押井守がボトムズを撮る——その一報を聞いたとき、正直「冗談だろ」と思った。だが本当だった。
2026年、「装甲騎兵ボトムズ」シリーズに約15年ぶりの完全新作が登場する。タイトルは『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女(ヘクセ)』。監督はあの押井守。制作はサンライズとProduction I.Gの強力タッグ。アニメ史に残る黄金布陣が、不朽のSF戦争ロボットアニメを現代のスクリーンへ蘇らせる。
本作は全2部作の劇場公開作品で、第1作の公開は2026年11月20日(金)に決定。さらに前売券が2026年5月16日(土)から全2部作セットのムビチケカード(3,800円・税込)として発売開始となった。HGプラモデルやHI-METAL R、VA-KITといったホビー展開も同時に発表されており、ファンにとって見逃せない情報が目白押しだ。
この記事では最新情報をもとに、映画の公開情報・豪華スタッフ陣・前売券の買い方・関連グッズの全情報をまとめた。ボトムズを愛するすべての人に、今すぐ読んでほしい。
「装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女」とは?シリーズ15年ぶり完全新作の全貌
『装甲騎兵ボトムズ』は1983年にサンライズが制作した、髙橋良輔監督によるロボットSFアニメの金字塔だ。主人公キリコ・キュービィーが搭乗するAT(アーマードトルーパー)「スコープドッグ」は、プラスチックのおもちゃ然としたヒーローロボとは真逆の「戦場の消耗品」というリアルなデザインで、40年以上が経過した今もコアなファンを獲得し続けている。
その最新作『灰色の魔女(ヘクセ)』は、サンライズ創立50周年記念プロジェクトとして2026年に始動した。前作にあたるOVA『装甲騎兵ボトムズ 孤影再び』(2011年)から実に約15年ぶりの完全新シリーズとなる。全2部作の劇場映画として制作されており、配給はバンダイナムコフィルムワークスが担当する。
第1作の公開は2026年11月20日(金)が決定済みで、第2作の公開日は後日発表予定だ。ティザービジュアルも解禁されており、砂漠を思わせる荒涼とした世界観が「ボトムズらしさ」を強烈に匂わせている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女(ヘクセ) |
| 形式 | 全2部作 劇場公開映画 |
| 第1作公開日 | 2026年11月20日(金) |
| 第2作公開日 | 後日発表予定 |
| 配給 | バンダイナムコフィルムワークス |
| 制作 | サンライズ(制作協力:Production I.G) |
| 記念 | サンライズ創立50周年記念作品 |
押井守×髙橋良輔×川井憲次——豪華スタッフが語る、新作ボトムズへの意気込み
本作のスタッフ陣が発表された瞬間、業界全体がざわついた。監督を務めるのは、『機動警察パトレイバー』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』で世界的な評価を確立した押井守だ。ボトムズの原作・監修は引き続き髙橋良輔が担当し、音楽は押井作品の常連でもある川井憲次が手掛ける。制作面ではサンライズとProduction I.Gが組むという布陣——アニメファンならこれだけで震えが来るはずだ。
真面目に戦争アクションを作っています。
引用元:押井守監督 — V-STORAGE(バンダイナムコフィルムワークス公式)
これ以上ない言葉だ。「真面目に戦争を描く」——それこそがボトムズという作品の核心だろう。1983年の原作が40年以上経った今も色褪せない理由は、きれいごとを排除した戦場のリアリズムにある。その魂を押井守が継承するとなれば、軽いエンターテイメントに仕上がるはずがない。
映像作家 押井守の演出タッチが発揮されることを楽しみにしている。
引用元:髙橋良輔(原作・監修) — V-STORAGE(バンダイナムコフィルムワークス公式)
髙橋良輔のこの言葉には、全幅の信頼が滲む。押井守に「ボトムズを預けられる」と判断できるクリエイターが、今の業界に何人いるだろうか。メカニカルデザインには常木志伸・曽野由大を起用し、スコープドッグの新バリエーション「デザートカラー」も発表済み。スタッフ全員が本気で向き合っている、そういう熱量が伝わってくる布陣だ。
| 担当 | スタッフ |
|---|---|
| 監督 | 押井守 |
| 原作・監修 | 髙橋良輔 |
| メカニカルデザイン | 常木志伸、曽野由大 |
| 音楽 | 川井憲次 |
| 制作 | サンライズ |
| 制作協力 | Production I.G |
前売券はいつ買える?価格・販売場所・全2部作セットの詳細まとめ
映画公開より先に動くべきが前売券の確保だ。2026年5月16日(土)から全2部作セットのムビチケカードが発売開始となった(2026年5月時点の情報)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年5月16日(土) |
| 仕様 | 全2部作セット ムビチケカード |
| 価格 | 3,800円(税込) |
| 会場販売 | 静岡ホビーショー会場(5月16・17日) |
| 通販販売 | メイジャー、MOVIE WALKER STORE ほか |
全2部作セットで3,800円は、通常の劇場料金(2作分で約4,400〜4,600円相当)と比べてもリーズナブルな設定だ。特に静岡ホビーショー(5月16・17日)に参加予定のファンは現地購入できる絶好のチャンスとなっている。会場に行けない方はMOVIE WALKER STOREなど通販でも購入可能なので、発売日を見逃さないようにしよう。
HGスコープドッグ・HI-METAL R・VA-KIT——関連ホビー商品まとめ
映画と同時に複数ブランドからの商品展開も発表された。注目はBANDAI SPIRITSからの「HG スコープドッグ 灰色の魔女[デザートカラー](仮)」だ。2026年秋発売予定で、映画第1作の公開(11月20日)に合わせたタイミングでの展開が見込まれる。
| ブランド | 商品名 | 発売時期 |
|---|---|---|
| BANDAI SPIRITS(HG) | HG スコープドッグ 灰色の魔女[デザートカラー](仮) | 2026年秋発売予定 |
| BANDAI SPIRITS(HI-METAL R) | HI-METAL R スコープドッグ 灰色の魔女[デザートカラー](仮) | 企画進行中 |
| メガハウス | VA-KIT PLATOON 装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女(全高8cm・一部彩色済みプラキット) | 発売時期未定 |
スコープドッグがHGで立体化されるのは久しぶりだ。「デザートカラー」という砂漠系の配色が施された新バリエーションは、既存のHGスコープドッグとは異なる色味で映画の世界観を体現してくれるはずだ。実際に組み立てれば、あのコロコロとしたフォルムのATがデスクの上に鎮座することになる——ボトムズファンにはたまらないだろう。
HI-METAL Rは合金を使用したTAMASHII NATIONSの完成品フィギュアブランドで、こちらはまだ企画進行中の段階だ。確定次第の続報を待ちたい。メガハウスの「VA-KIT PLATOON」は全高8cmの一部彩色済みプラキットという新機軸のコレクタブル商品で、組み立て式でありながら彩色済みという手軽さが魅力だ。HGと並べてディスプレイするのも面白そうだ。
まとめ|2026年秋冬、ボトムズファンの目が離せない理由
15年という歳月を経て帰ってきた「装甲騎兵ボトムズ」。押井守監督×髙橋良輔原作×川井憲次音楽という最強のタッグが生み出す『灰色の魔女(ヘクセ)』は、2026年11月20日の第1作公開に向けてカウントダウンが始まった。前売券は3,800円(全2部作セットムビチケカード)で2026年5月16日から発売中。HGプラモは2026年秋の展開が予定されている。
押井守が「真面目に戦争アクションを作っている」と言い切った以上、ライト層向けの作品にはならないだろう。それでいい。ボトムズは元々、そういう作品だったはずだ。サンライズ50周年のメモリアルイヤーに、この作品が公開されることに深い意味がある。
押井守×サンライズ×Production I.Gというドリームチームが、シリーズ15年ぶりの新作を全2部作劇場映画として届ける。公開は2026年11月20日(第1作)。前売券3,800円(税込・全2部作セット)は5月16日から発売中で、今すぐ動ける状況だ。HGスコープドッグ「デザートカラー」(仮)も2026年秋展開予定で、映画とプラモを両方楽しめる秋冬が確定した。
「ただの生き残りだ」——キリコの不屈の言葉とともに、スコープドッグは再び戦場を駆ける。
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スニッカー北村











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