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ポートピア連続殺人事件を作った人が、AIで取り調べゲームを作った。しかも制作時間は「ほんの30分ほど」だという。
結論から書く。ドラゴンクエストやポートピア連続殺人事件で知られる堀井雄二氏が、自身のXでAIを活用したゲーム制作を報告した。タイトルは取調室の小宮。ブラウザ上で無料で遊べる推理アドベンチャーだ。
プレイヤーの立場は、質店の金庫荒らし事件を担当する警察官。被疑者は元錠前職人の“小宮”、72歳。この男を取り調べて、嘘を崩していくのが目的になる。
40年以上前にひとりでアドベンチャーゲームを作った人物が、いま同じことをAIで30分でやっている。その事実が持つ意味も含めて整理する。
取調室の小宮とは?堀井雄二氏がAIで作ったブラウザ推理アドベンチャーだ
取調室の小宮は、堀井雄二氏がAIを活用して制作した推理アドベンチャーゲームで、ブラウザ上で無料でプレイできる。
プレイヤーは“質店金庫荒らし事件”の被疑者を取り調べる警察官として、元錠前職人の“小宮”(72歳)と向き合う。小宮は嘘をつくことがあり、供述が食い違う箇所に証拠をぶつけて崩していく——これがゲームの基本サイクルだ。
ポートピア連続殺人事件を知っている人なら、この構図に見覚えがあるはずだ。問い詰めて、矛盾を突いて、相手の口を開かせる。堀井氏が40年以上前に日本のアドベンチャーゲームに持ち込んだ型が、そのまま小さく凝縮されている。
取調室の小宮のシステムは?動揺と反発の2パラメーターで崩す
取調室の小宮には“動揺”と“反発”の2つのパラメーターがあり、反発が100になると小宮は黙秘してしまう。
つまり、ただ強く詰めればいいゲームではない。証拠を突きつければ動揺は上がるが、押し方を間違えれば反発も上がる。反発が上限に達した時点で供述が取れなくなるので、どこまで踏み込むかの判断が常に要求される。
クリアー時の評価は、嘘をどれだけ暴けたかで変化する。つまり「クリアーできたか」ではなく「どこまで崩せたか」でスコアが付く設計だ。30分で作ったと言われても、このバランス設計の筋だけは完全にゲームデザイナーのものだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 取調室の小宮 |
| 制作 | 堀井雄二氏(AIを活用) |
| ジャンル・価格 | 推理アドベンチャー。ブラウザ上で無料 |
| プレイヤーの立場 | 質店金庫荒らし事件を取り調べる警察官 |
| 被疑者 | 元錠前職人の“小宮”(72歳)。嘘をつくことがある |
| パラメーター | “動揺”と“反発”。反発が100になると黙秘される |
| 評価基準 | 嘘をどれだけ暴けたかでクリアー時の評価が変化 |
| 制作時間 | 「ほんの30分ほど」と本人が報告 |
堀井雄二氏はなぜAI制作を公開したのか?ポートピアとの対比が理由だ
堀井氏がXのポストで強調しているのは、ポートピア連続殺人事件の頃と現在の制作環境の差だ。
氏の説明によると、ポートピアの時は物語・絵・プログラムのすべてをひとりで手がけていた。それが今はAIに指図するだけで、ひとりでそこそこのゲームが作れてしまう。「ホントびっくりです」という本人の言葉が添えられている。
この対比が効いている。1983年にひとりで全部やった人が、2026年にひとりで30分で作っている。作れる人がAIを持つと何が起きるかという話であって、誰でも30分で推理アドベンチャーが作れるという話ではない。どこを問い詰めると面白いか、反発が何で上がるべきか——その判断は30分で手に入らない。
…とはいえ、30分と言われるとこっちも何か作りたくなる。マジで。
どこで遊べる?公開先と遊ぶ前の注意点
取調室の小宮は、堀井氏がXのポストで示した公開先からブラウザで直接プレイできる。追加の購入やインストールは不要だ。
気になる点も書いておく。個人が短時間で制作した作品の公開なので、公開期間やURLの維持について公式のアナウンスは出ていない。遊びたい人は早めに触っておくのが無難だ。セーブやランキングといった長期運用前提の機能についても、特に発表はない。
取調室の小宮の発表内容まとめ
確定事項を再掲する。堀井雄二氏が自身のXでAI活用のゲーム制作を報告し、推理アドベンチャー取調室の小宮をブラウザ上で無料公開した。プレイヤーは“質店金庫荒らし事件”の被疑者である元錠前職人の“小宮”(72歳)を取り調べる警察官。
システムは“動揺”と“反発”の2パラメーターで、反発が100になると黙秘される。クリアー時の評価は嘘をどれだけ暴けたかで変化する。制作時間は「ほんの30分ほど」と本人が明かしている。
注目すべきは制作時間の30分ではなく、2パラメーターの設計だ。動揺と反発を同時に動かし、押しすぎると黙秘で打ち切られる。ポートピアで確立した取り調べの快感を、最小構成で再現している。AIが作ったのは実装であって、ゲームデザインは堀井雄二氏のものだ。
道具が変わっても、面白さの判断ができる人が一番得をする。それが証明された30分だ。
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小田のっこ













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