7人組アイドルグループ「…そして、消え逝くキミ達と。」の解散が2026年8月8日に発表された。理由は所属事務所・株式会社BEILエンターテインメントの事業継続が困難になったためだ。2026年5月5日のデビューからわずか3ヶ月、結成から数えても半年足らずでの電撃的な終幕である。
発表のタイミングも異例だった。翌8月9日にお台場の大型フェス「IDOL SUMMER JUNGLE 2026」への出演を控えた前日夜の告知で、出演はキャンセル。さらにメンバーのSNS投稿からは、デビュー以来給料を受け取っていなかったことまで明かされている。
グループ名の通りに消え逝ってしまった——そんな皮肉な言葉がSNSに並んだが、笑い話で済む話ではない。ステージに立っていた7人は、報酬もないまま活動を続けていたのだ。
この記事では、解散発表の経緯、グループの歩み、今後の予定と残された公演の行方をまとめる。
「消え逝くキミ達と。」はなぜ解散?事務所の事業継続困難とは
公式発表によると、解散理由は所属事務所BEILエンターテインメントの事業継続が困難になったこと。運営会社の経営問題によりグループの活動基盤そのものが失われた形で、メンバー側に起因する解散ではない。音楽ナタリーやテレビ朝日系など複数の大手媒体も報じている。
深刻なのは、メンバーが各自のSNSで明かした「デビュー以来給料を受け取っていなかった」という証言だ。さらに8月9日のフェス出演キャンセルは前日21時の発表で、チケットの払い戻しもないままファンにも混乱が及んだ。
WACKやスターダストの解散ラッシュのような「事務所が計画的に畳む」ケースとは根本的に質が違う。運営の経営破綻がアイドル本人とファンを直撃する、地下シーンの構造的リスクがそのまま露呈した一件だ。オレも長く現場を見てきたが、給与未払いの証言がここまで表に出るのは相当のことである。
どんなグループだった?結成からデビュー、そして3ヶ月
「…そして、消え逝くキミ達と。」は2026年2月に結成され、5月5日にデビュー。7月22日にはデビューシングル「Thurston」をリリースしたばかりだった。メンバーはとわえもあ・彼方うみ・白熊あむ・茜みちる・翠月せいら・琥珀まい・彩葉ちえりの7名。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年2月 | グループ結成 |
| 2026年5月5日 | デビュー |
| 2026年7月22日 | デビューシングル「Thurston」リリース |
| 2026年8月5日 | 大塚FUTURE定期公演 中止 |
| 2026年8月8日 | 事務所の事業継続困難により解散発表 |
| 2026年8月9日 | IDOL SUMMER JUNGLE 2026 出演キャンセル |
デビューシングルを出して2週間ちょっとでの解散発表。曲を武器にこれから、というタイミングだっただけに、メンバーの無念は察するに余りある。
残された公演はどうなる?今後の予定
解散発表時点で予定されていた公演のうち、8月15日のPOPGALAXY2026出演、8月17日の恵比寿LIQUIDROOM単独公演、8月30日の彩葉ちえり生誕祭については「協議の上、改めてアナウンス」とされている。開催可否は2026年8月10日時点で未確定だ。
特に8月17日のLIQUIDROOM単独は、実現すればそのままラストライブになる可能性が高い公演だ。ファンは公式サイト・公式Xの続報を細かく追ってほしい。メンバー個々の今後の活動についても、現時点で公式なアナウンスはない。
まとめ|経営破綻型の解散が突きつけたもの
要点を再掲する。「…そして、消え逝くキミ達と。」は所属事務所BEILエンターテインメントの事業継続困難により、2026年8月8日に解散を発表。デビューからわずか3ヶ月だった。8月17日のLIQUIDROOM単独公演など残された予定は協議中で、続報は公式サイト・公式Xで告知される(2026年8月10日時点の情報)。
2026年の解散ラッシュの中でも、本件は「計画的な終幕」ではなく「経営破綻による突然死」という点で異質だ。給与未払いの証言まで出た以上、地下アイドル運営の労働環境というシーン全体の課題として記録されるべき一件である。7人の次の一歩に、せめて光があってほしい。
ステージの上の彼女たちに、罪はひとつもない。
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スニッカー北村













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