これは単なるスタジオ設立のニュースじゃない——インディーゲーム界の歴史的な合流だ。大ヒット作『Vampire Survivors(ヴァンパイア サバイバーズ)』の開発元であるponcleが、本年度中の日本スタジオ設立を準備中であることが明らかになった。その代表取締役社長に就任予定なのは、あの竹安佐和記氏だ。
竹安氏といえば『エルシャダイ: アセンション オブ ザ メタトロン』のアートディレクター、『大神』のアートワーク、『デビル メイ クライ』シリーズへの関与で知られるクリエイター。そのキャリアとponcleという組み合わせは、誰が想像したか——いや、発表を見た瞬間「これ以外ない」と膝を打ったファンも多いはずだ。
竹安氏は自身のX(旧Twitter)で「まずはルカさんとponcleチームを支えながら、しっかり準備を進めていきます」とコメント。長年愛してプレイしてきたゲームの中核に深く関わることへの充実感も語っており、この出会いが「相思相愛」の関係であることは間違いなさそうだ。
poncleとは?「Vampire Survivors」でインディーゲームの常識を変えた開発元
poncleはイタリア人開発者ルカ・ガランテ氏が主宰する小規模スタジオだ。2021年末にSteアーリーアクセスで登場した『Vampire Survivors』は、200円(当時)という驚異的な低価格ながら中毒性の高いゲームプレイで瞬く間に世界中に広まった。
2022年の正式リリース以降、コンシューマー版・モバイル版への展開を経て、今やインディーゲームの代名詞的タイトルに成長した。Xbox Game Passへの対応、各種コラボDLC(ホロライブ・カズマ・ベルセルクなど多数)も話題を集め、その勢いはとどまることを知らない。スポットギークス編集部も何時間つぎ込んだかわからないほどの傑作だ。
竹安佐和記氏とはどんな人物か?エルシャダイ・大神・DMCの実績
竹安佐和記氏は日本のゲーム業界で独自のアートビジョンを持つクリエイターとして知られる人物だ。主な実績を以下にまとめた。
| 作品 | 担当 | 発売年 |
|---|---|---|
| エルシャダイ: アセンション オブ ザ メタトロン | ディレクター・アートディレクター | 2011年 |
| 大神 | アートワーク関連 | 2006年 |
| デビル メイ クライ シリーズ | 関連クリエイティブ | 複数 |
| Vampire Survivors クロスオーバー版パッケージデザイン | パッケージデザイン | 近年 |
とりわけ「エルシャダイ」のビジュアルデザインは当時から高く評価されており、独自の世界観を構築する力は業界内でも折り紙付きだ。その氏がponcleの日本スタジオ代表に就任するという組み合わせは、創造性と商業的センスが交差する理想的な布陣といえる。
poncle日本スタジオ設立の意義は?日本市場・クリエイターへのブリッジ役
poncle Japan(仮称)の役割は、poncleのグローバル展開と日本のプレイヤー・クリエイターをつなぐブリッジだ。Vampire Survivorsはすでに日本でも多くのファンを持ち、コラボDLC展開でも日本コンテンツ(ホロライブなど)との連携実績がある。
日本スタジオが設立されれば、国内IPとのコラボレーションや日本ユーザーへのサポート体制が一段と強化されることが期待できる。設立時期は本年度中(2026年度内)を目標としており、週刊ファミ通2026年6月18日号にはルカ氏×竹安氏の対談記事も掲載予定だ。
まとめ:poncle×竹安佐和記という「相思相愛」の組み合わせ
poncleの日本スタジオ設立と竹安佐和記氏の代表就任予定が発表された。設立は本年度中(2026年度内)を目指して準備中だ(2026年6月時点)。週刊ファミ通6月18日号の対談記事も要注目だ。
エルシャダイで独自の美学を世界に見せつけた竹安氏が、インディーゲームの革命児poncleの日本の顔になる——これはただのスタジオ設立じゃなく、日本ゲームシーンの面白い新章のはじまりだ。Vampire Survivorsが日本からさらに面白くなる可能性を秘めている。
ファミ通6月18日号の対談を読んだあとで、改めてヴァンサバを起動したくなるはずだ。
あわせて読みたい
小田のっこ











コメントを残す