「フロムゲーってどれから始めればいいの?」と悩んだことはないだろうか。死ぬたびに「なぜこのゲームを買ってしまったのか」と後悔しつつも、気づいたら何時間も没頭している——それがフロム・ソフトウェアのソウルシリーズの恐ろしいところだ。
ダークソウル、デモンズソウル、エルデンリング……主要タイトルだけでも7本が存在し、どれを選べばいいか迷うのは当然だろう。難易度も世界観も全然違う。間違った順番で始めると、初っ端から理不尽な洗礼を受けて積みゲー行きになりかねない。
この記事では、フロム・ソフトウェアの主要タイトル7作品を「初心者が楽しみやすい順」でランキング形式で紹介する。難易度・価格・対応プラットフォームも全て明示するので、購入前の参考にしてほしい。
難易度比較表・価格一覧も掲載しているので、迷っているならまずこの記事を読み切ってほしい。
フロム・ソフトウェア全7作 難易度・価格・プラットフォーム比較一覧
まずは一覧表でザっと全体像を把握しよう。難易度は「★5が最難関」で表記している。価格はSteam・PlayStation Storeの通常価格(2026年5月時点)だ。
| タイトル | 発売年 | 難易度 | 価格(通常) | プラットフォーム |
|---|---|---|---|---|
| エルデンリング | 2022 | ★★★☆☆ | Steam 9,240円 | PS4 / PS5 / Xbox / PC |
| ダークソウル3 | 2016 | ★★★★☆ | Steam 5,940円 | PS4 / Xbox One / PC |
| ダークソウル リマスタード | 2018 | ★★★★☆ | Steam 4,730円 | PS4 / Xbox / Switch / PC |
| SEKIRO | 2019 | ★★★★★ | Steam 7,590円 | PS4 / PS5 / Xbox / PC |
| ブラッドボーン | 2015 | ★★★★☆ | PS Store 4,023円前後 | PS4 / PS5(後方互換)のみ |
| デモンズソウル(PS5リメイク) | 2020 | ★★★☆☆ | PS5 8,690円 | PS5専用 |
| ダークソウル2 | 2014 | ★★★☆☆ | Steam 5,720円 | PS4 / Xbox One / PC |
それでは、おすすめ順に各タイトルを詳しく紹介していこう。
スポットギークス採点表|遊びやすさ・グラフィック・鬼畜度・やり込み度を100点満点で評価
4つの観点で各作品を100点満点で採点した。「鬼畜度」は高いほど難しく、「遊びやすさ」は高いほど初心者に優しい。合計点ではなく、自分が重視する軸で選んでほしい。
| タイトル | 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 |
|---|---|---|---|---|
| エルデンリング | 82 | 95 | 58 | 92 |
| ダークソウル3 | 62 | 76 | 80 | 88 |
| ダークソウル リマスタード | 52 | 65 | 76 | 82 |
| SEKIRO | 38 | 86 | 97 | 70 |
| ブラッドボーン | 55 | 78 | 78 | 80 |
| デモンズソウル(PS5リメイク) | 66 | 92 | 63 | 68 |
| ダークソウル2 | 60 | 62 | 65 | 85 |
遊びやすさはエルデンリングが断トツ82点。グラフィックはPS5専用のデモンズソウルリメイクが92点で意外な健闘を見せる。鬼畜度はSEKIROが97点でぶっちぎりの最高値——「詰まる」ではなく「壁にぶつかり続ける」体験が97点の重みを教えてくれるはずだ。やり込み度はエルデンリングが92点でトップ。DLC「黄金樹の影」も含めると、200時間以上遊べる怪物コンテンツ量だ。
【第1位】エルデンリング|フロムゲー入門に最もおすすめの一作
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 82 | 95 | 58 | 92 | 327 |
フロムゲー未経験者に最初に遊んでほしい作品が、間違いなくエルデンリングだ。2022年発売以来、世界中でGOTY(年間最優秀ゲーム)を獲得し、累計出荷本数は2500万本を突破した怪物タイトルである。
最大の特徴は「広大なオープンワールド」にある。従来のソウルシリーズは一本道のステージ攻略型だったが、エルデンリングでは行きたいエリアを自由に選択できる。強いボスに詰まっても別の場所でレベルを上げて出直せるため、「詰んだ」と感じる場面が大幅に減った。
また「遺灰」システムも初心者には大きな味方だ。霊体のNPCを召喚してボス戦に同行させられる。これまで幾多のフロムゲーを遊んできたスポットギークス編集部から見ても、遺灰は良質な救済措置だと断言できる。
エルデンリングの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2022年2月25日 |
| 開発・発売 | フロム・ソフトウェア / バンダイナムコエンターテインメント |
| 対応機種 | PS4 / PS5 / Xbox Series X|S / Xbox One / PC(Steam) |
| Steam価格(通常) | 9,240円(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★☆☆(ソウルシリーズ内で最も初心者向け) |
| クリア目安時間 | 本編50〜80時間 / DLC込み100時間以上 |
エルデンリングの良い点・気になる点
| 良い点 | 気になる点 |
|---|---|
| 遺灰・戦灰で難易度を自分で調整できる | マップが広すぎて迷子になりやすい |
| 攻略順が自由でボスを後回しにできる | DLC「黄金樹の影」は本編より難易度が高い |
| ジョージ・R・R・マーティン共同制作の深いストーリー | 終盤ボスの難易度上昇が急激 |
| オンラインマルチ・協力プレイ対応 | PC版は一部環境で最適化に難がある |
エルデンリングは「死にゲーが怖い」という人にこそ遊んでほしい一作だ。確かにボスは強い。だが逃げる選択肢がある。育成して出直す手段もある。「やられてもまた挑める理由がある」設計が、フロムシリーズで最も親切なのがこの作品だと断言できる。
【第2位】ダークソウル3|シリーズ最高傑作・最も洗練されたアクション体験
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 62 | 76 | 80 | 88 | 306 |
ファンの間で「シリーズ最高傑作」と呼ばれることが多いのがダークソウル3だ。2016年発売ながら、今なおSteamのレビューは「非常に好評」を維持し続けている。
ダークソウル1・2の良いところを引き継ぎ、システムの不満点をほぼ解消した一作だ。カメラ挙動・エスト瓶(回復アイテム)の使い勝手・ロード時間の短縮など、細部のブラッシュアップが徹底している。シリーズ全作をプレイしてきた経験から言えば、「ダクソ3の操作感に慣れたあとは1に戻れなくなる」という感覚は多くのプレイヤーが共感するはずだ。
ただし難易度は高い。エルデンリングのような救済措置(遺灰)は存在せず、ボスを倒すには純粋なアクション技術と知識が求められる。エルデンリングで物足りなくなったら、次の一本はダクソ3と断言していい。
ダークソウル3の基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2016年3月24日 |
| 対応機種 | PS4 / Xbox One / PC(Steam) |
| Steam価格(通常) | 5,940円(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★★☆ |
| クリア目安時間 | 40〜60時間 |
ダークソウル3の魅力は何より「ボスのかっこよさ」にある。「冷たい谷のイルシール」「ロスリック城」といったエリアを抜けた先に待つボス戦の緊張感は格別だ。周回プレイや対人戦(PvP)の中毒性も高く、長く遊べる一作だ。
【第3位】ダークソウル リマスタード|全ての伝説はここから始まった
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 52 | 65 | 76 | 82 | 275 |
ダークソウルシリーズ1作目のリマスター版だ。2011年にPS3で発売されたオリジナルは、当時のゲーム界に「こんな難しくて、こんなに面白いゲームが作れるのか」という衝撃を与えた。2018年のリマスターでグラフィックと動作が改善され、現在も遊びやすい環境が整っている。
ダークソウル1の特徴は「繋がった世界の設計美」にある。序盤の「不死院」から「アノール・ロンド」まで、全ステージが地続きで構成されている。ショートカットが開通した瞬間の感動は、ゲーム史に残る体験だ。
難点は古さだ。カメラ操作の癖や操作感がダクソ3・エルデンリングと異なり、慣れるまでに時間がかかる。それでも「フロムゲーの本質はここにある」と感じさせる奥深さは今も健在だ。Switchで遊べる唯一のソウルシリーズというのも大きな強みである。
ダークソウル1 リマスタードの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2018年5月25日(リマスター) |
| 対応機種 | PS4 / Xbox One / Nintendo Switch / PC(Steam) |
| Steam価格(通常) | 4,730円(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★★☆ |
【第4位】SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE|死にゲーの頂点・アクション特化の最高難度作
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 38 | 86 | 97 | 70 | 291 |
SEKIROはソウルシリーズの中で「純粋なアクションゲームとしての難易度」が最も高い一作だ。舞台は戦国時代の日本。主人公の忍者「隻狼(せきろう)」を操り、義父の仇に立ち向かう物語である。
他のソウルシリーズと決定的に異なる点は「レベル上げで難易度調整ができない」こと。RPG的なゴリ押し解決策が通用しない。「体幹ゲージ」という独自システムを使い、敵の攻撃を弾いて崩すアクション技術が全てだ。
剣戟の爽快感は圧倒的だ。強敵のリズムを覚え、完璧に攻撃を弾けた瞬間の快感はフロムゲー随一と断言していい。ただし「これは無理だ」と感じるプレイヤーが一定数出てくる難易度なのも事実で、初心者への積極的な推奨は控えておく。
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICEの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2019年3月22日 |
| 対応機種 | PS4 / PS5 / Xbox One / Xbox Series X|S / PC(Steam) |
| Steam価格(通常) | 7,590円(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★★★(シリーズ最高難度) |
【第5位】ブラッドボーン|ゴシックホラーで攻め続ける唯一無二の死にゲー
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 55 | 78 | 78 | 80 | 291 |
ブラッドボーンはPS4専用のソウルライク作品で、舞台は中世ゴシックホラー調の架空都市「ヤーナム」だ。ダークソウルとは正反対の「攻撃的なプレイスタイル」を強制される点が最大の特徴で、盾による防御が基本的に使えない。
「リゲイン」システムがあり、ダメージを受けた直後に攻撃を当て返すと体力を回復できる。つまり「食らったら即反撃」という積極的な立ち回りが必要だ。最初は戸惑うが、慣れると気持ちよさが爆発するはずだ。
難点はPS4/PS5専用でSteamやXboxで遊べないこと。また常時60fps動作ができないため、現代水準のアクションゲームとして見ると動作面で気になる点もある。それを差し引いてなお、世界観と雰囲気は唯一無二だ。
ブラッドボーンの基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2015年3月26日 |
| 対応機種 | PS4 / PS5(後方互換)のみ |
| PS Store価格(通常) | 4,023円前後(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★★☆ |
【第6位】デモンズソウル(PS5リメイク)|PS5専用・シリーズの原点を現代技術で体験

Version 1.0.0
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 66 | 92 | 63 | 68 | 289 |
全てはここから始まった。2009年にPS3で発売されたデモンズソウルは、後のソウルシリーズ全ての原型となった作品だ。2020年にPS5ローンチタイトルとして、Bluepoint Gamesによる美麗フルリメイク版が登場した。
リメイク版の完成度は非常に高い。PS5のSSDによりロード時間がほぼゼロになった。PS3版ではボスに負けるたびに30〜40秒のロードを待つストレスがあったが、リメイク版では暗転一瞬で終わる。グラフィックも現代水準に引き上げられており、Metacriticスコアは92点と高評価だ。
ゲームバランスはオリジナルに忠実で、難易度は中程度。「ボス戦より雑魚戦が難しい」という独特の設計が特徴だ。ただしPS5専用のため、PS5を持っていないプレイヤーは選択肢から外れる。
デモンズソウル(PS5リメイク)の基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2020年11月12日(PS5版リメイク) |
| 対応機種 | PS5専用 |
| 価格(通常) | 8,690円(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★☆☆(ボスより雑魚戦が難しい独特設計) |
【第7位】ダークソウル2|シリーズの黒羊・それでも魅力は本物
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 60 | 62 | 65 | 85 | 272 |
シリーズの中で唯一「宮崎英高ディレクター作品ではない」のがダークソウル2だ。そのためファンの間では「異色作」「賛否両論」として扱われることが多い。だが実際に遊ぶと、決して悪い作品ではないことがわかる。
ダークソウル2の特徴は「武器・装備の多様性」と「コレクション要素の豊富さ」だ。ボスの魂を武器や魔法に変換するシステムが充実しており、やり込み要素はシリーズ随一といっていい。難易度も全体的に抑えめで、人によっては一番遊びやすいと感じることもある。
問題は「敵が遠くから気づいてくる」「一部の当たり判定がシビアすぎる」など、設計の粗さが目立つことだ。フロムゲー経験者が「これはちょっと違う」と感じるポイントも正直多い。シリーズを全制覇したいやり込み派には十分ありだが、入門作としては避けた方が無難だ。
ダークソウル2の基本スペック
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 発売日 | 2014年3月13日 |
| 対応機種 | PS4 / Xbox One / PC(Steam) |
| Steam価格(通常) | 5,720円(2026年5月時点) |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
フロムゲー初心者はどれから始めるべき?プラットフォーム別おすすめ
「どれから始めるべきか」は使えるハードによって変わる。プラットフォーム別の最適解をまとめた。
| 持っているハード | 最初の一本 | 次の一本 |
|---|---|---|
| PC(Steam) | エルデンリング | ダークソウル3 |
| PS5 | エルデンリング | デモンズソウル or ブラッドボーン |
| PS4 | エルデンリング | ブラッドボーン |
| Nintendo Switch | ダークソウル リマスタード | 他タイトルはSwitch非対応のため— |
| Xbox | エルデンリング | SEKIRO or ダークソウル3 |
「とにかく最初の一本を決めろ」と言われたら、プラットフォームを問わずエルデンリング一択だ。オープンワールドの自由度・遺灰による難易度調整・豊富な攻略情報、この三点が揃っているのはエルデンリングだけである。フロムゲーが初めてなら、ここから入るのが最も挫折しにくい。
まとめ|フロムゲーはエルデンリングから始めよ。後悔しない
フロム・ソフトウェアの主要7タイトルをランキング形式で紹介した。改めて整理しよう。
| 順位 | タイトル | こんな人に |
|---|---|---|
| 1位 | エルデンリング | フロムゲー初心者・オープンワールド好き |
| 2位 | ダークソウル3 | エルデンリングクリア後・アクション上級者 |
| 3位 | ダークソウル リマスタード | 原点を体験したい・Switchユーザー |
| 4位 | SEKIRO | アクションに自信がある人・和風世界観好き |
| 5位 | ブラッドボーン | PS4/PS5ユーザー・ゴシックホラー好き |
| 6位 | デモンズソウル(PS5リメイク) | PS5ユーザー・シリーズの原点を遊びたい人 |
| 7位 | ダークソウル2 | シリーズを全制覇したいやり込み派 |
「難しいから敬遠してきた」という人ほど、エルデンリングは刺さるはずだ。オープンワールドの探索、装備のカスタマイズ、遺灰を連れてのボス戦——。最初の一体を倒したときの達成感は、他のどんなゲームでも味わえない体験だ。Steamセールを狙えば5,000円台でも手に入る。
フロム・ソフトウェアの作品群は、どれも「理不尽に見えて実は公正」な難易度設計が貫かれている。負けた理由は必ずある。だからこそ「また挑もう」と思える。スポットギークス編集部がシリーズ全作クリアを通じて確信するのは、この難しさが「超えるための難しさ」だということだ。エルデンリングを足がかりに、ぜひ沼にはまってほしい。
死に続けることで、ゲームはもっと面白くなる。それがフロムゲーだ。
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スニッカー北村











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