「MG 1/100 ガンダムリバティアストレイ レッドフレーム」が2026年12月に発売される。価格は8,250円(税込)。出典は漫画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY』で、予約は2026年5月28日以降、店頭およびWEBで順次受付が始まっている。
だがこのキット、単なる「レッドフレームの新型」ではない。ロウ・ギュールが開発した新フレームを採用した、民間用モビルスーツという設定を背負っている。
アストレイという名前を20年以上追いかけてきた人間としては、正直この一報にざわついた。ガーベラ・ストレートとタイガー・ピアスの二刀が付属し、しかも鞘を持つ手首パーツまで入る。抜刀の瞬間を止められる。それだけで買う理由になるじゃないか。
MG ガンダムリバティアストレイ レッドフレームの価格と発売日は?
基本スペックを先に整理する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | MG 1/100 ガンダムリバティアストレイ レッドフレーム |
| 価格 | 8,250円(税込) |
| 発売時期 | 2026年12月発売予定 |
| スケール | 1/100(マスターグレード) |
| 出典 | 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY』 |
| 型式番号 | MWF-JG001 |
| 予約 | 2026年5月28日以降、店頭・WEBで順次受付中 |
MGで8,250円という価格は、近年のMG新規キットとしては標準的なライン。新規造形を多く含む内容を考えれば、割高感はない。
リバティアストレイ レッドフレームとはどんな機体?民間用MSという設定
ここを押さえないとこのキットの面白さは半分しか伝わらない。
リバティアストレイ レッドフレーム(MWF-JG001)は、ジャンク屋組合が開発した民間用モビルスーツだ。軍の兵器ではない。ここが決定的に重要である。
開発には3人の元・軍所属エンジニアが関わっている。ザフトを退職したコートニー・ヒエロニムス、地球連合軍を退職したジャン・キャリー、そしてオーブのモルゲンレーテ社を退職したユン・セファン。敵味方に分かれて戦っていた勢力の技術者たちが、全員そこを辞めてジャンク屋組合に合流したという構図だ。
そのうえで、ロウ・ギュールのアストレイレッドフレームを参考にしつつ、ロウが新たに開発したフレームを土台としてアメノミハシラで完成させた——それがこの機体である。
つまりリバティアストレイは、「戦争のために作られたMSの技術が、戦争から降りた人間たちの手で組み直された機体」だ。名前の”リバティ”は伊達じゃない。SEED ASTRAYシリーズが20年かけて描いてきた「ジャンク屋の思想」の、ひとつの到達点だと言っていい。
……歌舞伎町の漫画喫茶で夜勤しながらASTRAYの単行本を読み漁ってた頃の自分に教えてやりたい。ロウは最後までロウだったぞ、と。
付属武装と可動性能は?ガーベラ・ストレートとタイガー・ピアスの二刀
付属品を整理する。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| 近接武装 | ガーベラ・ストレート/タイガー・ピアス/ビームサーベル |
| 射撃武装 | ビームライフル |
| 防御 | シールド |
| その他 | ハンドパーツ/ジョイントパーツ/ホイルシール/水転写式デカール |
刀2本体制という贅沢
ガーベラ・ストレートとタイガー・ピアス、日本刀型の武装が2本同梱される。アストレイレッドフレームを象徴する装備がどちらも入るのは素直に嬉しい。
そして特筆すべきが鞘を持つための手首パーツが付属する点だ。左手で鞘を握り、右手で柄に手をかける——居合の構えが作れる。刀を持たせられるキットは多いが、「抜く直前」を再現できるMGはそう多くない。ここに手を入れてきた開発陣は分かっている。
新フレームによる可動
公式は本キットについて、新たなフレームにより最高峰の可動を実現し、より人間らしいポージングが可能だと説明している。
「人間らしい」という表現が肝だ。ロボット的な直線的ポーズではなく、重心の乗った自然な立ち姿・構えを狙っているということだろう。日本刀を扱う機体で可動を語るなら、腰と肩の連動がどこまで出るかが勝負になる。ここは実物を組んでみないと断言できない部分だが、期待値は高い。
水転写式デカールが付属するのもポイントが高い。ホイルシールだけで済ませず、仕上げの選択肢を用意してくれている。全塗装無改造派としては、この気配りが地味にありがたい。
気になる点は?購入前に考えておきたいこと
良い点ばかり並べたので、引っかかる部分も正直に書く。
第一に発売が2026年12月とまだ先だということ。予約は5月から始まっており、発表から発売まで半年以上ある。この間に気持ちが冷める、あるいは他のキットに予算を持っていかれるパターンは普通にあり得る。
第二に、原作を知らないと機体への思い入れが持ちにくい点。『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY』は漫画作品であり、アニメで見た機体ではない。「かっこいいから買う」で十分ではあるが、この機体の面白さは設定を知ってこそ倍増する。逆に言えば、キットを買うついでに原作を追う価値がある。
第三に、MGというグレードのハードル。8,250円という価格とパーツ数は、初めてのガンプラには重い。HGから入って何体か組んだ人向けのキットだと考えたほうがいい。
それでも、刀2本と鞘持ち手首が入って8,250円は悪くない。むしろ良心的な部類だ。
まとめ|MG ガンダムリバティアストレイ レッドフレームの要点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | MG 1/100 ガンダムリバティアストレイ レッドフレーム |
| 価格・発売 | 8,250円(税込)/2026年12月発売予定 |
| 出典・型式 | 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM ASTRAY』/MWF-JG001 |
| 設定の要点 | ジャンク屋組合が元・各軍エンジニア3名の協力を得て開発した民間用MS |
| 主な付属品 | ガーベラ・ストレート、タイガー・ピアス、ビームライフル、シールド、ビームサーベル、鞘持ち手首パーツ、水転写式デカール |
| 可動 | 新規フレーム採用。人間らしいポージングを実現 |
8,250円で刀2本(ガーベラ・ストレート/タイガー・ピアス)と鞘持ち手首パーツが付属し、さらに水転写式デカールまで同梱。MG新規キットとして内容は充実しており、価格は良心的な部類だ。加えてこの機体は「戦争のために作られた技術を、戦争から降りた人間たちが組み直した民間用MS」という設定を背負っている。SEED ASTRAYが20年かけて積み上げた思想の到達点であり、ただカッコいいだけの新型ではない。ネックは発売が2026年12月とまだ遠いことと、原作が漫画作品ゆえに機体を知らない層には刺さりにくいこと。だが刀を抜く直前の構えが作れるMGは貴重だ。予約は既に始まっている。
ロウ・ギュールは最後までロウだった。それを立体で確かめられる12月まで、あと少しだ。
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※本記事の情報は2026年8月3日時点の公式発表にもとづく。価格・発売日は変更される場合がある。
スニッカー北村












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