カプコンが2026年4月17日に発売したSFアクションアドベンチャー『PRAGMATA(プラグマタ)』が、Steamで「圧倒的に好評(97%・4,300件超)」を叩き出している。発売からわずか数日でこの評価は、近年のカプコン作品の中でもトップクラスだ。
このゲームの核心は「ハッキングとシューティングを同時にこなすデュアルコントロール」という唯一無二のシステムにある。1本のコントローラーでアンドロイド少女ダイアナのハッキングと、人間の調査員ヒューの銃撃を同時に操作するという、聞いただけでは「難しそう」と感じる設計なのに、実際に遊ぶと「クセになる」と評価が相次いでいる。
この記事では、PRGAMATAのストーリー・世界観・ゲームシステムを徹底解説する。「買うべきか迷っている」「どんなゲームか知りたい」という人向けに、ネタバレなしで魅力を全力で伝えていく。価格・プラットフォーム情報も本文中にまとめた。
PRGAMATAはTPS未経験者でも問題なく楽しめるとファミ通も明言している。「SFアドベンチャーは好きだけどアクションが苦手」という人にこそ刺さる一本だ。
PRGAMATAのストーリー・世界観|ルナフィラメントと月面施設の謎
舞台は近未来の月面だ。人類は「ルナム」と呼ばれる新鉱石を月面で発見し、そこから精製した「ルナフィラメント」という革新的素材の研究を進めていた。ルナフィラメントは物体の形状・性質・機能をすべて3Dデータとして複製・再現できる夢の素材で、月面研究施設はその最前線だった。
しかし——施設との連絡が突然、途絶える。
調査隊が派遣されるも、彼らは月面地震に巻き込まれて消息を絶つ。チームから孤立し重傷を負ったヒュー・ウィリアムズは、謎のアンドロイド少女「ダイアナ」に発見・救出される。二人は施設を脱出し地球に戻るため、ローグAIに支配された月面施設の真実を追う旅に出る。
🌙 世界観キーワード
ルナム:月面で発見された新鉱石
ルナフィラメント:ルナムから精製した革新的素材。物体の形状・性質・機能を複製再現可能
プラグマタ:ルナフィラメントで作られた高性能自律型アンドロイドの名称
ローグAI:施設を支配している敵性AI。施設のボットを配下に置く
ヒュー・ウィリアムズとは?
ヒューは月面施設の調査のために派遣されたシステム監査員だ。皮肉屋でぶっきらぼうな口調が目立つが、根は誠実で優しい人物として描かれている。スラスター搭載のスペースシャツで月面を立体的に移動でき、各種銃器で敵ボットと戦闘を行う。ゲームの操作の「アクション側」を担う存在だ。
ダイアナとは?
ダイアナは識別番号「D-I-0336-7」を持つ高性能自律型アンドロイド「プラグマタ」だ。ルナフィラメントで作られており、施設のシステムや敵ボットの装甲をハッキングする能力を持つ。外見は幼い少女の姿をしており、好奇心旺盛で無垢な反応が印象的だ。
「ダイアナ」という名前はヒューが付けたもので、彼女にとって特別な意味を持つ名前として丁寧に描かれている。探索・戦闘中はヒューの背中に乗ってサポートを行い、「ヒューとダイアナの二人旅」がこのゲームの情緒的な軸となっている。
「デュアルコントロール」とは何か?ハッキング×シューティングの仕組み
PRGAMATAの最大の特徴は、1人のプレイヤーが1本のコントローラーでヒューとダイアナを同時に操作する「デュアルコントロールシステム」だ。これが他のどのゲームとも違う体験を生み出している。
敵ボットは「ハッキングしないと倒せない」設計
施設を守るボットたちは全員、装甲に覆われている。ヒューの銃撃だけでは有効なダメージを与えられず、まずダイアナがハッキングで装甲を解除しなければ本ダメージを入れられない。
「ハッキングしてから撃つ」というシーケンスが基本だ。しかし戦場では複数の敵が同時に迫ってくる。ハッキング中にヒューを動かして被弾を避けながら、ダイアナのハッキングパズルをこなし、解除できたタイミングで的確に撃ち込む——この「同時に考える」緊張感がクセになる。
ハッキングの仕組み|一筆書きパズル
ダイアナのハッキングは一筆書き形式のパズルだ。敵をターゲットしてハッキングを起動すると、ノードをゴール(緑マス)まで繋ぐパズル画面が開く。青マスを多く通るほどダメージや効果時間が増加し、黄色ノードを起動すると「敵の防御低下」「複数敵への同時ハッキング」といったバフが得られる。
また、手ごわい敵には「オートハッキング」機能も用意されており、パズルが苦手な場合でも攻略の選択肢が確保されている。
| 操作キャラ | 主な操作内容 | 特徴 |
|---|---|---|
| ヒュー | 移動・ジャンプ・スラスター・射撃・武器切替 | スペースシャツのスラスターで3D空間を立体移動 |
| ダイアナ | 敵ターゲット・ハッキング起動・ノード操作 | 施設システム・扉・敵装甲のハッキングを担当 |
武器システムとシェルター機能を徹底解説
4種の武器タイプ
ヒューは戦闘で4種類の武器ユニットを使い分ける。武器は施設内のマップで入手でき、アタックユニット以下の強力な武器は弾数が限られており、弾が尽きると消滅する仕様だ。「いつ使うか」の判断もゲームの醍醐味になっている。
| 武器タイプ | 弾数 | 用途・特徴 |
|---|---|---|
| プライマリーユニット | 無限 | 基本武器。弾切れなし・常時使用可能 |
| アタックユニット | 有限・弾切れ消滅 | 高ダメージ特化。ボス・強敵向け |
| ディフェンスユニット | 有限・弾切れ消滅 | シールド展開・囮設置による防御・誘導 |
| タクティカルユニット | 有限・弾切れ消滅 | 範囲攻撃・群衆制御・複数敵への対応 |
シェルター|拠点で強くなる仕組み
シェルターはヒューとダイアナの拠点であり、探索から戻るたびにHPが全回復する安全地帯だ。ここではルナフィラメントを素材として使い、3Dプリンターでさまざまな強化が行える。
- 武器強化:プライマリーユニットの性能アップ
- ハッキングノード強化:パズルの効果範囲・威力向上
- アビリティ解放:新しい戦闘・探索オプションの追加
- アタッチメント装着:装備カスタマイズ
- ファームウェア強化:HP・スラスター持続時間などのステータス直接強化
シェルターではダイアナとの会話イベントも発生する。攻略だけでなく「二人の関係が深まる場所」としても機能しており、探索後にシェルターに戻るのが楽しみになる設計だ。
Steam 97%・ゲーム8スコア96点の理由|良い点と気になる点を正直に語る
PRGAMATAのSteam評価は2026年4月20日時点で「圧倒的に好評(97%・4,320件)」だ。ゲーム8は96/100という高スコアを記録し、ファミ通は「全人類遊んでほしい」と評した。ここではその理由と気になる点を両方正直に書く。
👍 良い点
- デュアルコントロールの快感:「ハッキングしながら撃つ」緊張感とそれが決まったときの爽快感は唯一無二
- ヒューとダイアナの関係性:会話パターンが膨大で、強制イベントではなく積み重ねで関係が育つ自然な描き方
- 難易度バランス:序盤は難しく感じるが、成長システムで習熟度に応じた強化が可能。RPG的緩和策あり
- ステージ設計:クリア後も再訪可能な立体構造で、後から取れる隠し要素が存在
- クリア後コンテンツ:強くてニューゲーム・専用特殊モード・クリア後解放武器など周回要素が充実
🤔 気になる点
- 序盤の操作量:ハッキング中に複数の敵が来ると「かなり忙しい」と感じる場面がある
- 弾切れ消滅仕様:アタック/ディフェンス/タクティカルユニットは弾が尽きると即消滅。慣れるまで戸惑いがある
- 終盤の情報量:新設定・新要素が終盤に集中しており、展開が詰め込み気味と感じる人も
- ストーリーの緩急:序盤がゆったりしているため人によって好みが分かれる
総合的には「アクションが苦手な人でも大丈夫」という評価が多数派だ。TPS未経験者がゲームを中断せずクリアできるよう、難易度設計とRPG的強化の両方が用意されている。ゲームエイトも「RPGを普段遊ぶ層にも問題なくオススメできる」と評しており、スポットギークスとしてもその評価は妥当だと感じる。
価格・対応プラットフォーム・デラックス版との違い
PRGAMATAは2026年4月17日に発売済みだ(Nintendo Switch 2版は4月24日)。価格と対応プラットフォームは以下の通り。
| エディション | 価格 | 収録内容 |
|---|---|---|
| 通常版 | ¥7,990 | 本編のみ |
| デラックス版 | ¥8,990 | 本編 + DLC「Shelter Variety Pack」(¥1,500相当) |
| プラットフォーム | 発売日 | 備考 |
|---|---|---|
| Steam(PC) | 2026年4月17日 | GeForce RTXによるパストレーシング対応 |
| PlayStation 5 | 2026年4月17日 | — |
| Xbox Series X|S | 2026年4月17日 | — |
| Nintendo Switch 2 | 2026年4月24日 | 1週間遅れで発売 |
デラックス版はDLC「Shelter Variety Pack」付きで、通常版との差額は1,000円。DLCの単体価格が1,500円なので、最初からデラックス版を選んだ方がお得だ。
なお、Steam版はGeForce RTXのパストレーシング描画に対応しており、ダイアナの髪の質感まで光の処理が活きるとのこと。RTXを積んだPCを持っているなら、Steam版を選ぶ価値は高い。
CERO区分は「C(15才以上対象)」。対象年齢の確認も忘れずに。
まとめ|PRGAMATAはどんな人に刺さるか?
2026年4月時点でSteam 97%好評という数字は、カプコンの新IPとしてほぼ最高の滑り出しだ。「ハッキング×シューティングのデュアルコントロール」という聞いたことのないシステムが、実際に触ってみると「これしかない」と感じさせるレベルで完成されている。
PRGAMATAは「SFが好き」「アドベンチャーが好き」「キャラクターの関係性が好き」という人全員に刺さるゲームだ。ヒューとダイアナの絆の描き方が秀逸で、「強くなるために遊ぶ」より「続きが気になって遊ぶ」という感覚で引っ張られる。TPS未経験者でも成長システムとオートハッキングでフォローされるため、アクションが苦手でも問題ない。デラックス版(¥8,990)を選んでおけば後悔はないはずだ。
Steam 97%が示す通り、2026年上半期ベストゲーム候補の筆頭だ。
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スニッカー北村










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