士郎正宗の攻殻機動隊を原作とする新作アニメーションの制作が始動した。アニメーション制作は、2026年7月から9月に放送されたTVアニメ攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELLを手がけたサイエンスSARUが引き続き担当する。題名は攻殻機動隊(仮)で、形態、放送や公開の時期、スタッフは2026年10月24日時点で発表されていない。
発表の場所が変わっていた。10月24日に東京のDOVER STREET MARKET GINZAで開かれるイベントOPEN HOUSEのプレスプレビュー(10月23日)で、来場者に配られたフライヤーに制作始動の告知が載っていた。記者会見でも配信番組でもなく、ファッションビルの紙1枚からの発表だ。公式サイトは同日、制作始動を告知するビジュアルとともにこれを正式に伝えた。
この記事では、今回確定したこと、まだ何も分かっていないこと、そして前作にあたる2026年のTVアニメがどんな作品だったか、同じ場所で売られるGEEKS RULEとのコラボロングスリーブTシャツまでをまとめる。原点回帰を掲げた全10話の次に、サイエンスSARUが何を作るのか。手がかりは少ないが、少ないなりに並べておく。
まず確定事項から。
攻殻機動隊の新作アニメで確定したことは?
確定したのは、原作が士郎正宗の攻殻機動隊(講談社 KCデラックス刊)であること、アニメーション制作がサイエンスSARUであること、題名が攻殻機動隊(仮)であることの3点だ。発表は2026年10月23日で、公式サイトとサイエンスSARUの公式サイトの両方に告知が出ている。
| 項目 | 2026年10月24日時点 |
|---|---|
| 題名 | 攻殻機動隊(仮) |
| 原作 | 士郎正宗(講談社 KCデラックス刊) |
| アニメーション制作 | サイエンスSARU |
| 発表日 | 2026年10月23日 |
| 発表の場 | DOVER STREET MARKET GINZA「OPEN HOUSE」プレスプレビューで配布されたフライヤー |
| 公開物 | 制作始動を告知するビジュアル1点 |
公式の文言は「新作アニメーション」で、「TVアニメ」とも「劇場版」とも書いていない。前作のときは2025年の時点で「新作TVアニメシリーズ始動」と形態を明示していたので、今回あえてぼかしているのは、まだ決めていないか、決めているが言わないかのどちらかだ。サイエンスSARUが続投するという一点が、今回の発表の中身のほとんどを占めている。
攻殻機動隊の新作アニメはいつ?TVか劇場か?
2026年10月24日時点で、形態、時期、スタッフ、キャストのいずれも公式発表はない。前作の続編なのか、別の原作エピソードを扱う新規作なのかも示されていない。
- 形態:TVシリーズか劇場版か配信作品か、未発表
- 時期:放送・公開の時期、未発表
- スタッフ:監督・脚本・キャラクターデザイン、未発表
- キャスト:続投かどうかを含めて、未発表
- 内容:2026年版の続きか、原作の別エピソードか、未発表
原作の攻殻機動隊は1巻のほかに攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSERと攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACEがあり、2026年版は1巻を軸に全10話で人形使いまで描いた。1巻を使い切った以上、続きを作るなら1.5か2に進むのが自然だが、原作準拠を貫いた前作のスタッフが2巻のあの密度を映像にするのかは、オレも想像がつかない。別の切り口で1巻をやり直す可能性も捨てられない。ここは推測で埋めず、続報を待つ。
前作の攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELLはどんな作品だった?
2026年7月7日から9月8日まで、カンテレ・フジテレビ系の火曜23時枠で全10話が放送された。監督はモコちゃん、脚本は円城塔、アニメーション制作はサイエンスSARU。草薙素子は坂本真綾、荒巻は山路和弘、バトーは安元洋貴、トグサは中村悠一が演じた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送 | 2026年7月7日〜9月8日、カンテレ・フジテレビ系 火曜23時 |
| 話数 | 全10話 |
| 監督 | モコちゃん |
| 脚本 | 円城塔 |
| アニメーション制作 | サイエンスSARU |
| 主なキャスト | 草薙素子:坂本真綾、荒巻:山路和弘、バトー:安元洋貴、トグサ:中村悠一 |
| 主題歌 | OP:King Gnu「GO GHOST」、ED:millennium parade「Blue」 |
| 配信 | Prime Videoで放送同日から見放題、翌日から各配信サービス |
2026年版の特徴は、押井守の劇場版でも神山健治のS.A.C.でもなく、士郎正宗の原作1巻そのものに戻ったことだ。思考戦車がタチコマではなくフチコマなのも、原作準拠の表れだった。情報量の多さとテンポの速さは放送中から賛否があり、海外レビューでは絵の個性を評価しつつ物語の進みが速すぎるという声も出た。それでも「原作の攻殻をそのまま動かす」という方針を10話で貫いたスタジオが、同じ看板で次を作る。前作を見た人ほど、この発表の意味は大きい。
OPEN HOUSEとGEEKS RULEのコラボロンTはいくら?
新作の発表の場になったOPEN HOUSEは、DOVER STREET MARKET GINZAが国内外のデザイナーやアーティストを集めて開く恒例のイベントで、2026年は10月24日に開催される。ここでGEEKS RULEと攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELLのコラボロングスリーブTシャツが17,600円(税込)で限定発売され、前日23日18時にはモコちゃん監督のサイン会と先行販売が同ビル7階のローズベーカリーで行われた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品 | GEEKS RULE × 攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL ロングスリーブTシャツ |
| 価格 | 17,600円(税込) |
| カラー・サイズ | ブラック、M〜XXL |
| デザイン | フロントに思考戦車に乗った草薙素子のキービジュアル、バックに空山基デザインのアイコン、袖にDOVER STREET MARKET GINZAロゴ |
| 発売 | 2026年10月24日、DOVER STREET MARKET GINZA限定 |
| サイン会 | 2026年10月23日18時、同ビル7階ローズベーカリー。モコちゃん監督。事前応募制 |
GEEKS RULEはアニメや映画とのコラボアパレルを手がけるブランドで、攻殻機動隊とは2024年と2026年7月にもTシャツを出している。今回はそのデザインをロングスリーブに置き換え、袖にドーバー銀座のロゴを足した限定仕様だ。フロントの思考戦車について、ファッション媒体はタチコマと表記しているが、2026年版に登場するのはフチコマで、キービジュアルもそれに基づく。空山基のアイコンは、1995年の押井守版でポスターを描いた縁からの起用で、原作準拠の2026年版と劇場版の記憶が1枚の背中で同居する格好だ。17,600円は安くないが、新作発表のフライヤーと同じ日に同じ場所で売られるロンTだと思うと、記念品としての意味は違ってくる。
まとめ。攻殻機動隊の新作アニメで分かっていること
攻殻機動隊(仮)の制作始動が2026年10月23日に発表された。原作は士郎正宗、アニメーション制作はサイエンスSARUで、2026年7月から9月に全10話が放送された攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELLからの続投。発表はDOVER STREET MARKET GINZAのOPEN HOUSEプレスプレビューで配布されたフライヤーが初出で、形態・時期・スタッフ・キャスト・内容はいずれも未発表。同イベントではGEEKS RULEとのコラボロングスリーブTシャツが10月24日に17,600円(税込)で限定発売され、23日にはモコちゃん監督のサイン会が行われた(2026年10月24日時点)。
分かったのは、サイエンスSARUが攻殻を手放さない、という一点だ。原作1巻を10話で使い切ったスタジオが次に何を選ぶかは、1.5巻か2巻か、それとも別の切り口か、今は決め手がない。形態と時期が出るまで、推測で先回りはしない。
フライヤー1枚で始まった話は、だいたい後から大きくなる。次は紙じゃなく映像で来るはずだ。
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スニッカー北村












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