「ROBOT魂 <SIDE GHOST> フチコマ」が、2027年1月に発売される。価格は16,500円(税込)、全高約150mmのABS・PVC製可動フィギュアで、予約は2026年8月3日16時より一般店頭・各通販サイトで開始済みだ。別売りの「S.H.Figuarts 草薙素子」を後部コックピットに搭乗させられる。
タチコマではない。フチコマだ。ここを間違えないでほしい。
『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』——士郎正宗による原作コミック版に登場する思考戦車。アニメ版『S.A.C.』のタチコマとは明確に別個体であり、造形も性格も違う。ROBOT魂<SIDE GHOST>はこれまでタチコマを複数展開してきたが、ついに原点であるフチコマに手を出した。
秋葉原に週1で通っているオレとしては、この報せを見た瞬間に手が動いた。長年「なぜ出ないんだ」と言われ続けた立体である。ここでは価格・発売日・付属品・ギミックを全部並べたうえで、買うべきかどうかを判断する材料を提示する。
ROBOT魂 フチコマの価格・発売日・スペックは?
価格は16,500円(税込)、発売は2027年1月予定だ。一般流通商品のため、プレミアムバンダイ限定ではなく通常の店頭・通販ルートで購入できる。
基本スペック一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ROBOT魂 <SIDE GHOST> フチコマ |
| 作品 | 攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL |
| メーカー | BANDAI SPIRITS(魂ネイションズ) |
| 価格 | 16,500円(税込) |
| 発売時期 | 2027年1月予定 |
| 予約開始 | 2026年8月3日 16時〜 |
| 全高 | 約150mm |
| 素材 | ABS、PVC |
| 販売形態 | 一般流通(店頭・各通販) |
全高150mmという数字は、多脚戦車系のフィギュアとしては十分な存在感だ。ROBOT魂のタチコマ(S.A.C. 2nd GIG&SAC_2045版など)と並べたときのスケール感も、コレクションとして成立するサイズに収まっている。
16,500円という価格は、率直に言って安くない。だがフチコマは脚が4本ある。可動部の数が人型MSの比ではないことを考えれば、この価格帯は妥当な線だと判断する。
付属品には何が入っている?交換パーツの内訳を確認
付属品は表情表現とディスプレイ用のパーツで構成されている。フチコマというキャラクターの「感情豊かなAI」という性格を、パーツ交換で再現する設計だ。
付属品一覧
- 交換用表情パーツ 3種 — デフォルメされた豊かな表情を再現
- 交換用手首パーツ 左右 — マニピュレーターの表情付け用
- 交換用レンズパーツ — アイセンサーの見え方を変更
- 交換用フレームパーツ — 機体構造の変化を再現
- 専用台座支柱一式 — 跳躍・宙吊りポーズの固定用
注目すべきは表情パーツが3種入っている点だ。フチコマは原作コミック版において、しゃべる・拗ねる・議論するという極めて人間くさいAIとして描かれている。あの性格を立体で再現するには、固定された一つの顔では足りない。3種という数は、その性格表現の最低ラインを押さえた設計だと言える。
専用台座支柱が付属するのも重要だ。多脚戦車は宙に浮いた瞬間が最も絵になる。地面に置いておくだけでは、この機体の魅力の半分も出ない。
S.H.Figuarts 草薙素子は搭乗できる?合体ギミックの仕様
できる。別売りの「S.H.Figuarts 草薙素子」を、フチコマ後部のコックピット内に搭乗させることが可能だ。
これが今回の商品で最大のポイントである。単体で完結する立体ではなく、同時期に情報公開された草薙素子フィギュアとの連動を前提に設計されている。魂ネイションズが両商品の情報を2026年8月3日に同時公開したのも、この組み合わせを買わせる意図が明確だろう。
買う側としては悩ましいところだ。フチコマ単体でも16,500円。素子と揃えれば当然さらに上乗せされる。だがコックピットに素子が座った状態のフチコマは、原作の空気そのものである。ここを飛ばして「フチコマだけ買う」という選択が正解かというと、正直、自信がない。
気になる点も正直に書く
ABS・PVC製の多脚可動フィギュアには、経年での自立性という課題が常につきまとう。脚部の関節が4本分あるということは、へたるリスクも4倍あるということだ。長期展示派は台座の使用を前提に考えたほうがいい。
もう一つ。2027年1月発売という時期は、予約から実に約5ヶ月先である。この手の一般流通品は、発売直前に生産数が読まれて品薄になるパターンもあれば、余裕で店頭に並ぶパターンもある。判断が難しい。
……まあ、迷ってるうちに消えるのがホビーの常だというのは、これまで何度も学んできたはずなんだが。学ばないんだよな、オレたちは。
フチコマとタチコマは何が違う?買う前に知っておきたい基礎知識
フチコマとタチコマは別物だ。ここを混同したまま買うと「思ってたのと違う」ことになりかねないので、整理しておく。
| 項目 | フチコマ | タチコマ |
|---|---|---|
| 初出 | 士郎正宗 原作コミック版 | アニメ『S.A.C.』シリーズ |
| 位置づけ | 思考戦車のオリジナル | アニメ版の後継デザイン |
| ROBOT魂での展開 | 今回が待望の商品化 | 複数バージョンが既発 |
ROBOT魂<SIDE GHOST>では、これまで「タチコマ-攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG&SAC_2045-」「タチコマ-攻殻機動隊 SAC_2045-」といったアニメ版由来のラインナップが展開されてきた。原作コミック版のフチコマが立体化されるのは、シリーズにとって大きな節目である。
原作から入った層にとって、これは長年の宿題が片付く瞬間だ。逆にアニメ『S.A.C.』からの入門者は、「見慣れたタチコマとは造形が違う」ことを理解したうえで予約したほうがいい。
※価格・発売時期は2026年8月17日時点の公式情報に基づく。発売延期・仕様変更の可能性があるため、購入前に公式ページで最新情報を確認してほしい。
まとめ|ROBOT魂 フチコマの要点を再確認
数字をもう一度まとめる。「ROBOT魂 <SIDE GHOST> フチコマ」は2027年1月発売予定、価格は16,500円(税込)。全高約150mm、ABS・PVC製の可動フィギュアで、予約は2026年8月3日16時から開始されている。プレミアムバンダイ限定ではなく一般流通品だ。
付属品は交換用表情パーツ3種、交換用手首パーツ左右、交換用レンズパーツ、交換用フレームパーツ、専用台座支柱一式。別売りの「S.H.Figuarts 草薙素子」を後部コックピットに搭乗させられる連動ギミックを備えている。
元ネタは士郎正宗の原作コミック版『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』に登場する思考戦車で、アニメ版『S.A.C.』のタチコマとは別個体である。ここは購入前に必ず理解しておいてほしい。
評価すべきは、表情パーツ3種と専用台座支柱をきちんと同梱してきた設計思想だ。フチコマは「よくしゃべる感情豊かなAI」であり、その性格を立体で成立させるには表情の交換が不可欠である。そこを外さなかった点で、この商品は信用できる。一方で16,500円という価格は決して安くなく、草薙素子との組み合わせ前提で考えるとさらに出費がかさむ。多脚可動フィギュア特有の経年へたりリスクも織り込んでおくべきだ。
原作コミック派なら、これは長年の宿題だ。2027年1月まで、静かに金を貯めておこう。
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スニッカー北村













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