虚淵玄氏のデビュー作として知られるアドベンチャーゲーム『Phantom PHANTOM OF INFERNO』のSteam版が、2026年9月4日に発売される。価格は3,500円(税込)。開発はニトロプラス、パブリッシングはニトロオリジンが担当し、2013年のコンシューマ版をベースにPC向けへ移植したものだ。
『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』の虚淵玄——その原点が、2000年にニトロプラスからリリースされた本作である。秘密組織に拉致された少年が暗殺者「ファントム」として生きることを強いられる、ハードボイルドなクライムサスペンスだ。
四半世紀前の伝説的ADVが、Steamという現行環境で誰でも遊べるようになる。虚淵作品を映像から入った世代にとって、「原点履修」のハードルが一気に下がる発売と言っていい。
まどマギから虚淵沼に落ちたわたしとしては、この機会を逃す理由がない。9月4日、Steam Deckに入れる一本はもう決まった。
Phantom PHANTOM OF INFERNO Steam版の発売日と価格は?
Steam版の発売日は2026年9月4日、価格は3,500円(税込)だ。ベースとなるのは2013年のコンシューマ版で、ゲーム内容に変更はないとされている。対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字)の3言語で、ボイスは日本語のみとなる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Phantom PHANTOM OF INFERNO |
| 発売日 | 2026年9月4日(Steam) |
| 価格 | 3,500円(税込) |
| 開発・販売 | ニトロプラス/ニトロオリジン |
| ベース | 2013年コンシューマ版の移植(内容変更なし) |
| 対応言語 | 日本語・英語・簡体字中国語(ボイスは日本語のみ) |
3,500円という価格は、フルボイスの大作ADVとしては良心的なラインだ。英語・中国語対応で世界市場に向けて出し直すあたり、ニトロプラスの「原点を今の環境に残す」意志を感じる移植である。
Phantomはどんな物語?虚淵玄の原点と言われる理由
物語の主人公は、アメリカで秘密組織に拉致された日本人の少年。記憶を封じられ、暗殺者「ファントム」として生きることを強いられるところから、彼の地獄めぐりが始まる。銃と暴力の世界で「自分の意志」を取り戻せるのか——選択肢によって大きく分岐する運命が、本作最大の見どころだ。
2000年のオリジナル版を起点に、本作は虚淵玄というシナリオライターの出発点となった。救いのなさと人間賛歌が同居する作風は、のちの『まどマギ』『Fate/Zero』にも通じるものがある。虚淵作品の「業」の源流を確かめたい人にとって、本作は避けて通れない一本だ。
一点だけ注意しておくと、2013年版ベースの移植のため、演出やUIは最新ADVの水準と比べればクラシックな作りだ。それも含めて「原点」として楽しむのが正しい距離感だろう(本記事は2026年8月7日時点の情報だ)。
まとめ|虚淵玄デビュー作、9月4日にSteamで3,500円
要点を再掲する。『Phantom PHANTOM OF INFERNO』Steam版は2026年9月4日発売、価格3,500円(税込)。2013年コンシューマ版ベースの移植で内容変更はなく、日英簡中の3言語に対応(ボイスは日本語のみ)。虚淵玄氏のデビュー作にして、ニトロプラスの原点となるクライムサスペンスADVだ。
まどマギやFate/Zeroで虚淵玄を知った世代が、その原点を現行環境・3,500円で履修できる意義は大きい。演出のクラシックさは織り込み済みで、それでも物語の骨の太さは四半世紀を耐えてきた本物だ。ADV好き・虚淵ファンなら発売日買いを推す。
9月4日、地獄の底で「ファントム」に会いに行こう。
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小田のっこ











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