龍虎の拳 外伝R(ART OF FIGHTING)発表——キング&ユリ参戦・ロールバック対応でSteam登場

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1996年、SNKが「龍虎の拳」シリーズで最大の挑戦をした。「アルティメットKO」「ディスプレイブレイク」など、当時としては異色の尖ったシステムを詰め込んだ3作目——それが「ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝」だ。そのリマスター版がEVO2026で電撃発表された。タイトルは『ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝 R』。

30年前のゲームをリマスターするだけなら珍しくない。だが今作は違う。「外伝」という作品の最大の弱点だった「キャラクター数の少なさ」を解消すべく、新規プレイアブルキャラクターとしてキングとユリ・サカザキを追加。さらにロールバックネットコードでオンライン対戦に完全対応する。これは単なる移植ではなく、「外伝を完成させる」プロジェクトだ。

ドリキャスやサターンで格ゲーをやり込んでいた世代には刺さる発表だはずだ。オレもEVO2026の配信で発表映像を見た瞬間、思わず声が出た。

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『ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝 R』とは?——1996年格ゲーのリマスター、何が変わる?

原作「ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝」は1996年にNEOGEOで発売されたSNKの2D対戦格闘ゲームだ。リョウ・サカザキとロバートが主人公のシリーズ3作目で、「アルティメットKO」(体力がゼロになると吹き飛ぶ演出)などの独自システムが特徴だった。当時としてはキャラクター数が少なく評価が分かれた作品だが、グラフィックのクオリティと格闘の深みは評価されている。

項目 内容
タイトル ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝 R
開発・販売 SNK
シリーズ NEOGEOプレミアムセレクション
対応プラットフォーム PC(Steam)
発売日 未発表(2026年6月30日時点)
価格 未発表(2026年6月30日時点)
発表日 2026年6月29日(EVO2026にて)

「R」という文字に込められた意味は複数あるとSNKは説明している。「REIGNITE(再始動)」「RETUNED(再調整)」「REVIVAL(復活)」の3つ、そして主要キャラクターであるRYO(リョウ)とROBERT(ロバート)の頭文字でもある。ただの移植ではなく「外伝を蘇らせる」という強い意思が感じられる。

新キャラ・キング&ユリが参戦——外伝の弱点を補完する

今作最大の追加要素は、キング(King)とユリ・サカザキ(Yuri Sakazaki)のプレイアブルキャラクター追加だ。両名はシリーズを代表する人気キャラクターだが、オリジナルの「外伝」には登場していなかった。

キングはバーを経営するムエタイ使いの女性キャラクターで、シリーズを通じた人気キャラだ。ユリはリョウの妹で、シリーズでは珍しいコミカルなキャラクター性を持つ。この2人の追加によって外伝のロースター(キャラクター数)の薄さという批判点が大きく改善されることになる。

ロールバックネットコード実装——オンライン対戦が快適になる

30年前の作品をリマスターする上でオンライン対戦の品質は最重要課題だ。今作はロールバック(rollback)形式のネットコードを実装することが確認されている。ロールバックネットコードは現代の格ゲーオンライン対戦における事実上の標準技術で、遅延を最小限に抑えた快適な対戦体験を実現する。「格ゲーのオンラインは遅延でつらい」という時代は終わっている。

加えて、既存全キャラクターのバランス調整が施される。オリジナル版で「強すぎる・弱すぎる」と評価されていたキャラクターも見直される可能性が高い。


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まとめ:龍虎の拳 外伝R——キング&ユリ参戦・ロールバック搭載でSteam発売予定

『ART OF FIGHTING 龍虎の拳 外伝 R』はSNKが2026年6月29日のEVO2026で発表した1996年作のリマスター。キング&ユリ新規参戦、全キャラバランス調整、ロールバックネットコード実装。対応プラットフォームはPC(Steam)、発売日・価格は未発表(2026年6月30日時点)。

SPOTGEEKS VERDICT

「外伝」はオリジナル版が「キャラが少ない」「システムが尖りすぎて間口が狭い」と言われ続けてきた。その弱点をキング&ユリ追加とバランス調整で補い、ロールバックで現代のオンライン格ゲーとして蘇らせるというアプローチは正解だ。NEOGEOプレミアムセレクションシリーズはKOFやサムスピでも着実なクオリティを見せてきた。龍虎もその流れに乗れるはずだ。発売日と価格の発表が待ち遠しい。

龍虎、再始動。キングとユリを待っていた人間は少なくないはずだ。

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WRITER
スニッカー北村

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