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デザエモン+で作られた1本のシューティングが、30年かけて家庭用ゲーム機に帰ってくる。DEVIL BLADE REBOOTのコンシューマー版、仮称 Consumer Edition の制作がエムツーから発表された。
結論から書く。発表は2026年10月10日の配信イベント「エムツーショットトリガーズ 10周年弩感謝祭 ~Let’s Jailbreak Together!!~」。ティザーPVが公開され、PS4版の実機プレイも披露された。ただし発売日・価格・対応機種の全容は現時点で未発表だ。
原作の出自が、このニュースの面白さを決めている。初代PlayStation向けのシューティング制作ソフト、デザエモン+で1996年に作られた「デビルブレイド」。それが2024年5月にSteamでフルリメイクされ、そして今度は家庭用機へ——という三段跳びだ。
移植がなぜここまで時間を要したのか、開発側の説明も踏み込んだ内容だった。順に整理する。
DEVIL BLADE REBOOT Consumer Editionとは?エムツーが手がける家庭用版だ
DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)は、Steam版のDEVIL BLADE REBOOTをエムツーが家庭用ゲーム機向けに移植するタイトルだ。
発表の場は10周年記念イベント。エムツーショットトリガーズというブランド自体が、アーケードシューティングの移植で評価を積み上げてきたレーベルで、その節目に持ってきたのが他社開発の個人作リメイクだったという構図が面白い。会場ではティザーPVに加え、PS4版の実機プレイが流された。
原作者はシガタケ氏。ヴァニラウェアでグラフィックデザイナーを務め、十三機兵防衛圏やユニコーンオーバーロードに関わってきた人物だ。つまり本業はグラフィック。それがシューティングを個人で作り続けている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮称) |
| 移植担当 | エムツー(エムツーショットトリガーズ) |
| 原作者 | シガタケ氏(ヴァニラウェア所属のグラフィックデザイナー) |
| 原作 | 1996年にデザエモン+で制作された「デビルブレイド」 |
| Steam版 | 2024年5月発売。レビューは“圧倒的に好評” |
| 発表時の公開物 | ティザーPV、PS4版の実機プレイ |
| 発売日・価格・対応機種 | 未発表(2026年10月時点) |

バーサクシステムとは?接近して壊すほどスコアが伸びるゲーム性
DEVIL BLADE REBOOTの核になっているのはバーサクシステムで、敵に接近して破壊するほどスコア倍率と難易度が同時に上昇する仕組みだ。
リスクとリターンが同じレバーに繋がっている設計。安全圏から撃って地味に稼ぐか、懐に飛び込んで倍率を跳ね上げるか。シューティングのスコアアタックが「攻め方を選ぶゲーム」に変わる。この手の設計はアーケード由来の弾幕系でも珍しくないが、個人制作でここまで振り切っているのが評価された理由だろう。
モードは全6ステージのストーリーモードと、レトロモードの2本立て。Steam版のユーザーレビューは“圧倒的に好評”で、これはSteamで最上位のレビュー評価区分だ。
なぜ移植に時間がかかった?PC版エンジンからの移植は予想以上に困難だった
移植が難航した理由は、Steam版が独自エンジン「StgBuilder」で作られており、家庭用機への対応に参考事例が存在しなかったことにある。
イベントでの説明によると、エムツーにとっても初の試みで、サウンド・描画・セーブデータの対応はいずれも手探りで進めたという。エムツーといえばアーケード基板のエミュレーション移植で名の知れた会社だが、他人の自作エンジンを家庭用機に通すのはまったく別の仕事だ。基板には仕様書があるが、個人製エンジンにはそれがない。
シガタケ氏の側は、Steam版の発売当初から移植を依頼していたと明かしている。「ユーザーの熱が冷める前に発売してほしい」という要望も伝えていたという。2024年5月発売から2年以上かかっている以上、この要望は結果として叶っていない。ただ、落ちずに続いていたということ自体が、このプロジェクトの誠実さを示している。
家庭用版はいつ発売?価格と対応機種は決まっているのか
2026年10月時点で、DEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)の発売日・価格・対応機種の全容はいずれも公式発表がない。
確定しているのは、PS4版の実機プレイが披露されたという事実だけだ。他機種の展開があるのか、PS5やNintendo Switch 2が対象に入るのか、そこは一切語られていない。実機が動いている段階まで来ているので開発がかなり進んでいるのは読めるが、数字を置けるほどの情報は出ていない。
気になる点も挙げておく。仮称が付いたままの発表なので、正式タイトルも含めて変更の余地が残る。移植難度の話がここまで具体的に語られた以上、スケジュールにも余裕を見ているはずだ。
DEVIL BLADE REBOOT家庭用移植の発表内容まとめ
確定事項を再掲する。エムツーが2026年10月10日の10周年イベントでDEVIL BLADE REBOOT Consumer Edition(仮)を発表。ティザーPVとPS4版の実機プレイが公開された。原作は1996年にデザエモン+で制作されたデビルブレイドで、2024年5月にSteamでフルリメイク版が発売され“圧倒的に好評”を獲得している。
未確定なのは発売日・価格・対応機種。移植はPC版エンジンStgBuilderからの対応という前例のない作業で、サウンド・描画・セーブデータ対応を手探りで進めてきたとされる。
エムツーの10周年の目玉が、アーケード基板の復刻ではなく個人制作シューティングの移植だった。この選択に意味がある。デザエモン+で生まれた作品が、30年後に商業レーベルの看板タイトルとして扱われているわけだ。
移植が難しいと正直に言ってから出してくるタイトルは、だいたい信用できる。
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小田のっこ













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