日本最大の模型展示会「第64回 静岡ホビーショー」が2026年5月13日に開幕した。その中でもコアな模型ファンから熱い視線を集めているのが、ウェーブ(Wave)のブースだ。『装甲騎兵ボトムズ』の新スケールキットに、マクロスのデストロイド、さらにはフルメタル・パニックのコラボプラモまで——今年の展示は間違いなく「当たり年」だと感じた。
スコープドッグという名のATが、ここまで多角的に立体化される時代が来るとは誰が予想しただろう。ターボカスタムDX、スタンディングタートルST版、そしてキリコ・キュービィーPLAMATEA原型初公開。ボトムズファンには夢のような布陣である。
この記事では、ウェーブがSHS2026で発表・展示した製品を全てまとめてお届けする。価格・発売日・スペックも含めて一気に紹介しよう。
以下、発表順にひとつひとつ掘り下げていく。
スコープドッグ ターボカスタム[DX]とは?価格・仕様を全部解説
まず圧倒的な注目を集めたのが、1/24スケールの「スコープドッグ ターボカスタム[DX]」(BK-183)だ。これはOVA『ザ・ラストレッドショルダー』に登場するメインキャラクター4名——キリコ、ムーザ、グレゴルー、ベイマンの機体を全て再現できる”全部のせ”仕様のキット。シリーズ第4弾にしてついに決定版が登場した、と言っていいだろう。
ギミックも本格的だ。コックピット開閉、アームパンチ、降着機構、ターンピックの全てを搭載。ローラーダッシュ用ブースターノズルは差し替えなしで展開できる。ここまで充実した内容で¥14,080(初回限定価格・税込)は驚きのコストパフォーマンスだ。
画像引用元:WAVE
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | スコープドッグ ターボカスタム[DX] |
| 品番 | BK-183 |
| スケール | 1/24スケール |
| 全高 | 約18.5cm |
| 価格 | 初回限定¥14,080(税込) |
| 予約期限 | 2026年5月20日 23:59まで |
| 発売予定日 | 2026年11月 |
| タイプ | スナップフィット(接着剤不要)、フル可動 |
| 付属武装 | 7連ミサイルポッド、2連ロケットランチャー、ガトリングガン、ヘビィマシンガン他 |
再現できる機体は4種類——キリコ機、ムーザ機、グレゴルー機、ベイマン機。元レッドショルダー隊の4名を作り分けて並べる楽しさがある。実際に手に取って確認したが、ランナーの密度と武装の充実ぶりに思わず唸った。これは単なる「派生キット」ではなく、シリーズの集大成と呼ぶべき内容だ。
なお、初回限定価格での予約は2026年5月20日 23:59までとなっている。見逃すと通常価格になるので注意しよう。
スタンディングタートル[ST版]の価格・発売日は?クメン編の主力ATがついにキット化
ボトムズファンなら「クメン編」を語るうえで外せない機体がある。ビーラーゲリラの主力AT、スタンディングタートルだ。今回初展示された「スタンディングタートル[ST版]」(BK-235)は1/35スケールで¥5,280(税込)、2026年8月下旬発売を予定している。
スナップフィットのフル可動モデルで、各関節にポリキャップを採用。接着剤不要で組める手軽さはそのままに、全高約12cmのボリューム感で仕上がる。そして何より嬉しいのが、大河原邦男氏による描き下ろしボックスアートと「大河原ATバリエーション」の同梱だ。これはコレクション性が高い。
画像引用元:WAVE
画像引用元:WAVE
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | スタンディングタートル[ST版] |
| 品番 | BK-235 |
| スケール | 1/35スケール |
| 全高 | 約12cm |
| 価格 | ¥5,280(税込) |
| 発売予定日 | 2026年8月下旬 |
| 特記事項 | 大河原邦男ボックスアート・大河原ATバリエーション同梱 |
スコープドッグと並べて飾れる1/35スケールという選択が嬉しい。クメン編を舞台にしたジオラマを組むなら、このタートルは絶対に必要な1体だろう。8月下旬という発売時期は夏の終わりを飾るのにちょうどいい。
キリコ・キュービィーPLAMATEA原型が初公開——「人型キャラ」立体化に乗り出したウェーブ
画像引用元:WAVE
今回のウェーブブースで最も「おっ」となったのが、キリコ・キュービィーのPLAMATEA原型だ。ATだけを作り続けてきたイメージのあるウェーブが、ついにキャラクターフィギュアの世界に踏み込んだ。PLAMATEAはウェーブが手がけるキャラクタープラモデルの新シリーズで、今回は原型のみの初展示となっている。
価格・発売日はまだ未定だが、ボトムズファンにとってキリコのプラモデルというのは長年の悲願でもある。ATの隣に立たせるキリコというシチュエーションを妄想するだけで、制作意欲が高まってくる。続報を待ちたい。
マクロス新製品も続々!VF-1Jバルキリーとデストロイドファランクス1/100
ボトムズ一辺倒かと思いきや、マクロス方面でも動きがあった。今回展示されていたのはVF-1J バルキリー(マルチプレックス仕様)のバトロイド&ファイター形態と、デストロイド「ファランクス」の1/100スケールモデルだ。
VF-1Jバルキリー(マルチプレックス仕様)
画像引用元:WAVE
バトロイドとファイターの2形態を再現できる仕様で展示。詳細なスペックや価格・発売日は現時点で未発表だが、会場でのサンプルを見る限りプロポーションのまとまりが印象的だった。マクロスのVF-1系はハセガワが長らく市場を牽引してきたが、ウェーブがどんな切り口で差別化してくるのか楽しみだ。
デストロイドファランクス 1/100
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2025年のホビーショーで発表された1/100デストロイド3種のうち、ファランクスが具体的な発売情報付きで登場した。1/72モデルのプロポーションとディテールをそのまま凝縮した設計で、マーキングデカールも付属する。
画像引用元:WAVE
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | SDR-04-MkXII デストロイド ファランクス |
| スケール | 1/100スケール |
| 価格 | ¥5,280(税込) |
| 発売予定日 | 2026年10月下旬 |
| タイプ | スナップフィット、ポリキャップ可動 |
¥5,280という価格帯で1/100デストロイドが揃えられるなら、マクロスの防衛ラインを再現するジオラマが現実的になってくる。トマホーク、ディフェンダーと3体並べたときの迫力を想像すると、今から楽しみでしかない。
ARX-8 レーバテイン — ウェーブ×橘猫工業コラボプラモがサンプル展示
画像引用元:WAVE
もう一つ見逃せないのが、フルメタル・パニック!IVより「ARX-8 レーバテイン」のウェーブ×橘猫工業コラボプラモのサンプル展示だ。橘猫工業はクセのある変形・合体機構で知られる中国のブランドで、そこにウェーブが絡んでどんな仕上がりになるか——業界内でも注目度が高い。
こちらは価格・発売日ともに未発表の段階で、あくまで「こういう方向で開発中」という提示にとどまっている。ただ、サンプルの造形クオリティはなかなかのもので、フルメタファンなら続報をチェックする価値がある。
1/12 スコープドッグも展示
マックスファクトリーのMODEROID 1/12 スコープドッグも展示。
かなり気になる出色の出来となっている。
第64回静岡ホビーショー
会場展示新製品#グッドスマイルカンパニー
1/12 スコープドッグ#WAVE
1/12 キリコ・キュービー pic.twitter.com/O8MuL9aE7M— HOBBY SHOP でじたみん (@digitamin) May 13, 2026
ウェーブSHS2026の見どころまとめ — 今年の展示は「当たり年」だ
今回のウェーブブースを振り返ると、ボトムズ、マクロス、フルメタルという3ラインが同時進行していることが改めて確認できた。2026年後半に向けて、スタンディングタートル(8月)→ デストロイドファランクス(10月)→ スコープドッグターボカスタムDX(11月)と着実にラインナップが揃っていく。
| 製品名 | 価格 | 発売予定 |
|---|---|---|
| スタンディングタートル[ST版] 1/35 | ¥5,280(税込) | 2026年8月下旬 |
| デストロイドファランクス 1/100 | ¥5,280(税込) | 2026年10月下旬 |
| スコープドッグ ターボカスタム[DX] 1/24 | ¥14,080(初回限定) | 2026年11月 |
| キリコ・キュービィー PLAMATEA | 未定 | 未定 |
| VF-1Jバルキリー(マルチプレックス仕様) | 未定 | 未定 |
| ARX-8 レーバテイン(ウェーブ×橘猫工業) | 未定 | 未定 |
今年のウェーブは「ボトムズ、マクロス、フルメタ」の三正面作戦で攻めてきた。スタンディングタートルST版の8月発売、デストロイドファランクスの10月、スコープドッグDXの11月と、2026年後半は財布を覚悟する時期が続く。特にスコープドッグDXは5月20日までの初回限定価格¥14,080を逃すと損になる可能性があるため、予約は早めが吉だ。
キリコが、タートルが、バルキリーが——同時に棚に並ぶ未来がもうすぐそこにある。
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スニッカー北村











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