の言葉は重く、単なる遅延ではなくクオリティへの真摯な向き合いの結果だと受け取りたい。先行タイトル「枯れ木の国のビアンカ・フローラ」の存在が明らかになったことで、待ち時間をどう過ごすかの答えも出た。
続報を待ちながら、まずはビアンカとフローラの物語に備えよう。
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スニッカー北村










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