Steamアワードが今年で10周年を迎える。2026年の開催にあたって、新カテゴリが2つ追加されることが発表された。
追加されるのは This Is My Job Now(これが今の私の仕事)と、Hall of Fame of the Hall of Fame(殿堂の中の殿堂)だ。どちらも名前からして一癖ある。
日程も出ている。ノミネーションの受付は現地時間の11月23日から30日まで。投票はSteamウィンターセールの開始に合わせて12月17日から始まる。
つまりユーザーが動く機会は2回ある。推したいゲームがある人は、11月23日という日付を先に押さえておきたい。
Steamアワード2026の新カテゴリは何?
This Is My Job Now(これが今の私の仕事)と Hall of Fame of the Hall of Fame(殿堂の中の殿堂)の2つが追加される。
前者は、プレイヤーが仕事のように没頭してしまうゲームを拾う枠だと読める。農業、経営、輸送、整理整頓といった反復作業そのものが楽しいタイプのゲームには、これまで受賞の形がなかった。そこに席を作った格好だ。
後者は過去の受賞作をもう一度並べる構造になる。10周年という節目に合わせた枠で、9回分の蓄積がないと成立しないカテゴリだ。10年やってきたから出せるカードを使ってきた。
ノミネートと投票はいつできる?
ノミネーションは現地時間11月23日から30日まで。投票はSteamウィンターセール開始の12月17日からだ。
| 段階 | 期間(現地時間) | やること |
|---|---|---|
| ノミネーション | 11月23日〜30日 | 推したいゲームを各部門に挙げる |
| 投票 | 12月17日から | ノミネート作から選ぶ |
注意したいのは、ノミネーションの窓が8日しかないことだ。投票はウィンターセールと重なるので人の目に入りやすいが、ノミネーションのほうは見逃しやすい。好きなゲームを土俵に上げたいなら、動くべきなのは11月のほうになる。
投票がウィンターセールと同時に走る設計も、よくできている。セールで新しいゲームを買う流れと、1年遊んだゲームに票を入れる流れが同じ画面の中で起きる。
Steamアワードは誰が決める賞?
ノミネートも投票もSteamユーザーが行う。審査員や選考委員会による賞ではない。
この構造が他のゲームアワードとの最大の違いだ。批評性より、実際に時間を注いだ人の数が結果に出る。だから毎年、評論的な年間ベストとは噛み合わない作品が受賞する。
良い面と気になる面の両方がある。良い面は、プレイヤーの実感が反映されることだ。気になる面は、プレイヤー人口が多いタイトルが有利になりやすいことだ。小規模なインディー作品が上位に来るには、カテゴリの性格に強く合致する必要がある。
その点で This Is My Job Now という新カテゴリは、インディーに有利に働く余地がある。没頭して繰り返し遊ぶ構造のゲームは、小規模開発でも作れるからだ。
まとめ|10周年で2カテゴリ追加、ノミネートは11月23日から
Steamアワードは2026年で10周年を迎え、新カテゴリとして This Is My Job Now(これが今の私の仕事)と Hall of Fame of the Hall of Fame(殿堂の中の殿堂)の2つが追加される。
ノミネーションの受付は現地時間11月23日から30日まで。投票はSteamウィンターセール開始の12月17日からだ。ノミネートも投票もSteamユーザーが行う。推したいゲームがあるなら、11月23日からの8日間が本番になる。
新カテゴリ2つのうち、効いてくるのは This Is My Job Now のほうだと見ている。没頭して繰り返す構造のゲームは、評論的な年間ベストでは評価されにくいが、実際の総プレイ時間では上位に来る。その乖離をSteamアワードが拾いにいったのは筋が通っている。もう1つの殿堂の中の殿堂は、10年続けたからこそ出せる枠だ。ただ、過去の受賞作をもう一度並べると、当時の上位がそのまま再現されやすい。新しい発見の場にはなりにくいかもしれない。それでも10周年らしい設計ではある。ユーザー投票の賞だから、結果が評論家の順位とズレるのは欠点ではなく、この賞の存在意義のほうだ。
動くのは11月23日から8日間。推しを土俵に上げるのはそこだ。
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小田のっこ














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