PS5のおすすめソフトを12本、4つの採点軸で数値化してランキングにした。第1位は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』(2022年11月9日発売)で総得点335点。2位が『Demon’s Souls』の334点、3位が『グランツーリスモ7』の332点だ。そして本記事の軸はひとつ——PS5でしか味わえない体験を持つタイトルに絞った。
PS5を買った。あるいは買おうか迷っている。そこで最初にぶつかるのが「で、何を遊べばいいんだ」という問題だ。マルチプラットフォームの大作は他のハードでも遊べる。ならばPS5を選ぶ理由はどこにあるのか。
答えは独占タイトルとハード性能にある。高速SSDによるロードのなさ、DualSenseの触覚フィードバック、そしてPS5 Proによる描画強化。この3つを体感できるソフトこそ、PS5を持っている意味そのものだ。
今回は「遊びやすさ」「グラフィック」「鬼畜度」「やり込み度」の4軸で100点満点採点し、PS5世代の独占・準独占タイトルからTOP12を選んだ。エルデンリングやゴーストオブツシマといったマルチの名作は、あえて外している。理由は後述する。
採点は既存のハード別ランキングとまったく同じ4軸で統一している。他ハードの名作と横並びで比較できるようにするためだ。まずは12本を一覧で眺めてほしい。
PS5名作12本 採点比較一覧【全作スコア表】
「遊びやすさ」は入りやすさ、「鬼畜度」は高いほど歯ごたえがあることを示す。合計点だけでなく、自分が重視する軸で選んでほしい。
| タイトル | 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🥇 ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク | 88 | 95 | 62 | 90 | 335 |
| 🥈 Demon’s Souls | 60 | 94 | 95 | 85 | 334 |
| 🥉 グランツーリスモ7 | 80 | 95 | 65 | 92 | 332 |
| 4位 Horizon Forbidden West | 85 | 97 | 58 | 88 | 328 |
| 5位 Stellar Blade | 82 | 94 | 70 | 80 | 326 |
| 6位 Ghost of Yōtei | 86 | 95 | 60 | 84 | 325 |
| 7位 Returnal | 55 | 88 | 93 | 88 | 324 |
| 8位 Marvel’s Spider-Man 2 | 95 | 96 | 45 | 85 | 321 |
| 9位 ASTRO BOT | 98 | 94 | 40 | 88 | 320 |
| 10位 SILENT HILL 2 | 75 | 92 | 72 | 72 | 311 |
| 11位 The Last of Us Part I | 88 | 96 | 55 | 70 | 309 |
| 12位 ラチェット&クランク パラレル・トラブル | 92 | 93 | 40 | 75 | 300 |
注目すべきは分布だ。1位から6位までが335〜325点の中に詰まっており、どれを選んでも外れはない。一方で軸ごとの偏りは大きい。グラフィック最高値は『Horizon Forbidden West』の97、鬼畜度最高値は『Demon’s Souls』の95、やり込み度最高値は『グランツーリスモ7』の92、そして遊びやすさ最高値は『ASTRO BOT』の98だ。総得点で並べつつ、自分の欲しい体験から逆引きしてもいい。
ここから第12位→第1位の順に、1本ずつ見ていく。
【第12位】ラチェット&クランク パラレル・トラブル|PS5のSSDを最初に見せつけた瞬間移動アクション
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 92 | 93 | 40 | 75 | 300 |
発売日:2021年6月11日 / 対応機種:PS5 / 開発:インソムニアックゲームズ / 価格:8,690円(税込)
PS5の高速SSDが何を変えるのか——それを最も分かりやすく突きつけたのが本作だ。2021年6月11日発売、開発はインソムニアックゲームズ。次元の裂け目に飛び込むと、まったく別の惑星が待っている。ロード画面はない。文字どおり一瞬だ。
遊びやすさ92は本記事でも上位。武器を撃ちながら走り回るだけで気持ちよく、難易度も優しい。グラフィック93はCGアニメ映画がそのまま動いているような質感で、PS5初期の実力を示した1本と言っていい。
ただしやり込み度75・鬼畜度40と、歯ごたえを求める人には物足りない。クリアまで15時間前後で駆け抜けられる。オレも一気にやって一気に終わった。物足りないというより、良質な映画を1本観た後の満足感に近い。
- PS5の高速SSDを最も直感的に体感できる
- 遊びやすさ92・難易度が優しく誰でも遊べる
- CGアニメ級の映像美(グラフィック93)
- ボリュームは控えめでクリアまで15時間前後
- 鬼畜度40・歯ごたえを求める人には物足りない
【第11位】The Last of Us Part I|PS5エンジンでフルリメイクされた到達点の物語
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 88 | 96 | 55 | 70 | 309 |
発売日:2022年9月2日 / 対応機種:PS5 / 開発:Naughty Dog / 価格:8,690円(税込)
2013年の名作を、PS5エンジンでゼロから作り直したフルリメイク。2022年9月2日発売、開発はNaughty Dog。グラフィック96は本記事でも屈指で、表情の微細な動きまで作り込まれている。
遊びやすさ88。物語を追うことに集中できる設計で、アクションが苦手でも最後まで走り切れる。PS5 Pro Enhanced対応タイトルでもある。
一方でやり込み度70は本記事最低クラス。一本道の物語体験に振り切っているからで、これは欠点というより設計思想だ。周回して遊び倒すタイプではない。
- PS5エンジンによるフルリメイクでグラフィック96
- 物語への没入に集中できる設計(遊びやすさ88)
- PS5 Pro Enhanced対応
- やり込み度70・周回向けではない一本道の体験
- オリジナル版を遊んだ人には既知の展開
【第10位】SILENT HILL 2|20年越しに霧の街へ帰るホラーリメイク
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 75 | 92 | 72 | 72 | 311 |
発売日:2024年10月8日 / 対応機種:PS5 / PC(Steam) / 開発:Bloober Team / 価格:8,580円(税込)
2024年10月8日発売、開発はBloober Team。オリジナルの見下ろし視点から肩越し視点へと変わり、霧の街をより近い距離で歩くことになった。グラフィック92の質感が、あの湿った空気を現代の解像度で再現している。
鬼畜度72は戦闘の難しさというより、精神的な圧の強さだ。じわじわ削られる。遊びやすさ75はホラーとして正しい不便さを残した結果で、快適すぎないことに意味がある。
やり込み度72。複数エンディングはあるが、周回を前提にした作りではない。夜中に一人でやるゲームじゃないな、と久しぶりに思った。
- オリジナルの空気を現代の映像で再構築(グラフィック92)
- 肩越し視点で没入感が大幅に向上
- 複数エンディングを収録
- 鬼畜度72・精神的な負荷が高くホラー耐性が必要
- やり込み度72・周回前提の設計ではない
【第9位】ASTRO BOT|GOTY受賞・PS5を最も体感できる1本
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 98 | 94 | 40 | 88 | 320 |
発売日:2024年9月6日 / 対応機種:PS5 / 開発:Team ASOBI / 価格:7,980円(税込)
2024年9月6日発売、開発はTeam ASOBI。The Game Awards 2024でゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞し、売上も150万本を突破した。そして本記事で最も重要な数字がここにある——遊びやすさ98は全12本の最高値だ。
DualSenseの使い方は全作中随一だと断言する。地面の材質が指に伝わり、風の抵抗がトリガーの重さに乗る。コントローラーがこれほど雄弁になるゲームを、オレは他に知らない。グラフィック94の色彩も含めて、PS5という機械を最も気持ちよく味わえる1本だ。
ただし総得点320で9位という順位には説明が要る。本記事の採点軸には「鬼畜度」があり、誰でも遊べる優しさが数字の上では減点として働くからだ。評価が低いのではない。むしろ「PS5を買ったら最初に触るべき1本」はこれで間違いない。やり込み度88が示すとおり、隠しボット探しを始めると止まらなくなる。
- 遊びやすさ98は本記事の最高値
- The Game Awards 2024 GOTY受賞・150万本突破
- DualSenseの活用は全作中随一
- 鬼畜度40・歯ごたえを求める層には物足りない
- 総得点は採点軸の性質上9位だが評価の低さを意味しない
【第8位】Marvel’s Spider-Man 2|高速SSDが実現したニューヨーク大空中散歩
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 95 | 96 | 45 | 85 | 321 |
発売日:2023年10月20日 / 対応機種:PS5 / 開発:Insomniac Games / 価格:8,980円(税込)
2023年10月20日発売、開発はInsomniac Games。遊びやすさ95・グラフィック96という数字が示すとおり、快適さと映像美の両立では本記事の頂点に近い。PS5 Pro Enhanced対応でもある。
ウェブスイングでビル群を抜ける瞬間、ロードは一切挟まらない。ピーターとマイルズを切り替えても待たされない。これがPS5の高速SSDの本当の使い道だと、遊べば5分で分かる。
鬼畜度45と難易度は低め。だが「難しくないから浅い」わけではなく、アクションの気持ちよさに全振りした設計だ。やり込み度85でサイドコンテンツも厚い。
- 遊びやすさ95・グラフィック96で快適さと映像美を両立
- ロードを挟まない広大なニューヨーク(高速SSD活用)
- PS5 Pro Enhanced対応
- 鬼畜度45・アクションの難度は低め
- 前作・マイルズ編を知っているとより楽しめる
【第7位】Returnal|死んで戻るたびに惑星が組み変わる高難度TPS
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 55 | 88 | 93 | 88 | 324 |
発売日:2021年4月30日 / 対応機種:PS5 / 開発:Housemarque / 価格:8,690円(税込)
2021年4月30日発売、開発はフィンランドのHousemarque。鬼畜度93は本記事で2番目に高い。死ぬたびに惑星の構造が組み変わり、装備も失う。ローグライクとTPSを掛け合わせた構造だ。
やり込み度88が示すとおり、一度ハマると抜けられない。同じ場所には二度と行けないという緊張感が、1周ごとの密度を跳ね上げている。累計100万本という数字は、この尖り方を考えれば立派だ。
ただし遊びやすさ55は本記事の最低値。難易度調整もセーブの自由度も乏しく、万人向けとは口が裂けても言えない。刺さる人にだけ深く刺さる。オレは3回投げて4回目で戻ってきた。
- 鬼畜度93・死にゲー好きに深く刺さる構造
- やり込み度88・周回ごとに構造が変わる高い再訪性
- PS5独占タイトルとしての独自性
- 遊びやすさ55は本記事の最低値・人を選ぶ
- 難易度調整の幅が狭くセーブの自由度も低い
【第6位】Ghost of Yōtei|蝦夷地を舞台にした2025年の時代劇オープンワールド
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 86 | 95 | 60 | 84 | 325 |
発売日:2025年10月2日 / 対応機種:PS5 / 開発:Sucker Punch Productions / 価格:8,980円(税込)
2025年10月2日発売、開発はSucker Punch Productions。『Ghost of Tsushima』から約300年後、1603年の蝦夷地を舞台に新主人公・篤の物語が展開する。メタスコアは87と高い評価を得た。
グラフィック95。ススキ野原を風が渡り、雪がまとわりつく。北の大地の質感表現は前作から確実に進化している。遊びやすさ86も高く、時代劇の空気にすっと入っていける。
鬼畜度60・やり込み度84。剣戟は歯ごたえがありつつ理不尽ではない。ただし2025年10月発売とまだ新しく、攻略情報の蓄積は他の11本に比べれば薄い。そのぶん自力で切り拓く楽しさはある。
- メタスコア87・2025年の最新PS5独占タイトル
- 蝦夷地の自然描写(グラフィック95)
- 前作を未プレイでも単体で楽しめる
- 2025年発売で攻略情報の蓄積はまだ薄い
- 前作『Ghost of Tsushima』を遊んでいるとより深く楽しめる
『Ghost of Yōtei』は追加ストーリーを収録したコンプリートエディションも登場している。
【第5位】Stellar Blade|アクションと映像美を高水準で両立した意欲作
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 82 | 94 | 70 | 80 | 326 |
発売日:2024年4月26日 / 対応機種:PS5 / 開発:SHIFT UP / 価格:8,980円(税込)
2024年4月26日発売、開発は韓国のSHIFT UP。グラフィック94の映像美と、鬼畜度70の歯ごたえあるアクションを両立させた1本だ。PS5 Pro Enhanced対応でもある。
パリィを軸にした戦闘は、決まったときの快感が大きい。遊びやすさ82は難易度設定の幅が広いおかげで、アクションが得意でなくても物語を追い切れる。
やり込み度80。ボリュームは十分だが、100時間級の大作と比べれば手が届く範囲に収まっている。それがむしろ遊びやすさに繋がっている面もある。
- グラフィック94の映像美とパリィ主体の戦闘
- 鬼畜度70・歯ごたえと理不尽さのバランスが良い
- PS5 Pro Enhanced対応
- やり込み度80・超大作級のボリュームではない
- パリィが苦手だと序盤で詰まりやすい
【第4位】Horizon Forbidden West|グラフィック97・本記事最高の映像体験
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 85 | 97 | 58 | 88 | 328 |
発売日:2022年2月18日 / 対応機種:PS4 / PS5 / 開発:ゲリラゲームズ / 価格:PS5版 8,690円(税込)/PS4版 7,590円(税込)
2022年2月18日発売、開発はゲリラゲームズ。グラフィック97は本記事12本の単独最高値だ。水中表現から植生の密度まで、PS5の描画性能を正面から使い切っている。PS5 Pro Enhanced対応。
機械獣との戦闘は準備と観察がものを言う。鬼畜度58と極端ではないが、油断すると大型機に一瞬で沈められる。やり込み度88でサブクエストも厚い。
そして見逃せないのがPS4版を持っていればPS5版へ無料アップグレードできる点だ。PS4から乗り換えたばかりの人にとって、これほど分かりやすい「PS5に来た理由」もない。
- グラフィック97は本記事の単独最高値
- PS4版購入者はPS5版へ無料アップグレード可能
- やり込み度88・サブクエストの density が高い
- 前作『Horizon Zero Dawn』の物語を踏まえた展開が多い
- 鬼畜度58ながら大型機械獣は油断すると即死級
【第3位】グランツーリスモ7|やり込み度92・終わりのないクルマの沼
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 80 | 95 | 65 | 92 | 332 |
発売日:2022年3月4日 / 対応機種:PS4 / PS5 / 開発:ポリフォニー・デジタル / 価格:PS5版 7,900円(税抜)
2022年3月4日発売、開発はポリフォニー・デジタル。やり込み度92は本記事の最高値だ。車種とコースの物量、チューニングの深さ、そして磨き続けられるタイムアタック。終わりが来ない。
グラフィック95。光の反射と路面の質感は、止まって眺めたくなる水準にある。PSVR2に対応しており、対応環境があればコクピットに座る体験そのものが手に入る。
遊びやすさ80・鬼畜度65。アシストを効かせれば誰でも走れるが、上を目指すと途端に厳しくなる。この落差がクルマゲームの醍醐味だ。深夜に「あと1周だけ」を繰り返して朝を迎えたことがある。
- やり込み度92は本記事の最高値
- グラフィック95・光と路面の質感表現
- PSVR2対応でコクピット体験が可能
- 鬼畜度65・上位を目指すと難度が跳ね上がる
- 一部コンテンツはオンライン接続が前提
【第2位】Demon’s Souls|鬼畜度95・PS5ローンチを飾った死にゲーの原点
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 60 | 94 | 95 | 85 | 334 |
発売日:2020年11月12日 / 対応機種:PS5 / 開発:Bluepoint Games / 価格:8,690円(税込)
2020年11月12日発売、開発はBluepoint Games。2009年のPS3版をPS5向けにフルリメイクした作品で、鬼畜度95は本記事の最高値だ。200万本以上を出荷している。
グラフィック94。ボーレタリアの陰鬱な空気が、圧倒的な密度で描き直された。ロードの速さも効いていて、死んでもすぐ次の挑戦に入れる。この「即座に再挑戦できる」感覚が、PS5の高速SSDと死にゲーの相性の良さを証明した。PS5 Pro Enhanced対応。
遊びやすさ60。難易度調整はなく、初見では確実に何度も殺される。ただしそれが本作の設計であり、乗り越えた先の達成感は他では代えがたい。PS5ローンチタイトルがこの完成度だったという事実は、いま振り返っても異常だ。
- 鬼畜度95は本記事の最高値・死にゲーの原点
- PS5の高速SSDで死亡後の再挑戦が快適
- PS5 Pro Enhanced対応・グラフィック94のフルリメイク
- 遊びやすさ60・難易度調整がなく初心者には厳しい
- 理不尽に感じる死に方も多く人を選ぶ
死にゲーそのものをもっと掘りたいなら、ジャンル横断のランキングも用意している。
【第1位】ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク|全世界1,100万本・PS5世代を代表する総合力
| 遊びやすさ | グラフィック | 鬼畜度 | やり込み度 | 総得点 |
|---|---|---|---|---|
| 88 | 95 | 62 | 90 | 335 |
発売日:2022年11月9日 / 対応機種:PS4 / PS5 / 開発:サンタモニカスタジオ / 価格:PS5版 8,690円(税込)/PS4版 7,590円(税込)
本記事の第1位は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』、総得点335だ。2022年11月9日発売、開発はサンタモニカスタジオ。全世界累計実売1,100万本という数字が、この作品の到達点を物語っている。
強いのは総合力だ。遊びやすさ88・グラフィック95・鬼畜度62・やり込み度90——4軸すべてが高水準で、弱点らしい弱点がない。北欧神話を舞台にした父と子の物語は、アクションゲームの枠を超えて刺さってくる。PS5 Pro Enhanced対応。
斧を投げて手元に戻す、あの重さの伝わり方。DualSenseの振動と相まって、一撃ごとの手応えが違う。前作をやっていなくても入れるが、やっていればもっと刺さる。オレは2周目でようやくアトレウスの表情の意味が分かった。
- 4軸すべて高水準・総合力で本記事1位(総得点335)
- 全世界累計実売1,100万本の実績
- PS5 Pro Enhanced対応・PS4版も選べる
- 前作『ゴッド・オブ・ウォー』を遊んでいるとより深く楽しめる
- ボリュームが大きく完走には相応の時間が必要
PS5の12本はどう遊べる?独占・PS5 Pro対応・PS4版の早見表
PS5は現行機そのものなので、レトロ機の記事のような「現行機で遊べるか」という問いは成立しない。代わりに、買う前に知っておきたい3つの軸——PS5独占かマルチか、PS5 Pro Enhanced対応か、PS4版があるか——を一覧にまとめた。
| タイトル | 独占/マルチ | PS5 Pro Enhanced | PS4版 |
|---|---|---|---|
| ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク | マルチ(PS4/PS5) | 対応 | あり(7,590円) |
| Demon’s Souls | PS5独占 | 対応 | なし |
| グランツーリスモ7 | マルチ(PS4/PS5) | 公式リスト未掲載 | あり |
| Horizon Forbidden West | マルチ(PS4/PS5) | 対応 | あり(無料アップグレード可) |
| Stellar Blade | PS5(後にPC) | 対応 | なし |
| Ghost of Yōtei | PS5独占 | 未確認 | なし |
| Returnal | PS5独占 | 公式リスト未掲載 | なし |
| Marvel’s Spider-Man 2 | PS5独占 | 対応 | なし |
| ASTRO BOT | PS5独占 | 公式リスト未掲載 | なし |
| SILENT HILL 2 | マルチ(PS5/PC) | 公式リスト未掲載 | なし |
| The Last of Us Part I | PS5(後にPC) | 対応 | なし |
| ラチェット&クランク パラレル・トラブル | PS5独占 | 対応 | なし |
※PS5 Pro Enhanced列は2024年11月4日のPlayStation Blog公式発表リストを基準にしている。同リストには「今後さらに追加される予定」と明記されており、「公式リスト未掲載」は非対応を意味しない。購入前にPlayStation Storeの「対応機能」欄で最新の状況を確認してほしい。
この表の使い方はシンプルだ。PS5を買った理由を最大化したいなら「PS5独占」の7本から選べばいい。PS4も現役で持っているなら『Horizon Forbidden West』が最も入りやすい——PS4版を買えばPS5版へ無料アップグレードできる。PS5 Proを持っているなら、対応が明記された7本が描画面で恩恵を受けられる。
ちなみにPS3・PS Vita世代のタイトルは、ストア閉鎖の話題とあわせて別記事で扱っている。
PS5のおすすめソフトに関するよくある質問(FAQ)
最後に、PS5のソフト選びで迷いやすい疑問へ、結論から先に答えておく。
PS5を買ったら最初に何を遊ぶべき?
『ASTRO BOT』を推す。遊びやすさ98は本記事の最高値で、DualSenseの触覚フィードバックを最も分かりやすく体感できる。The Game Awards 2024でGOTYも受賞している。総得点では9位だが、これは「鬼畜度」軸で難易度の低さが減点になるためで、作品の評価が低いわけではない。
PS5でしか遊べないソフトはどれ?
本記事では『Demon’s Souls』『Ghost of Yōtei』『Returnal』『Marvel’s Spider-Man 2』『ASTRO BOT』『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』の6本がPS5独占だ。『Stellar Blade』『The Last of Us Part I』は発売当初PS5専用で、のちにPC版が登場している。
PS5 Proを買う価値はある?
対応タイトルを多く遊ぶなら価値がある。2024年11月4日のPlayStation Blog公式発表では50本以上がPS5 Pro Enhancedに対応するとされ、本記事では『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』『Demon’s Souls』『Horizon Forbidden West』『Stellar Blade』『Marvel’s Spider-Man 2』『The Last of Us Part I』『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』の7本が対応リストに掲載されている。
難しいゲームが苦手でも楽しめるソフトは?
鬼畜度が低い順に『ASTRO BOT』(40)『ラチェット&クランク パラレル・トラブル』(40)『Marvel’s Spider-Man 2』(45)『The Last of Us Part I』(55)が候補になる。逆に歯ごたえを求めるなら『Demon’s Souls』(鬼畜度95)と『Returnal』(93)だ。
エルデンリングやゴーストオブツシマが入っていないのはなぜ?
本記事は「PS5でしか味わえない体験」を軸にしているため、他ハードでも遊べるマルチタイトルは対象から外している。これらの名作はジャンル別のランキング記事で詳しく採点しているので、そちらを参照してほしい。
マルチプラットフォームの名作を探しているなら、ジャンル別の2記事が近道だ。オープンワールドならこちら。
アクションRPGで探すならこちらにエルデンリングやFF7リバースをまとめている。
まとめ|PS5おすすめソフト12選の要点を再確認
最後に要点を整理する。第1位は『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』(総得点335)。4軸すべてが高水準で弱点がなく、全世界1,100万本という実績もある。2位『Demon’s Souls』(334)は鬼畜度95、3位『グランツーリスモ7』(332)はやり込み度92と、それぞれ突出した軸を持っている。
目的別に選ぶならこうだ。PS5を買った実感がほしいなら『ASTRO BOT』(遊びやすさ98)。映像で殴られたいなら『Horizon Forbidden West』(グラフィック97)。心を折られたいなら『Demon’s Souls』か『Returnal』。終わらない沼を求めるなら『グランツーリスモ7』だ。
そして12本のうち6本がPS5独占、7本がPS5 Pro Enhanced対応(2024年11月の公式発表リスト基準)。PS5というハードを選んだ意味は、この顔ぶれの中にある。
12本を採点して見えてきたのは、PS5の価値は「グラフィックが綺麗」だけでは説明できないという事実だ。ロードが消えたことで死にゲーの再挑戦が軽くなり(Demon’s Souls)、次元移動が演出として成立し(ラチェット&クランク)、コントローラーが触覚で語りだした(ASTRO BOT)。ハードの進化がゲームデザインそのものを変えている——それを体感できるのが、この12本だ。
迷ったら1位から。ただし「PS5を買ってよかった」と最初に思いたいなら、9位のASTRO BOTを先に起動してほしい。
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スニッカー北村
















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