KONAMIの新作『PROJECT ZIRCON』が発表され、Steamでウィッシュリスト登録の受付が開始された。ジャンルはデッキ構築型ローグライクで、プレイヤーは国家の統治者となり、キャラクターカードを集めて施設を建設し王国を発展させる。対応機種はPC(Steam)、発売時期は未定だ。
KONAMIがデッキ構築ローグライクを出す。この組み合わせ、想像していなかった。
しかも本作、2023年にKONAMIが立ち上げたWeb3共創プロジェクトから生まれた企画だという。コミュニティがキャラクターや世界観の構築に参加できるガイドラインが敷かれ、二次創作や商用派生も認められてきた土壌がある。
そこから実際にゲームが立ち上がった。この経緯自体がかなり珍しい。何がわかっているのか、順に整理していく。
『PROJECT ZIRCON』とは?デッキ構築×国家経営のローグライク
『PROJECT ZIRCON』は、プレイヤーが国家の統治者となってキャラクターカードを集め、施設を建設しながら王国を発展させるデッキ構築型ローグライクだ。舞台はダークファンタジー世界となっている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | PROJECT ZIRCON |
| ジャンル | デッキ構築型ローグライク・ストラテジー |
| 対応機種 | PC(Steam) |
| 発売時期 | 未定(ウィッシュリスト登録受付中) |
| 開発・販売 | KONAMI |
| 世界観 | ダークファンタジー |
| プレイ期間 | ゲーム内5年間 |
現時点で発売時期は未定。まずはSteamでのウィッシュリスト登録という段階だ。
ゲームの流れは?5年間・2フェイズ制で厄災竜との決戦へ
本作のプレイ体験は、ゲーム内で5年間にわたって展開する。この期間中、2つのフェイズが交互に繰り返される構造だ。
- 戦略フェイズ — 領土を拡大し、カードや施設を獲得する
- 統治フェイズ — キャラクターを配置し、施設と組み合わせてポイントを獲得、国家を強化する
そして5年目には「厄災竜」との決戦が待つ。プレイヤーの選択によって、複数用意されたエンディングのどれに到達するかが決まる仕組みになっている。
「配置」がデッキ構築と噛み合う設計
この構成で面白いのは、統治フェイズにおける「キャラクターを配置し、施設と組み合わせる」という部分だ。
一般的なデッキ構築ローグライクは、手札を切って戦闘を解決する形が主流だ。だが本作は、カードを盤面に配置して施設とのシナジーを組む方向に寄せている。デッキ構築とワーカープレイスメントの中間、と表現するのが近いかもしれない。
5年という明確な区切りがあり、ゴールに厄災竜との決戦が据えられている点も設計として整理されている。無限に続くのではなく、有限のリソースをどう配分するかを問うゲームだということだ。
この手のゲーム、一度ハマると朝になる。過去にやらかした経験があるので、正直ちょっと警戒している。
なぜKONAMIがデッキ構築ローグライクを?Web3共創企画からの誕生
本作は、KONAMIが2023年に立ち上げたWeb3共創プロジェクトから生まれた企画だ。
このプロジェクトは、コミュニティがキャラクターや世界観の構築に参加できるガイドラインを設けており、ファン制作物や商用の派生コンテンツも許容されてきた。つまり、ゲームが先にあってコミュニティが育ったのではなく、コミュニティで育った世界観が先にあり、そこからゲームが立ち上がったという順序になる。
これは通常の企業タイトルとは逆の流れだ。
KONAMIといえば『メタルギア』『悪魔城ドラキュラ』『パワプロ』といった強固なIPのイメージが強い。そこに、コミュニティ発の新規世界観でデッキ構築ローグライクを投入する——実験としての性格が濃いプロジェクトだと言っていい。
気になる点も書いておく
正直、判断材料はまだかなり少ない。発売時期は未定、価格も未発表、PC以外への展開予定も明かされていない。
また、Web3共創企画発という出自は、人によって受け止め方が大きく分かれる部分だろう。ゲームそのものの評価とは切り分けて考えたいところだが、この背景を気にする層が一定数いるのは事実だ。
逆に評価できるのは、ジャンル選択の的確さだ。デッキ構築ローグライクは、多様なカードとキャラクターが存在するほど面白くなる。コミュニティで大量のキャラクター設定が蓄積されてきた土壌と、このジャンルの相性は極めて良い。ここは理にかなっている。
まずはSteamのウィッシュリストに入れて、続報を待つのが正解だ。
『PROJECT ZIRCON』まとめ|現時点で判明していること
要点を整理しておく。
- ジャンルはデッキ構築型ローグライク — 国家経営とストラテジー要素を含む
- 対応機種はPC(Steam) — 発売時期は未定、ウィッシュリスト登録受付中
- ゲーム内5年間・2フェイズ制 — 戦略フェイズと統治フェイズを交互に進行
- 5年目に「厄災竜」との決戦 — 選択によって複数エンディングに分岐
- KONAMIの2023年Web3共創プロジェクト発 — コミュニティ参加型の世界観がベース
- 舞台はダークファンタジー世界
『PROJECT ZIRCON』は、コミュニティで育った世界観からゲームが立ち上がるという逆順の成り立ちを持つ、KONAMIとしてはかなり実験的なタイトルだ。カードを配置して施設とシナジーを組む統治フェイズの設計は、一般的なデッキ構築ローグライクとは異なる手触りになりそうで興味深い。5年という有限のスパンと厄災竜という明確なゴールを据えた構造も整理されている。判断材料が少ないのは事実で、発売時期・価格・他機種展開はすべて未発表だ。
まずはSteamのウィッシュリストへ。この手のゲームは、静かに来て朝まで持っていく。
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小田のっこ













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