グランツーリスモ7にXiaomi Vision Gran Turismoが10月15日追加!VGT51台目で中国ブランド初、シリーズ初のEV専用ドライビングレッスンも登場、Spec IV第1弾の内容まとめ

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グランツーリスモ7に、Xiaomi Vision Gran Turismo(Xiaomi VGT)が2026年10月中に追加される。無料大型アップデートSpec IVの第1弾と同時で、配信は10月15日と発表されている。Vision Gran Turismoシリーズの51台目、そして中国ブランドの車がグランツーリスモに収録されるのは初めてだ。

同時に、シリーズ30年で初めてとなるEV専用のドライビングレッスンが登場する。使用車両はXiaomi VGTとXiaomi SU7 Ultraで、電気自動車の走行特性を学ぶ内容だ。実機映像は10月3日のグランツーリスモ・ワールドシリーズ シンガポール大会で初公開された。

VGTはメルセデスAMGから始まって13年、51台目でついに中国メーカーが入った。スマホの会社が作ったEVが、ポルシェやブガッティと同じ枠に並ぶ。賛否はあるだろうが、2026年の自動車産業の地図をそのまま映している車種追加だと思う。

この記事では、Xiaomi VGTの正体、EVドライビングレッスンの意味、Spec IV第1弾の全体像、そしてVGTの歴史の中でこの1台がどこに位置するかをまとめる。

まず車そのものから。

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Xiaomi Vision Gran Turismoとは?コンセプトは「風によって形作られる」

Xiaomi VGTは、XiaomiがグランツーリスモのためにデザインしたEVのコンセプトハイパーカーだ。コラボは2025年6月に発表され、2026年3月のMobile World Congress(バルセロナ)で実物大モデルが公開された。グランツーリスモ公式はこう説明している。

A concept electric hypercar sculpted by the wind

引用元:gran-turismo.com

「風によって削り出されたコンセプトEVハイパーカー」。涙滴型のコックピットを、切り欠きとエアダクトで構成されたボディに埋め込んだ形で、空気の通り道をそのまま造形にしている。特徴的なのはリング状のテールランプで、識別用のライトであると同時に空気の出口として機能する。Xiaomiはこの車に「ソファ・レーサー」という概念を与えていて、ソファに座っているような乗り心地でレースをする、という方向性だ。

項目 内容
車名 Xiaomi Vision Gran Turismo(Xiaomi VGT)
動力 EV(出力などの数値は未発表)
デザイン 涙滴型コックピット、リング状テールランプ兼エア出口、SU7・YU7の空力思想を継承
VGT通算 51台目。中国ブランド初
追加時期 2026年10月(Spec IV第1弾・10月15日配信)
実車公開 2026年3月 MWC バルセロナ(実物大モデル)

出力やトルク、0-100km/h加速といった数値は2026年10月時点で公式発表がない。海外メディアでは、SU7 Ultraの3モーター構成を踏襲するのではないかとの見立てが出ているが、未確認情報だ。空力面ではCd値0.29が伝えられており、こちらはデザイン発表時の数字として扱える。

Xiaomi SU7とYU7で実証した空力設計を継承している、というのが公式の言い方だ。要するに実在する量産EVの延長線上にある架空の車で、過去のVGTの多くが「メーカーの夢」だったのに対して、Xiaomiのそれは「今売っている車の次」を描いている。そこが新しい。

EV専用ドライビングレッスンとは?シリーズ30年で初めて

Xiaomi VGTの追加に合わせて、EV専用のドライビングレッスンが実装される。グランツーリスモシリーズ30年の歴史で、電気自動車に特化したレッスンは初めてだ。使用車両はXiaomi VGTとXiaomi SU7 Ultraで、EVの走行特性を学ぶ構成になっている。

EVの運転は内燃機関と何が違うか。発進直後から最大トルクが出るので立ち上がりが速い、回生ブレーキで減速の仕方が変わる、重いバッテリーが床下にあるので重心が低く荷重移動の感覚が違う。レッスンでこのあたりをどこまで扱うかは未発表だが、「EV専用」と銘打つ以上、内燃機関の車では成立しないメニューになるはずだ。

気になる点は、使用車両がXiaomi車2台だけという点だ。グランツーリスモのレッスンは本来、挙動の基礎を教えるものなので、特定ブランドの車だけで組むとプロモーションの色が強くなる。内容次第では「Xiaomiの体験試乗」に見えてしまう。レッスン自体の出来で評価が決まる。

とはいえ、EVの運転を教える場をゲームが持つこと自体は意味がある。2026年時点で実車のEVに乗ったことがない人はまだ多い。ゲームで先に「EVはこう走る」を体に入れておく価値は、プロモーションとは別に存在する。

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2026年8月31日

Spec IV第1弾には何が入る?スポーツランドSUGOと新車、ドリフトトライアル

Spec IVはシリーズ30周年を記念した無料大型アップデートで、2026年10月15日の第1弾と12月の第2弾に分けて配信される。追加車両は2回合わせて12台で、Xiaomi VGTは第1弾に含まれる。

要素 第1弾(10月15日) 第2弾(12月)
新コース スポーツランドSUGO オータムリンク(拡張レイアウト追加)
新車 Xiaomi VGTほか(2弾合計12台) 残りの車両
新モード EV専用ドライビングレッスン、オンラインドリフトトライアル、シャッフルレース、エクスペリエンス ファミリーモード
その他 カーコンシェルジュ、ガレージ「クルマを見る」、ビンテージ —

各要素がどちらの弾に入るかは、PlayStation公式ブログの9月発表時点で確定していたもの(SUGO=10月、オータムリンク・ファミリーモード=12月)以外は推定を含む。新モードの振り分けは配信時のパッチノートで確認してほしい。

スポーツランドSUGOは宮城県の実在サーキットで、高低差とダンロップブリッジが特徴のテクニカルコースだ。国内サーキットの追加は日本のプレイヤーには素直に嬉しい。オータムリンクは初代グランツーリスモからの架空コースで、30周年に合わせて12月に戻ってくる。

山内一典プロデューサーは、このアップデートを30周年の記念として「誰もがグランツーリスモの世界をより深く楽しめるように」設計したとコメントしている。Xiaomi VGTもEVレッスンも、その「誰もが」の中に、これからEVに乗る世代を入れようとしている。

Vision Gran Turismoの歴史で見ると?メルセデスから13年、51台目で中国へ

Vision Gran Turismoは、2013年にグランツーリスモ6でシリーズ15周年企画として始まった。自動車メーカーが「グランツーリスモのためだけに」デザインしたコンセプトカーを収録する枠で、第1号はメルセデスAMG Vision Gran Turismoだった。それから13年で51台目がXiaomiだ。

節目 内容
2013年 グランツーリスモ6でVGT企画開始。第1号はメルセデスAMG
2022年 グランツーリスモ7発売。VGTは継続収録
2025年6月 Xiaomiとのコラボ発表
2026年3月 MWCバルセロナで実物大モデル公開
2026年10月 51台目としてGT7に収録。中国ブランド初

VGTに参加したメーカーは、欧州・日本・米国・韓国の既存自動車メーカーがほとんどだった。Xiaomiは2024年にSU7で自動車に参入したばかりの企業で、VGTの参加メーカーとしては最も新しい。ゲーム側から見れば「自動車メーカーの歴史的コンセプト」から「新興EVメーカーの未来像」へ、枠の意味が少し変わった瞬間だ。

良い点と気になる点を並べる。良い点は、無料アップデートで新車・新コース・新レッスンがまとめて来ること、そしてVGTの枠が現実の産業の動きを反映していること。気になる点は、Xiaomi VGTの性能数値が未発表で、ゲーム内でどのクラスに収まるか分からないこと。EVレッスンの出来も含めて、10月15日のパッチノート待ちだ。

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まとめ:Xiaomi VGTは10月15日のSpec IV第1弾で追加、EV専用レッスンも初登場

Xiaomi Vision Gran Turismoは、グランツーリスモ7の無料大型アップデートSpec IV第1弾(2026年10月15日配信)で追加される。Vision Gran Turismo通算51台目で、中国ブランドとして初の収録。コンセプトは「風によって形作られる」で、涙滴型コックピットとリング状テールランプが特徴のEVハイパーカーだ。性能数値は未発表。同時にシリーズ初のEV専用ドライビングレッスン(Xiaomi VGTとSU7 Ultraを使用)が登場し、Spec IV全体ではスポーツランドSUGO、オータムリンク(12月)、12台の新車、ドリフトトライアルやファミリーモードなどが2回に分けて実装される。

SPOTGEEKS VERDICT

51台目のVGTが中国の新興EVメーカーになった。これは車種追加の話であると同時に、グランツーリスモが「今の自動車産業」を映す鏡であり続けている証拠だ。EV専用レッスンはプロモーション色が気になるが、EVの走り方をゲームで覚えられる場は他にない。性能数値が出るまで評価は保留。

ソファに座ってレースをする車。言葉だけ聞くと笑うけど、SUGOで走らせてから考える。

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WRITER
小田のっこ

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