「ウィッチャー3のディレクターが作った次の傑作」——そう呼ばれる可能性を持つゲームが、ついに発売日を確定させた。『The Blood of Dawnwalker』は2026年9月3日、PS5・PC・Xbox Series X|Sで発売される。開発は元CD Projekt RED(CDPR)スタッフたちが設立したRebel Wolves、パブリッシングはバンダイナムコエンターテインメントだ。
主人公コーエンは昼は人間、夜は吸血鬼——この「ドーンウォーカー」という二面性が本作の核心だ。14世紀ヨーロッパ、黒死病と吸血鬼が跋扈する世界で、愛する者を救うために呪われた力を行使する。選択の積み重ねが物語を変え、世界の勢力図を塗り替えていく。
本記事では、開発スタジオの素性から昼夜システムの詳細、版別の購入ガイドまでを一気に解説する。9月3日まで時間はある。だが予約特典と限定版は早い者勝ちだ。
Rebel Wolvesとは何者か?ウィッチャー3元スタッフが作る理由
Rebel Wolvesはポーランドのゲームスタジオだ。設立者の顔ぶれが非常に豪華で、『ウィッチャー3 ワイルドハント』のゲームディレクターを務めたコンラッド・トマシュキェヴィチと、『サイバーパンク2077』でクエストデザインディレクターだったマテウシュ・トマシュキェヴィチが中心人物だ(ふたりは兄弟)。両氏はCDPRを退社後に新スタジオを立ち上げ、約120人規模のチームを組織した。
ウィッチャー3は2015年発売にもかかわらず、2020年代に入ってもGOTY級の評価を保ち続ける稀有な作品だ。そのチームが「ナラティブサンドボックス型RPG」という新ジャンルを掲げて作る初タイトル——期待しないほうが難しい。
インスピレーション源として開発陣が挙げているのは『Fallout 2』などのクラシックCRPGだ。「選択と結果」「プレイヤーの行動が世界を変える」という設計哲学は、ウィッチャー3の血筋を引いていると同時に、より自由度の高い物語体験を目指している。
A narrative sandbox RPG set in dark fantasy 14th-century Europe. You play as Coen, a Dawnwalker — human by day, vampire by night — fighting to save those you love in a story shaped by your actions and the secrets you uncover.
引用元:The Blood of Dawnwalker 公式サイト
「あらゆる行動には結果が伴う」というのが開発チームの口癖だ。軽率な選択が世界の均衡を崩し、予想外の敵を生む。そのプレッシャーこそが、このゲームの醍醐味になるはずだ。
昼夜で戦い方が変わる「ドーンウォーカー」システムとは?
本作最大の特徴が昼夜二面性のゲームプレイだ。主人公コーエンは「ドーンウォーカー」——夜明けとともに覚醒する半吸血鬼で、日中は人間の力、夜間は吸血鬼の力を使い分ける。
昼間(人間モード)の戦闘・行動
昼間のコーエンは人間として行動する。人間ならではの「魔術(ウィッチクラフト)」系のアビリティが使え、NPC との交渉や情報収集も自然にこなせる。太陽の下を自由に歩き回れる優位性は、夜間の吸血鬼が抱えるリスクと表裏一体だ。
夜間(吸血鬼モード)の能力と代償
日没後、コーエンは吸血鬼の本性を解放する。壁を垂直に登る、狼へと変身して高速移動する、空中からの奇襲ワープ攻撃——夜間の機動力と攻撃力は昼間とは次元が違う。
ただし代償もある。血を消費することで吸血鬼能力を維持するシステムを採用しており、血が枯渇すると制御を失い、無関係のNPCを攻撃してしまう可能性がある。血の管理を怠ると、助けようとしていた村人を傷つけるという悲劇が起こりうる。この緊張感がゲームに道徳的な重みを加えている。
| 時間帯 | 使用アビリティ | 特徴 |
|---|---|---|
| 昼間 | 魔術(ウィッチクラフト)・剣術 | 人間として活動可能・交渉・情報収集が容易 |
| 夜間 | 狼変身・壁登り・空中ワープ・吸血・剣術 | 圧倒的機動力と攻撃力・血枯渇で制御喪失リスク |
| 共通 | 剣術系スキルブランチ | 昼夜どちらでも使用可能な汎用戦闘技術 |
昼夜のどちらで動くかという選択自体が戦略になる。昼間に根回しして情報を集め、夜間に一気に目標を仕留める——そういった計画性が求められるデザインだ。単純なアクションゲームではなく、思考と行動の組み合わせを問う作品だと感じる。
舞台と物語|黒死病と吸血鬼が蔓延する14世紀ヨーロッパ
舞台は14世紀ヨーロッパ。中世の闇を色濃く描く「サンゴラ谷」という架空の地域が主な舞台だ。黒死病(ペスト)が猛威を振るい、人々が死と隣り合わせで生きるこの時代に、吸血鬼たちは影から牙を剥いている。
主人公コーエンの動機は明確だ——愛する者を救うこと。その目的のために呪われた吸血鬼の力を受け入れた彼は、人間でいたいという本能と、力を行使しなければ誰かが死ぬという現実の間で引き裂かれる。
開発チームが掲げる中心的問いは「愛する者たちの命と引き換えに、あなたの魂はどれほどの価値を持つのだろうか?」だ。ダークファンタジーを舞台にしながら、問うているのは普遍的な人間の選択だ。ウィッチャー3でゲラルトが選択の重みを背負ったように、コーエンもまた自分の行動の結果を引き受けていく。
プレイヤーの行動はサンゴラ谷の「勢力バランス」に影響する。どの派閥と手を結び、どの敵を先に叩くか——その判断の積み重ねが、物語の終着点を変えていく設計だ。
価格・エディション・予約特典|どれを選ぶべきか?
複数のエディションが用意されている。自分の優先度に合わせて選んでほしい。
ダウンロード版
| エディション | 内容 |
|---|---|
| 通常版 | ゲーム本編のみ |
| Eclipse Edition | 本編 + デジタル ワールド・コンペンディウム + デジタル サウンドトラック + デジタル コミック |
パッケージ版
| エディション | 内容 |
|---|---|
| 通常版 | 本編 + 早期購入特典「サンゴラ谷の防具セット早期解放権」+ Thank Youメッセージカード + ワールドマップ |
| 特装版(数量限定) | 本編 + オリジナルフィギュア + ワールド・コンペンディウム(物理版)+ デジタル サウンドトラック + デジタル コミック |
スポットギークス的おすすめ選択指針:コレクター性を重視するなら物理版特装版一択だ。フィギュアと物理コンペンディウム(世界観設定資料集)は後から手に入れにくい。一方「とにかく安く遊びたい」なら通常版ダウンロードで十分だ。早期購入特典の防具セットは予約期限に注意しよう。
予約記念キャンペーン情報|えらべるPay最大1万円分が当たる
予約開始に合わせて、X(旧Twitter)での公式キャンペーンが実施されている。
📢 キャンペーン概要(2026年4月30日〜5月6日 23:59)
- A賞:えらべるPay 10,000円分相当(3名)
- B賞:えらべるPay 100円分相当(997名)
- 追加賞:特製ノートブック(5名)
公式X(@DawnwalkerJP)をフォロー&対象ポストをリポストで応募
1,000名という当選数はキャンペーンとしては多い部類だ。B賞の100円でも何かに使えるし、エントリーして損はない。5月6日の23:59が締め切りなので忘れずに。
まとめ|『The Blood of Dawnwalker』は2026年9月3日に要注目
改めて基本情報を整理する。
- タイトル:The Blood of Dawnwalker
- 発売日:2026年9月3日(木)
- 対応ハード:PS5 / PC / Xbox Series X|S
- 開発:Rebel Wolves(元ウィッチャー3ディレクター率いるスタジオ)
- パブリッシャー:バンダイナムコエンターテインメント
- ジャンル:ダークファンタジー アクションRPG(ナラティブサンドボックス型)
- 予約特典締切:要確認(パッケージ版早期購入特典は在庫次第)
- キャンペーン期限:2026年5月6日 23:59
ウィッチャー3を愛した人ならば、このゲームが何を目指しているかは直感的にわかるはずだ。選択が物語を変え、夜の吸血鬼として覚醒し、愛する者のために魂を削る——そのテーマは普遍的で、かつゲームにしかできない体験に昇華されようとしている。
Rebel Wolvesはウィッチャー3の「DNA」を持ちながら、完全に新しいIPに挑んでいる。昼夜二面性システムは設定上の面白さに留まらず、「血を枯渇させると制御を失う」という設計哲学のレベルまで一貫している。ナラティブサンドボックスというジャンル名が示す通り、正解のない物語をプレイヤー自身が構築していく体験は、近年のオープンワールドRPGの中でも異彩を放つはずだ。特装版フィギュアの造形が気になるところ——数量限定なので、迷っている人は早めに判断してほしい。
9月3日、コーエンは目覚める。あなたはその夜、どんな選択をするだろうか。
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スニッカー北村












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