「面白いゲームを教えてくれ」と言われたとき、グラフィックの美しさやアクションの爽快感を挙げる人は多いだろう。だが本当に何年経っても忘れられないのは、決まって「物語」の方じゃないだろうか。
筆者は40代半ば、ドリームキャストやPCエンジンの時代からゲームを追いかけてきた人間だ。正直に言うと、若い頃はグラフィックの進化ばかりに目を奪われていた。だが年を重ねるほど、心に刺さって抜けなくなるのは決まって「よく出来た物語」の方だったと痛感するようになった。
この記事では、スポットギークス編集部が「ストーリーが面白い」という一点に絞って選んだおすすめゲーム8本を、独自の4軸採点で徹底比較する。1位に選んだのは、坂口博信氏が手掛けたXbox 360の名作『ロストオデッセイ』だ。なぜこの作品が頂点なのか、他の名作たちと何が違うのか、じっくり見ていこう。
「もう遊んだことがある」という人も、この記事を読めば新しい視点で見返したくなるはずだ。逆に「まだ手を出していない」という人にとっては、次に遊ぶべき一本を選ぶ道しるべになるだろう。
採点は「ストーリー」「キャラクター」「演出・世界観」「感動度」の4軸・各100点満点。合計点だけでなく、自分がどの軸を重視するかで選び方は変わってくるはずだ。まずは全体像から見ていこう。
ストーリーが面白いゲームおすすめ8作 採点比較一覧
今回ランクインした8作品を、4つの観点で100点満点で採点した。「感動度」は読後感・プレイ後の余韻の強さを指す。合計点の高さはもちろん、自分が重視する軸を基準に選んでみてほしい。
| タイトル | ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 |
|---|---|---|---|---|
| ①ロストオデッセイ | 95 | 90 | 88 | 99 |
| ②The Last of Us | 93 | 95 | 88 | 90 |
| ③NieR:Automata | 92 | 87 | 93 | 88 |
| ④ファイナルファンタジーVII | 94 | 89 | 80 | 92 |
| ⑤ペルソナ5 | 85 | 94 | 92 | 78 |
| ⑥ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 | 90 | 88 | 75 | 88 |
| ⑦428 〜封鎖された渋谷で〜 | 91 | 82 | 70 | 92 |
| ⑧Undertale | 88 | 90 | 68 | 82 |
合計点だけ見ると『ロストオデッセイ』が頭ひとつ抜けているのが分かるはずだ。特に「感動度」の99点は今回の8作の中でも突出しており、この一点が総合1位の決め手になった。一方でキャラクターの魅力なら『The Last of Us』、世界観の作り込みなら『ペルソナ5』が強いなど、軸ごとの個性もはっきり出ている。
【第1位】ロストオデッセイ|大人こそ涙する、坂口博信渾身の“喪失”の物語
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 95 | 90 | 88 | 99 | 372 |
『ロストオデッセイ』は2007年12月6日にマイクロソフトから発売されたXbox 360専用RPGだ。開発はミストウォーカーとフィールプラス。『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親である坂口博信氏が製作総指揮を務めた、Xbox 360独占の完全新作という点でも注目を集めた一本だった。
筆者はXbox360派を自認しているのだが、正直この作品と出会ったときの衝撃は今も忘れられない。不死の存在である主人公カイムが「千年の記憶」を取り戻していく過程で挟まれる短編小説パート、通称「千年の夢」の破壊力がとにかく凄まじいのだ。この小説パートを手掛けたのが芥川賞作家の重松清氏だと知ったときは、道理で刺さるわけだと妙に納得したのを覚えている。
音楽は植松伸夫氏、キャラクターデザインは『バガボンド』の井上雄彦氏が担当しており、演出面でも一切妥協がない。可動域の広いバトルシステムそのものはオーソドックスなコマンドRPGだが、「不死者が抱える喪失と記憶」というテーマの一貫性、そして随所に挿入される短編小説の完成度の高さが、他のRPGとは一線を画す読後感を生んでいる。バツ2のオレが言うのもなんだが、この作品ほど「失うこと」の切なさを教えてくれるゲームはそうそうない。
気になる点を挙げるとすれば、戦闘テンポがやや古典的で、今のスピード感に慣れた層には冗長に感じられる場面があることだろう。また現在はXbox 360本体の入手自体が難しくなっている点も念頭に置いておきたい。それでも「ストーリーで殴られたい」というプレイヤーには、今なお最有力候補として推せる一本だ。
- 重松清氏が手掛ける短編小説パート「千年の夢」の完成度が圧倒的
- 坂口博信×植松伸夫×井上雄彦という布陣による世界観の作り込み
- 「不死と喪失」という一貫したテーマが読後感を強くしている
- バトルテンポはオーソドックスなコマンド式でやや古典的
- Xbox 360本体の入手性が下がっており、遊ぶハードルがある
【第2位】The Last of Us|愛と喪失を描き切った、サバイバルの金字塔
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 93 | 95 | 88 | 90 | 366 |
『The Last of Us』は2013年6月14日(日本では6月20日)にSony Computer Entertainmentから発売されたPlayStation 3専用タイトルだ。開発はNaughty Dog。『アンチャーテッド』シリーズで名を馳せた同スタジオが手掛けた、完全新規オリジナルIPという点でも当時大きな話題を呼んだ。
ゲームディレクターはBruce Straley氏、クリエイティブディレクターはNeil Druckmann氏。パンデミックで荒廃した世界を、主人公ジョエルが少女エリーを連れて旅する物語なのだが、このジョエルとエリーの関係性の描写がとにかく濃密だ。単なる護衛対象から、擬似的な父娘のような絆へと変化していく過程は、サバイバルアクションという皮を被った極上のヒューマンドラマだと言っていい。
本作は世界中で240以上のGame of the Year賞を獲得しており、BAFTA・D.I.C.E. Awards・Game Developers Choice Awardsといった主要な賞レースでも最高賞を受賞している。スポットギークス編集部としても、これだけ多くの賞を総なめにした作品はそう多くないと評価している。
気になる点としては、サバイバルホラー要素が強めで、じっくり探索・戦闘を重ねる中盤のテンポがやや重く感じられる場面があること。また衝撃的な展開も多いため、精神的にライトな気分でプレイしたい人には少し重すぎるかもしれない。それでも「キャラクターの絆で泣きたい」という人には間違いなく刺さる一本だ。
- ジョエルとエリーの疑似父娘関係の描写が圧巻
- 240以上のGame of the Year賞を獲得した実績
- サバイバルアクションと人間ドラマの融合度が高い
- 中盤の探索・戦闘パートはテンポがやや重め
- 衝撃的な展開が多く精神的に重いシーンもある
【第3位】NieR:Automata|三周する物語が突きつける、存在の意味
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 92 | 87 | 93 | 88 | 360 |
『NieR:Automata』は2017年2月23日にPS4向けにスクウェア・エニックスから発売された(Steam版は同年3月17日、海外向け)。開発を手掛けたのはプラチナゲームズ。NieRシリーズとしては前作『NieR Replicant/Gestalt』からの続編にあたり、本作から開発スタジオがプラチナゲームズに変わったのも大きなトピックだった。
アンドロイド「2B」と「9S」を操作するアクションRPGなのだが、この作品最大の特徴は「同じ物語を視点を変えて3周する」という構成にある。1周目・2周目・3周目でまったく異なる情報が明かされ、プレイヤーが物語の全体像を能動的に組み立てていく設計は他のRPGにはなかなか見られないものだ。世界累計販売本数はスクウェア・エニックス発表で1000万本を突破しており、単なるカルト作にとどまらない広がりを見せている。
気になる点は、周回前提の構成ゆえに1周目だけではテーマの真意が伝わりきらないこと。「なんだか消化不良だ」と感じた時点で辞めてしまうと、この作品の本当の凄みには辿り着けない。じっくり3周付き合う根気が必要な作品だと理解した上で手に取ってほしい。
- 3周構成で明かされる情報の組み立て方が唯一無二
- 世界累計1000万本を突破した実績
- アクション性と哲学的テーマの融合度が高い
- 1周目だけでは物語の真意が伝わりきらない
- 周回プレイ前提のボリューム感に時間が必要
【第4位】ファイナルファンタジーVII|29年経っても色褪せない、RPG史に残る運命の物語
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 94 | 89 | 80 | 92 | 355 |
『ファイナルファンタジーVII』は1997年1月31日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)からPlayStation用ソフトとして発売された。ディレクターは北瀬佳範氏、キャラクターデザインは野村哲也氏。シリーズとして初めてフル3DCGのフィールド・ムービーを全面採用した作品であり、スクウェアがプレイステーションに本格参入した第一弾という意味でも歴史的な一本だ。
主人公クラウド・ストライフと宿敵セフィロス、そしてエアリスを巡る運命の物語は、発売から29年近く経った今も色褪せない。日本国内での総出荷本数は328万本、世界累計では1560万本以上を記録しており、シリーズ屈指のセールスを誇る。筆者のようなPS1世代からすると、あの音楽が流れるだけで当時の衝撃が蘇ってくる。まさに世代を超えて語り継がれるタイトルだ。
気になる点は、さすがに27年以上前のグラフィックゆえ、今の水準で見るとキャラクターモデルの粗さは否めないこと。物語に入り込む前にその点で戸惑う人もいるだろう。ただしそのギャップを埋めて余りあるのが、緻密に練り込まれたシナリオの完成度だ。今はSteam配信版もあるため、ハードルは以前よりずっと低くなっている。
- クラウド・セフィロス・エアリスを巡る運命の物語
- 世界累計1560万本以上を記録するシリーズ屈指のセールス
- シリーズ初のフル3DCGフィールド採用による歴史的意義
- グラフィックは現在の水準では古さを感じる
- オリジナル版のプレイ環境が限られる(Steam配信あり)
【第5位】ペルソナ5|怪盗団と歩む、社会への痛快な反逆劇
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 85 | 94 | 92 | 78 | 349 |
『ペルソナ5』は2016年9月15日にアトラスから発売されたPlayStation 3/PlayStation 4向けRPGだ。ペルソナシリーズとしてはアトラス初のPS4向けタイトルという位置づけでもあった。学校生活とダンジョン探索を並行して進めるスタイルはおなじみだが、本作は「怪盗団」というモチーフを通じて、腐った大人社会に一石を投じるという反逆のドラマを描いている。
全世界累計販売本数は2019年12月時点で320万本を突破しており、PlayStation Awards 2019では25周年記念ユーザーチョイス賞も受賞した。スピンオフを含めたシリーズ全体では全世界累計1000万本を超えるなど、単なる一作品にとどまらない広がりを見せている。主人公「ジョーカー」をはじめとした怪盗団メンバー一人ひとりのキャラが立っており、彼らの成長物語としての完成度も非常に高い。
気になる点は、ボリュームが100時間近くに及ぶこともあり、腰を据えて遊べる時間が必要なこと。また学校生活パートのスケジュール管理に慣れるまでは、テンポの遅さを感じる人もいるだろう。それでも「群像劇として楽しみたい」という人には自信を持って勧められる一本だ。
- 怪盗団メンバー一人ひとりのキャラ描写が濃密
- 全世界累計320万本突破、シリーズ全体では1000万本超
- PlayStation Awards 2019で25周年記念ユーザーチョイス賞を受賞
- クリアまで100時間近くかかるボリューム
- 学校生活パートのテンポに慣れが必要
【第6位】ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生|絶望の中に希望を見出す、学級裁判の元祖
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 90 | 88 | 75 | 88 | 341 |
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』は2010年11月25日にスパイク(現スパイク・チュンソフト)から発売されたPlayStation Portable用ソフトだ。企画・シナリオを手掛けたのは小高和剛氏で、本作はダンガンロンパシリーズの第1作にあたる。閉鎖空間に閉じ込められた高校生たちが、殺人事件の真相を「学級裁判」で暴いていくという、推理とアクションを融合させた学級裁判システムを世に送り出した記念碑的な一本だ。
主人公・苗木誠と、キュートな見た目に反して残酷な言動を繰り返すモノクマとの対比が印象的で、「希望」と「絶望」というテーマを最後まで一貫して描き切っている。シリーズは15周年を迎えるほどの人気コンテンツに成長しており、今なお新規ファンを獲得し続けている。
気になる点は、PSP版オリジナルのグラフィックはさすがに現在の水準では見劣りすること。また裁判パートのテンポに慣れるまで少し時間がかかる人もいるだろう。ただしAnniversary Editionなどグラフィック・UIを刷新した版も出ているため、今から遊ぶならそちらを選ぶ手もある。
- 推理×アクションの「学級裁判」システムを世に送り出した元祖
- 「希望」と「絶望」を一貫して描き切るテーマ性
- シリーズ15周年を迎える息の長い人気コンテンツ
- PSP版オリジナルのグラフィックは見劣りする
- 裁判パートのテンポに慣れが必要
【第7位】428 〜封鎖された渋谷で〜|渋谷を舞台に交錯する運命、サウンドノベルの金字塔
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 91 | 82 | 70 | 92 | 335 |
『428 〜封鎖された渋谷で〜』は2008年12月4日にセガから発売されたWii用サウンドノベルだ。開発はチュンソフト、プロデュースは中村光一氏が務めた。渋谷を舞台に、複数の主人公たちの物語が同時進行しながら複雑に交錯していく構成が最大の特徴で、プレイヤーの選択次第で各キャラクターの運命が大きく変わっていく。
本作はファミ通クロスレビューで満点40点を獲得しており、これは歴代でも9作品目という快挙だった。2008年発売ソフトの中ではユーザー満足度3位にもランクインしている。実写映像を多用した独特の演出スタイルも相まって、「ゲームでしか味わえないサスペンスドラマ」という唯一無二の体験を生み出している。
気になる点は、実写演出ゆえにグラフィック面での華やかさは他のRPGに劣ること、そして複数視点が絡み合う構成上、序盤は状況を把握しづらいと感じる人もいるだろう。ただし後半にかけて全ての伏線が繋がっていく快感は格別だ。現在はPC・PS4向けに「428 Shibuya Scramble」としてSteamでも配信されているため、遊ぶハードルは低い。
- ファミ通クロスレビュー満点40点(歴代9作品目)
- 複数主人公の物語が交錯する独自のサウンドノベル構成
- Steam版「428 Shibuya Scramble」で現行機でも入手しやすい
- 実写演出のためグラフィック面の華やかさは控えめ
- 序盤は複数視点の状況把握がしづらい
【第8位】Undertale|たった一人が生んだ、優しさと切なさの傑作
| ストーリー | キャラクター | 演出・世界観 | 感動度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 88 | 90 | 68 | 82 | 328 |
『UNDERTALE』は2015年9月15日にWindows/Mac向けに発売されたインディーRPGだ。開発・発売元はToby Fox氏で、脚本から音楽まですべてをほぼ単独で作り上げたという点が驚異的である。地底世界に落ちてしまった人間が、モンスターたちと出会いながら地上を目指す物語で、「敵を殺さずに解決する」という選択肢がテーマの核になっている。
全世界での販売本数は500万本以上を記録しており、インディータイトルとしては異例のヒットとなった。ドット絵グラフィックというシンプルな見た目に反して、キャラクター一人ひとりの掘り下げが非常に丁寧で、フリスクやサンズ、パピルスといったキャラクターたちが今も世界中のファンに愛され続けている。
気になる点は、ドット絵グラフィックという表現ゆえに演出面の華やかさは他のタイトルに比べて控えめなこと。またマルチエンディング構成のため、真のエンディングに辿り着くには複数周のプレイが推奨される点も押さえておきたい。それでも「優しさと切なさが同居する物語」を求める人には強く勧められる一本だ。
- Toby Fox氏がほぼ単独で作り上げた驚異の完成度
- 全世界500万本以上を売り上げたインディーの金字塔
- 「敵を殺さない」選択肢が生む唯一無二のテーマ性
- ドット絵表現のため演出面の華やかさは控えめ
- 真のエンディングには複数周のプレイが必要
ストーリー重視の名作4本は現行機で遊べるか?プラットフォーム別完全ガイド
今回取り上げたレトロ機由来の4本(ロストオデッセイ/ファイナルファンタジーVII/428〜封鎖された渋谷で〜/ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生)は、4本中4本が何らかの形で現行機・現行ストアから入手可能だ。
① サブスクリプション・無料で遊べるタイトル
今回の4本の中に、現時点でサブスクリプションサービスに含まれていると確認できたタイトルはない。いずれも単体購入かリマスター版の形での入手が基本になる。
② 単体購入で遊べるタイトル
| タイトル | 入手方法 |
|---|---|
| ロストオデッセイ | Xboxストアでのデジタル購入+Xbox One/Series X|Sの後方互換機能で実機動作 |
| ファイナルファンタジーVII(オリジナル版) | Steamで配信中 |
| 428 〜封鎖された渋谷で〜 | 「428 Shibuya Scramble」としてSteam/PS4向けに配信中 |
| ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 | Steamで配信中 |
③ リマスター・リメイク版で遊べるタイトル
| タイトル | 詳細 |
|---|---|
| ファイナルファンタジーVII リメイク | 2020年発売のPS4/PS5向けリメイク。世界累計販売本数700万本突破 |
| ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition | iOS/Android/Xbox One/Series X|S/Windows 10向けにグラフィック・UIを刷新 |
④ 現行機では入手困難なタイトル
今回リストアップした4本の中に、現行機で完全に入手困難なタイトルはない。ただしロストオデッセイのようにハード自体の入手性が下がっているケースもあるため、購入前にプラットフォームごとの対応状況は必ず確認しておきたい。
こうして見ると、レトロ機発のタイトルでも意外と現行機で遊べる道が残っていることが分かる。「昔のゲームだから」と敬遠せず、まずは公式ストアの対応状況をチェックしてみてほしい。
まとめ:ストーリーで選ぶなら、この8本を軸に選んでほしい
今回は「ストーリーが面白い」という一点に絞り、8作品を「ストーリー」「キャラクター」「演出・世界観」「感動度」の4軸で採点比較した。総合1位は坂口博信氏渾身のRPG『ロストオデッセイ』(2007年12月6日発売・Xbox 360)で、372点という高スコアを記録。特に感動度99点は今回の8作の中でも頭ひとつ抜けていた。
2位『The Last of Us』(366点)はキャラクターの絆の描写、3位『NieR:Automata』(360点)は3周構成の演出、4位『ファイナルファンタジーVII』(355点)はシリーズの歴史的意義と、それぞれ違った強みを持つ。5位以降のペルソナ5・ダンガンロンパ・428・Undertaleも、軸によっては上位に食い込むポテンシャルを秘めている。自分が何を重視するかで、ベストな一本は変わってくるはずだ。
総合力なら『ロストオデッセイ』が頭ひとつ抜けている。「千年の夢」に代表される喪失の物語は、大人になった今だからこそ刺さる部分が多いはずだ。とはいえキャラクターの絆重視なら『The Last of Us』、周回して真意を掴む快感なら『NieR:Automata』と、選び方次第で最適解は変わってくる。
…まあ、バツ2のオレが言えた義理じゃないけど、物語で泣かされたいなら、まずはロストオデッセイから手に取ってみてほしい。
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スニッカー北村

















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